中古×戸建て マイホームブログ

教育資金や老後資金を残しつつマイホーム生活を夢見る30代会社員やんともが、千葉県内に中古戸建てを購入し、リフォームしたりDIYしたりで堅実にマイホームを手に入れるまでの話です。

家から小学校までの距離 自分の子供の頃に置き替えてみる【マイホーム探し】

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こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。


今回は立地に関する条件の1つである「小学校までの距離」についてです。
うちにも4歳の息子がおりますので、来る日のために小学校はなるべく近い方がよいと考えていました。

 

ではどのくらいの距離なら近いと言えるのか、どのくらいの距離であれば子供は無理なく通学できるのか、私なりに考察してみました。

ポイントとしては以下です。

◆一般的な目安は1km以内。
◆自分の子供の頃に置き換えて距離の感覚を考える。

 

1.一般的な通学距離の目安

子供を持つ親御さんにとって、家の場所を決める上で学校まで無理なく通えるかと言うことは大事な要素です。

特に小学校については、入学時は6歳とまだまだ幼く、長距離を歩けるかという肉体的な心配もありますし、子供だけで長い道を歩かせることに防犯上の心配もあります。
(逆に、体を鍛えるために長距離歩かせたいという考えもありますが。)


不動産サイトの物件情報にも「○○小学校まで△△m」のように記載されていることもありますが、大人ほど体力のない子供にとってその距離が近いのか遠いのか判断が難しいものです。

 

国が定める規定では「小学校までの適正な通学距離は4km(中学校は6km)」とされています。
 ※義務教育諸学校等の施設費の国庫負担等に関する法律施行令

 

必ずしも徒歩を前提とした距離ではないようですが、正直な感想としては「そんなに遠くていいの!?( ̄□ ̄;)」と言いたくなります。

日本にはいろんな地域がありますので、4kmが遠いと感じる地域もあれば、それぐらいあたりまえと感じる地域もあると思います。
また、それぐらいの頻度でないと学校を配置できない地域もあります。

平坦な道で4kmなのか、高低差のある道で4kmなのかでも変わってきます。

それら全ての地域の事情を考慮して4kmという数字が算出されていると思われますので、それが適正と言われるのであれば適正なのでしょう。
それでも、4kmという距離は大人でも十分遠い距離だと思います。

 

国の規定以外でネット上で検索してみると、それなりに住宅が密集した地域においては「1km程度が現実的な通学距離」という記事が多くみられます。
しかし、私が家探しをしていても(いちおう首都圏)小学校まで1kmを超える物件はたくさんありましたし、逆に1kmが子供にとって絶対的に近い距離とも言えません。

そこで、私は次章のやり方で小学校までの距離について考えるようにしました。


ちなみに、立地の条件として「○○中学校まで△△m」という記載もよく目にしますが、私個人的には中学校までの距離はあまり気にしませんでした。

理由としては、中学生にもなれば体力も知力も向上しているので、自力で遠くまで歩くこともできますし、知恵を使って楽して安全に通学できる方法を考えてくれることも期待しているからです( ^ω^)b

 

私の家も小学校までは600mですが、中学校までは1.9kmあります!

 

2.子供が無理なく歩ける距離の考え方

単純に「1km」と言われても大人にとっての距離感と子供にとっての距離感は異なります。

そこで私はGoogleマップでの自分の実家の周辺を検索し自分の母校(小学校)もしくは実家から適当な目標地点(どこかの店や友達の家など)までの距離を測り自分の子供頃に置き換えてどの程度なら近いと思えるかを考えました

 

実際に調べてみて、

・遠いと思っていた友達の家は実は800mしか離れていないのか( ̄∀ ̄)
・よく遊びに行った友達の家は2.7kmも離れていたのか( ̄□ ̄;)!!

と言った感覚を持つことができ、何kmであればどのぐらい大変かと言う自分なりの指標ができてきます。


私の小学校で最も遠い友達の家は学校から3kmほど離れていました。
やはり田舎なんだなと思います笑

 

ちなみに私の実家は小学校まで200mでした。
当時は何も気にしなかったのですが、親は頑張っていいとこに建ててくれたんだなと思います。

子供の足でも5分かからない道ですが、当時は友達と道草を食いながら30分かけて帰っていた記憶があります笑

 

子供の距離感を掴むために皆さんもGoogleマップで実家の近くを調べてみてください。
きっと懐かしい気持ちになり、ストリートビューなんかも閲覧し始めると思います(*´ω`*)

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

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是非読んでみてください(^^)

 

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新築注文住宅への思い【住宅論】


こんにちは、やんともです。

 

私はマイホームとして中古戸建てを購入しました
そして中古戸建てブログを書き、中古戸建てを勧めています

そんな私ですが新築の注文住宅に全く興味がなかった訳ではありません
お金に余裕があれば当然建ててみたかったと思います。

 

元々は“建てる”と考えていた

長崎県の私の実家は、私が小学校に上がる1年ほど前に家を建てました。
それを見ていたためか、私もつい最近まで「マイホームと言えば当然建てるもの!」と思っていました。

それ以上に妻はデザインや間取りにこだわりがあり、注文住宅で自分好みの家を建てたいと言っていました。
私が中古物件を探す横で土地を探していたこともありました(^^;

 

マイホーム生活を始める1年ほど前の2020年夏頃、まだ中古という頭が無かった私たちはハウスメーカー「Rプラスハウス」の家づくりセミナーに参加していました
このメーカーは妻が憧れるハウスメーカーです。

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  R+house HPより

セミナーは同社のモデルハウスで行われ、住居に関する基本知識を勉強させてもらった他、最新の家を見学させてもらいました。

 

同社の家はリビングに吹き抜けが使われることが多く、私は「こんなんエアコンの電気代どうすんねん(ーー゛)」と思っていましたが、なんと断熱性が高いために全館空調にしてそれでも従来の家より電気代が安いそうです!!
しかも気流も計算されていて2階建ての通常の戸建てでエアコン1台~2台で全室の空調が賄えるとか!

すごいですね。
全館空調で家中どこにいても涼しい・暖かいとか憧れます(≧▽≦)

 

同社には完成見学会にも招待頂き、実際にお客さんが建てたばかりの家を見学させてもらいました。

玄関の横に広いウォークインクローゼットがあったり、リビングに小上がりの畳スペースがあったり、素直に「快適そうだ」と思いました。

 

“中古”という選択肢ができた

選択肢が中古に絞られたのはそれから数ヶ月経った2020年秋頃です。

コロナウイルス蔓延によって増えた余暇を利用して資産運用の勉強をしていましたφ(・ω・`)
その中で家を買うなら中古がよいということを知りました

最初にも述べた通り元々「家は建てるもの」と認識しており、中古住宅を買うってちょっと特殊だと思っていました。

それに長年使うものであれば新品を買って長持ちさせた方がよいと思っていました。

しかし、家はちゃんと建ててちゃんと維持管理すれば100年近く持つことを知り、更に中古のコスパの良さやリフォームで綺麗にできることを知り、貧乏家族として中古に舵を切ることとしました。

やはり大変だったのが妻の説得です(^^;)
なかなか新築を諦めず中古物件を探しても紹介しても新築と比較して劣っているポイントを挙げられていました(^^;)
最終的に納得したのかわかりませんが今の家に落ち着きました。

 

中古はおススメ、でも新築には叶わない

過去の記事にも書いておりますが、中古住宅はお勧めです

 

コスパがよいし、完成物も見て契約できるし、テクニック次第でデメリットをカバーすることができます( `・ω・´) b

 

でもココはやはり新築には叶わないというポイントが2つあります。

①自分の好きな間取り・デザインにできる
②住宅性能が高い

 

①は注文住宅なら当然自由な設計ができますが、中古はある物を買うしかありません。
中古でもリノベーションを行うことでかなり大掛かりな改造ができ、費用も新築よりは安いですがやはり注文住宅の自由度にはかないません。

自分だけの設計にしたいというこだわりが強い人はやはり建てるべきかと思います。

 

②は断熱性能などは最新の技術はすごいです。
上のRプラスハウスの話でも触れましたが、高断熱住宅ならエアコンの効率がよく光熱費に大きな差が出ると思います。

もちろん築年数の浅い中古ならその恩恵を受けられる可能性はあります。
中古でも壁に断熱材を埋め込んで断熱工事もできますが、高額になってあまり中古意味がなくなりますし、後付け工事ですのでどうしても熱ロスが出やすいようです。

 

この2つにこだわりがある場合は新築注文住宅がおススメとなるかもしれません。
逆にこの2つにこだわりがなければ中古でもよいのではないかと思います。

 

 

“建てる”を夢見て

でもやはり注文住宅は憧れです。
もし宝くじが当たったらこんな家を建てたいと妄想することもあります。(宝くじ買ってませんが(^^;)

皆さんの家づくりブログを見ると、間取りを決めたり設備を選んだり、時には何かに悩んだりやはり楽しそうだなと思います(*´ω`*)
ワクワクしながら素敵な家の完成を待つんだろうなと思います。

 

セミナーに参加したRプラスハウスからは以前住んでいたマンションに月1回ぐらいDMが送られてきていました。
でも中古戸建てを購入し新居での生活が始まり、いよいよハウスメーカーにお世話になることもなくなり、以前の住所に郵便物が送られても困るので電話して送付を止めるようにお願いしました。

「すいません、家が決まってしまいまして・・・」と伝えると、電話口の女性の方からまず「おめでとうございます^^」と言って頂き、「差し支えなければどちらに決められたか教えて頂けませんか?」と聞かれたので「中古にしました。」と答えるとちょっと拍子抜けされたような気がしました。

 

Rプラスハウスさん、夢を見させて頂きありがとうございました(^^)
嫁がまだ諦めてませんと言っていました笑

 

決して未練がある訳ではありませんが、“建てる”という選択肢があったころの思い出を書かせて頂きました。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

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3件目の新築物件見学 駅9分・コンビニ3分・車が通れない【マイホーム探し】

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こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。


今回は物件見学の中で新築3件目の物件(中古含め4件目)についてお話しします。

 

これまでの物件見学については以下記事をご覧ください。

<初めての物件見学 でも中古ではなく新築です>

<初めての中古物件見学 築11年・オール電化・買い物が遠い>

 


内容は以下のとおりです。

1.見学の経緯、流れ
2.物件のチェックポイント
 ■周辺の雰囲気
 ■接道(アクセス道)の狭さ
 ■日当たり
 ■道路に面した小庭
 ■ハウスメーカー
3.見学した物件のその後

 

1.見学の経緯、流れ

家探しを始めて最初の物件見学は2件続けて新築で、その後中古を1件見学しました。(この3件は同じ週末の土曜・日曜の2日間で回りました。)
私は中古が本命だったので中古をどんどん見学したかったのですが、私の希望エリアは中古物件が少なかったため、最初の3件から3週間ほど時間を空けて新築建売りをもう1件見学することとしました。

 

新築のためやはり割高で予算を350万円ほどオーバーしており、購入する可能性は低いかと思っていましたが、ネット上のスペックは好条件が揃っていてどうしても気になりました。

 

まず駅からの徒歩分数は9分で、そこまで近く思われないかもしれませんがエリアの相場と私の予算からすれば妥当な距離です。
むしろ駅前の騒々しさからちょうど閑静な住宅街に移る場所ですので、ちょうどいい場所とも言えます。

コンビニも3分スーパーも10分とこちらも好条件です。

土地面積・建物面積も私がちょうど狙っているレベルです。

 

もう1つこの物件の優れた点は希望しているエリアの最寄り駅とは別の路線の駅に徒歩圏内という点です。
徒歩圏内と言っても20分で徒歩ギリギリの範囲ですが、例えば子供が高校生になりそちらの路線沿いの高校に通学することになった場合などに重宝するのではないかと考えていました。

その他、スーパー銭湯が徒歩圏内にあったり、細かいところで目を引くポイントがありました(*´ω`*)

 

しかし1つ大きな弱点があり、それは小学校まで1.3kmと少々遠い点です( ̄□ ̄;)!!
もちろん子供でも歩けない距離とは思いませんが、親にとって都合のよい家を選んだ結果そのしわ寄せが子供に行くというのはなかなか気が進みませんでした・・・

 

この物件は同じ分譲地で2戸が売り出されており、片方は150万円ほど高かったですが若干建屋面積が広い程度でしたので、もし買うのであれば安い方でよいなと思っていました。

 

通常通り不動産サイトから問い合わせを行いましたが仲介会社からなかなか連絡が来ず、しばらくしてもう1度問い合わせをしてようやく連絡をもらいました。
あまり真面目に売る気がない物件なのだなと思いましたし、見学の際の営業マンの態度もなんとなくそんな感じでした( ̄ー ̄)

 

見学といってもこの物件も未完成物件であり、棟上げされた建設中の現場を見て細かい説明を受けただけでした。

一番最初に見学を行った新築未完成物件では、同じハウスメーカーの他物件に案内され建物のイメージを見せてもらえたのですが、こちらの物件は近くに同じメーカーの物件があるものの既に契約済ということで見学はできず、「場所は教えるので、自分で行って外観だけなら見ていいですよ。」という紹介だけ受けました。

 

2.物件のチェックポイント

周辺の雰囲気

周辺は雰囲気がよく、暗い感じもなく古い家と新しい家が混在した住宅地といった感じです。
小さい子供がいる家庭も多いようで、見学時も近所の女の子とおじいちゃんが道路で遊んでいて、私が説明を受けている間にうちの子供も一緒に遊ばせてもらっていました(*´ω`*)

 

接道(アクセス道)の狭さ

接道の狭さについては他物件の見学の回でもお話ししておりますが、この物件もやはり接道が狭い物件でした。

正確に言うと、接道が狭いというよりは1つ外の道から接道に入る角のことろが非常に狭く3回切り返してなんとか曲がれる道でした。
家探しで細い道を通ることは多くありましたが、ここまで冷や汗を搔いたことはありませんでした(_ _;;)

正直もうこの場所に来たくないとまで思いましたし、私以外でも中型以上の車を持っている人にとってはかなりのイメージダウンではないかと思います。

 

日当たり

日当たりに関しては、家の向きが南西向きのため全く日が当たらないことはないにしろ、実際どの程度の日光が入るかは不明でした。

家の南西側は駐車スペースと小庭を挟んで接道がありましたので、日光を遮るものはないのですが、隣家(南東側)との間隔は最低限(1.5mぐらい)しかありません。

現物で日当たりを確認したいところですが未完成物件のため確認はできず、やはりこのままでの契約は恐いなと感じました。

 

道路に面した小庭

この家には小庭がありましたが、建物の裏側ではなく道路と建物の間、駐車場横の小スペース言った感じです。

夏場にビニールプールなどを出して子供を遊ばせるのに道路から丸見えってどうなんだろうと思いましたが、住宅街の狭い道路でしたし、袋小路でこの道路に接した家の人たちしか通らない道でしたので、この点は気にしなくてよいかと思いました。

 

ハウスメーカー

この物件のハウスメーカーは、ローコストメーカー大手のIグループのうちの1社でした。

ローコストメーカーのため少々不安なところもありネットでこのメーカーの評判を調べてみたのですが、悪評の口コミがあったとかでなく口コミそのものがあまりなかったことで余計不安になりました(^^;)

営業マンに「このメーカーでどうなんですかね?」と聞いてみたところ、「このメーカーは全然問題ないですね。確かに、Iグループの中には評判の良くないメーカーもありますが、このメーカーは特に悪い話は聞かないです。」との回答でした。
まあ、家を売る立場としては評判が良くても悪くてもそう言うわな、ってことであまりこのやりとりに意味はないなと自問自答しました。

 

3.見学した物件のその後

この物件は同じ分譲地に2戸売り出されておりましたが、そのうち150万円ほど高い方の物件は建物が完成する前に売れてしまっていました。
一方安い方は家が完成するまでは残っていて、完成して1ヶ月以内ぐらいには売れたと思います。

一方がすぐに売れなかったことに対する私の考察としては、接道の狭さ(接道に入る角の狭さ)が大きくマイナスしているのではないかと思います。
逆にそれ以外のチェックポイントについては、買い手がつかないほどのデメリットではないと感じておりました。

それにしても、高い方の物件が早めに売れてしまったことはちょっと意外でしたね。

 

今回3件目の新築見学について書きましたが、新築物件についてはこれが最後の見学でした。
一応、ネットでの検索はその後も続けており気になる新築物件はありましたが、見学に至る前にマイホームの購入が決まりました。

よってこの物件以降は中古物件探しに注力してくこととなります。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

初めての物件見学 でも中古ではなく新築です【マイホーム探し】 - 中古×戸建て マイホームブログ

はじめての中古物件見学 築11年・オール電化・買い物が遠い【マイホーム探し】 - 中古×戸建て マイホームブログ

3件目の新築物件見学 駅9分・コンビニ3分・車が通れない【マイホーム探し】 - 中古×戸建て マイホームブログ

エリアを広げて初の物件見学(2件)築2年と築20年【マイホーム探し】 - 中古×戸建て マイホームブログ

購入した物件:マイホームの見学【マイホーム探し】 - 中古×戸建て マイホームブログ

 

 

中古戸建てをメインに『家探し』の記事を書いています。
是非読んでみてください(^^)

 

 

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中古物件にはリフォームがおススメ ~リフォームには2つのタイプがある?~【リフォーム】


こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。

 

私はマイホームについては中古戸建てをお勧めしており、その際併せてリフォームを行うこともお勧めしています。

今回の記事ではリフォームを勧める理由と、私たち夫婦がリフォームを検討した初期の頃の“認識違い”についてお話しします。

 

1.中古+リフォームをセットでお勧めする理由
2.リフォームには2つの種類がある?
3.最後に

 

 

1.中古+リフォームをセットでお勧めする理由

中古住宅購入の際にリフォームをお勧めする理由を端的に言うと「中古のデメリットを薄め、メリットだけを残すため」です。

 

そもそも中古のメリット(中古をお勧めする理由)は、

コスパがいい
・契約する前に実物を確認できる

などがあります。

 

一方で中古のデメリット(心配事)として、

・耐震は大丈夫か
・劣化や瑕疵があるのではないか
・ボロかったり汚かったして気持ちよく住めないのではないか

ということもあります。

しかしこれらの心配事はリフォームすることで大部分が解決します

 

耐震補強については建てられた時期や施工方法によって必要なケースと不要なケースがありますが、必要な場合も100万~150万円程度で実施できます。

その他の品質的な瑕疵や不具合(外壁塗装の劣化、雨漏り等)についても補修できるケースがほとんどです。

見た目や気持ちに関わる古っぽさや汚さについても、外装・内装のリフォームで大幅に印象を変えることができます。
「最近建てられた家かな?」と思えるレベルにまでできます。

 

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  夢工房 HP より 

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  free's Life HP より

 

全て込みの金額として、築年数に応じて以下の金額が目安と言われております。

築10年・・・100~200万円
築20年・・・300~400万円
築30年・・・500万円~

中古戸建てYouTuberくらおさん曰く、築10年:100万円、築20年:300万円、築30年:500万円とのことですが、リフォームが不慣れな人は+100万円見ておいた方が無難かと思います。

 

「中古が安いと言っても結局リフォーム費用が掛かるじゃないか!」と言いたくなりますが、上記のリフォーム金額より家本体の値下がり代の方がはるかに大きいです。

例えば新築時に建物代が1500万円だった家は、築20年を超える頃には建物代と同じ1500万円に近い額が値下がりしていますので、リフォーム代が掛かってもトータルは安くなります。

 

2.リフォームには2つの種類がある?

私たち夫婦のエピソードです。
中古戸建てを探し始めたころ、私と嫁はリフォームの予算について話していました。

上で述べた通り私としては「古めの家でも500~600万円あれば大丈夫」という認識でしたが、嫁は「最低1500万円ぐらいは必要」と主張しており、2人の間で大きな乖離がありました。

「そんな金額じゃなにもできないでしょう!」という嫁に対して、「どこをどうしたらそんな額になるんだ!」という私。

お互いがお互いの言っていることを全く理解できませんでしたが、家探しを進めるうちにリフォームに対する根本的な認識の違いに気づくことになります。

 

(1)私(夫)のリフォームの認識:必要な箇所だけを補修する

私が認識していたリフォームは、元の家を活かしつつ、安全・快適に生活する上で必要な箇所だけを補修・手直しするという内容でした。

  • 室内の壁が汚ければクロスを貼り替える
  • 外壁が劣化・汚れていれば塗り直しを行う
  • 浴室が古ければユニットバスを取り替える
  • 耐震性が低ければ耐震補強する
  • 雨漏りしていれば補修する
  • 間取りの使い勝手が悪ければ間取り変更行う

など

 

このようなやり方であれば上でも述べたリフォーム費用

築10年・・・100~200万円
築20年・・・300~400万円
築30年・・・500万円~

で収まります。

 

 

元の家の良い部分を活かしつつ悪い部分も解消しトータルを安くします。


(2)嫁のリフォームの認識:注文住宅のように造り替える

嫁が認識していたリフォームは、元の家をごっそり改造し、自分好みの全く違う家に変えてしまうということです。
リフォームと言うよりリノベーションです。

嫁は元々、注文住宅でオリジナルの家を造りたいという考えでした。
なので、リノベーションで注文住宅に近い感覚を味わおうとしていたのです。

  • 間取りや設備を今風に変える
  • 外壁の色を変えたりサイディングを貼ったりする
  • 床や壁の材質・色調を変える
  • 背面式キッチンを対面式やアイランド式に変える

など

このようなやり方であれば、新築より安く自分好みの家を手に入れることができます。

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  リノベ不動産 HP より

 

 

上記(1)(2)のようにリフォームには異なる2つの種類があります。
リフォームとリノベーションと区別するのが正しいです。
※と言っても明確な境界線がある訳ではありません。

私たち夫婦はこの2つでお互い異なる認識をしており、最初の頃は話が噛み合っていなかったのです( ̄□ ̄;)


どちらの中古+リフォームもコスパは良いと思います。
ただし戦略を間違えると、下手したら新築より高くなってしまう可能性もあります。

 

(1)の場合は安い物件を買いつつ、家の状態もなるべく良い物件を選んだ方がよいです。
「程度のよい中古」といった感じです。

一方(2)の方は、あまり家の状態は気にせずとにかく安い物件を選ぶ方が上手いやり方です。
言い方は悪いですが「ボロ家」と呼ぶような物件を買って別物に生まれ変わらせることもあるようです。

 

うちの場合は、程度のよい物件を買いつつ、嫁はそこにリノベーションをしようとしていました(×_×)

 

3.最後に

今回は中古物件にはリフォームがおススメという話と、リフォームには2つのタイプがあるという話を書かせて頂きました。

2つのタイプはどちらを選んでもよいと思いますが、あらかじめ方針を決めてそれに応じた物件探しをしないと失敗する可能性があります。

※選択肢が明確に2つに分かれている訳ではなく、その中間のやり方もあると思います。

ちなみにうちの場合は(1)の程度のよい中古物件を購入して必要な箇所だけリフォームする方を選びました。
嫁は、、、しばらく納得しませんでした(^^;

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

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我が家のプール付きバルコニー【マイホーム生活】

 

こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。

 

季節外れになってしまいましたが、マイホーム自慢のプール付きバルコニーを紹介します( `・ω・´) b

 

 

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・・・・・

 

 

 

そんなものうちあるはずがなく、ただの狭いバルコニーがビニールプールと室外機と物干し竿で埋め尽くされております(^^;
洗濯物が干せません・・・

 

でも物件見学でこのバルコニーを見た時から絶対やりたいと決めていました。

私はこれまでの住んだ家で細長いバルコニー(ベランダ)しか見たことがなかかったため、奥行きのあるバルコニー(2.0m×2.7m)を見た時はテンションが上がりました(≧▽≦)

yantomo2blog.hatenablog.com

 

ビニールプールは引越してすぐECで購入しました。
基本的にはサイズを見て探しただけですが、バルコニーの床がコンクリートのため底面にも空気が入るものにしました。

 

 


1階の小庭でもできるのですが、芝が枯れて土がむき出しで水を流すとぬかるんでしまうので、人工芝を敷くまでは2階バルコニーでやっています。

長男にせがまれると、テレワークをサボって空気を入れます。

 

意外と難しい空気入れ選び

まずはノズルのサイズですが、購入したビニールプールは空気封入口が大口のためそれにあったノズルが必要です。

引っ越し直後に購入した自転車の空気入れは中口までしかノズルが付いていないかったため、別途ホームセンターに探しに行きます。

 

動力についてですが、

  • バッテリー充電式はすぐバッテリーがへばるので×
  • 電池式は電池さえ変えれば使えるし外出先でも使えるのですが、パワーが小さいイメージで△
  • コンセントから電源を取るタイプは電源が取れる場所でないと使えませんが、パワーは強めで〇
  • コンセントとバッテリーor電池のハイブリッドなら◎
  • 手動式はしんどいですが、確実に空気が入れられるので〇

 

結局大口ノズルが付いたものがバッテリー充電式か手動式しか売ってなかったので手動式にしました。

タンクが大きくかつダブルアクションタイプで押す時も引く時も空気が入るので、短時間で膨らませることができます。

嫁と長男に頼まれればギリギリ頑張れるぐらいです。

 

しかし付属の大口ノズルがイマイチで、テーパー状になっていないので封入口にキュッとはまらずスポスポ抜けてしまいます(ーー゛)

対策として指サックを買ってきて筒状の部分だけ切り取ってノズルにはめて封入口からの抜け防止に使いました笑
だいぶ無理やりですが、プール側の封入口の逆止弁が優秀なため使えています。

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水源の確保

2階のバルコニーでプールのスペースは確保できたのですが、2階には水道がありません。
トイレの手洗い場はありますが、ホースが付けられる蛇口ではありません。
1階から引くのも大変です。

そこで水洗トイレ用の水道から引くことにしました笑

タンクに繋がるフレキパイプの手前から分岐させて、蛇口を付けてホースのコネクタをつけます。

 

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ホームセンターに売っているコネクタと蛇口を無理やり繋げたのでだいぶ不格好です・・・
最初はコネクタから水が漏れてましたが、シーリングテープ買ってきてを多めに巻いてなんとか漏れなくなりました。

トイレの床に漏れると排水ができないため、ヒヤヒヤしながら使っています( ̄□ ̄;)!!

 

ところでプールの水ってすぐ汚くなっちゃうんですね。
1日半ぐらい置いていただけで底がヌルヌルしてきます。

 

プールに穴が空く→塞ぐ

プールを使い始めて3回目ぐらいで早速穴を空けてしまいました・・・

空気入れのホースの先に交換用のノズルがぶら下がっているのですが、そのうち極細のものが刺さってしまいました(´;ω;)

今後もやってしまいそうなのでノズルはホースから切り離して保管することにしました。

ところでこの極細ノズルはどこで使うのか(・_・?)
ボールの空気入れにしては太いし、浮き輪用にしては細いし・・・

 

空いた穴は小さいので補修して引き続き使えそうです。
テント用の補修剤で穴を塞いだあと、補修テープも貼りました。

 

 

 

ホントは補修剤or補修テープのどちらか片方でよいのですが、ビビりなので両方使いました(^^;
これで完全復活です!

 

排水

結構大変なのが遊んだあとのプールの水の排水です。

バルコニーには排水口があるし室内に入る窓も敷居が高いので直接排水してもよいのですが、プールをひっくり返して排水しようとするとプールがくの字に曲がって上手く返りません。

プール自体に排水口が付いているのですが、水の重みで排水路が塞がれて全然排水されません(^^;

そこで、ちょうど余っていた固めのホースを排水口の先につけてプールの下敷きにならないところまで排水路を逃がしてあげました。

これで排水されるようになりました。

 

ナイトプール

そういえばバルコニーには備え付けのライトがあるので、ナイトプールができます!
長男もいつどこで覚えたかナイトプールをやりたいと口にします。

 

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うーん・・・

遊べないこともなさそうですが味気ないというか闇の中のプールというか笑

来年の夏には水に浮かせるLEDライトとかを買ってきてやってみたいです。
でもナイトプールじゃなくてトワイライトプールぐらいでやめときます。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

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住宅診断(ホームインスペクション) 家の不具合探しはプロに任せる【マイホーム探し】

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こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。


今回は家の不具合・瑕疵を見つけてくれるプロの住宅診断(ホームインスペクション)についてお話しします。
こちらも前回の近隣住民調査と並んで中古物件探しにおいては非常に重要です。

 

ポイントとしては「建物の瑕疵は自分で探さずに住宅診断士に探してもらう」です。

 

ただし事前のお断りとして、私自身も購入前には住宅診断をやるつもりでしたが、結局最後までやることはありませんでした。理由は後述します。

 

内容は以下です。

1.住宅診断の重要性
2.住宅診断のやり方
 ■基本的な流れ
 ■診断を行うタイミング
 ■診断の内容
 ■金額
 ■リフォーム業者による住宅診断
3.最後に

 

 

1.住宅診断の重要性

家探しにおいて新築ではなく中古を選ぶ際に最も気になることの1つとして、「中古の家って本当に大丈夫なの(・_・?)古くなって劣化してないの?倒壊しないの?不具合は起きないの?」という点があると思います。

確かに中古の場合、新築と違って経年による劣化があったり元の住人の使い方・メンテナンスの仕方により建物の状態が悪くなっている可能性はあります。

新築も不具合がない訳ではないですが、新築の場合は10年保証が義務付けられているのに対し、中古の瑕疵担保期間は3ヶ月のみです。

よって、建物に瑕疵があればその物件の購入は避けるか、補修費用を見越した上で購入する必要があります。

しかしこれも見学時に自分で見つけようとするとかなり難しいです( ̄□ ̄;)!!

例えば、傾きがないか調べるのにビー玉を持参して床に置いてみる人もいるらしいのですが、仮にビー玉が転がったとして、それがどの程度致命的でどの部分をどのように補修すればよいか、補修にいくらかかるかまでは分かりません〇ΞΞ

なので、自力での瑕疵探しは売主さんに口頭で質問してみる程度でやめておいた方が無難です。


代わりに瑕疵を見つけてくれるのがプロの住宅診断(ホームインスペクション)です!

一級・二級建築士が在籍する住宅診断専門業者が、実際の建物を見たり床下に潜ったりして家の瑕疵を見つけます。
併せて、耐震補強の必要有無や、間取り変更のためにどの程度の補強が必要かなども教えてくれます。

住宅診断は普通に払えないほど高い費用でもありませんが、決して安い額でもありませんので、全ての物件に対して実施しようとするとちょっとしんどいです(ーー )
なので、見学などを通して自分の条件に合う物件を絞って、購入したいけど建物の状態が気になるという物件に対してのみ実施すればよいかと思います。

 

ちなみにこの住宅診断は、中古や戸建てだけ行うものではなく、新築物件でも診断することもあるそうですし、マンションに対してもできるそうです。

 

2.住宅診断のやり方

基本的な流れ

基本的なやり方としては、住宅診断会社を探して依頼を出し、仲介営業マンを介して売主さんの日程を調整してもらい、当日診断士といっしょに家を訪問して診断を行ってもらうだけです。

住宅診断会社はGoogleで「○○市 住宅診断」などと検索すれば、複数社見つかるのではないかと思います。

先に家の図面を送って、事前打合せをする業者もあるようです。

 

診断を行うタイミング

住宅診断を実施するタイミングとしてはいくつかのパターンがあります。

①物件見学の際に同席してもらう
②物件見学~契約(申し込み)の間で別途日程を決めて行う(基本はコレ)
③契約後~リフォーム前に行う

 

①物件見学の際に同席してもらう

このパターンだと見学と住宅診断を一度にできるので物件を訪問する手間は一度で済みます。
しかし、一度物件を見学してみないと本当に購入したい物件かわからず、見学してみた結果全く買う気にならなければ診断費用が無駄になりますのであまりお勧めはできません。

 

②物件見学以降~契約(申し込み)前に別途日程を決めて診断を行う

基本的にはこのタイミングで診断を行うのがよいです。
見学の際は自身と営業マンのみで訪問し、その後住宅診断士に依頼して売主さんと再度日程調整を行い、改めて診断士と共に物件を訪問します。

診断結果を以って買うか買わないか、もしくはいくらなら買うかを決めればよい訳です。

このパターンのデメリットは「買いたい」と思ってから診断結果見て本当に購入を決断するまでに時間を要することです。
優良物件であればこの間に他の買い手に物件を取られてしまう可能性もあります。

 

③契約後~リフォーム前に診断を行う。

このパターンは住宅診断の結果を購入の判断に用いるのではなく、「購入することは決めているが住む上で家の状態は把握しておきたい」という場合や、「リフォームでどこまでやればよいかを判断する」という場合に使います。

もちろん、診断の結果重大な瑕疵が見つかった場合に購入のキャンセルができない(違約金がかかる)ので、できれば②のパターンで実施した方がよいです。

ただし、優良物件で複数の買い手が狙っている場合、診断結果を待っていると先に契約されてしまう可能性がありますので、このパターンで購入を進めることもあります。
ここは自身で判断することになります。

 

診断の内容

診断の内容については、事前に診断士と打合せすることになるかと思いますが、致命的(補修にお金がかかる)と言われているポイントは4つです。

 ・建屋の傾き
 ・シロアリ
 ・雨漏り
 ・外壁塗装

最低この4つは見ておきたいところですが、どこを見るかによって金額が変わってくる業者もあります。

 

金額

金額はおおよそ5万~15万円です。
私が家探しをしていた千葉県では、上記4つのチェックポイントを見る場合10万円前後が多かったです。

 

リフォーム業者による住宅診断

購入後にリフォームを行う場合、リフォーム業者が見積りのために建物を調査します。
その際に瑕疵がないかも併せて見てもらうという方法もあります。
私が最終的に住宅診断をやらなかった理由の1つはこの方法で済ませようと思ったからです。

ただし、注意点としては、

  • 建物のプロではあるが住宅診断のプロではない。
  • リフォームの見積り自体は無料であり、かつそのリフォーム業者に発注するかもわからない中で、真面目に診断をやってくれるかは分からない。
  • リフォーム業者はあくまでリフォームを発注してもらって売り上げになるのでそのために都合のよいことを言われる可能性がある。
    家を購入してもらわないとリフォームも発注してもらえないので、家の購入を控えるような瑕疵は隠す可能性がある。
    逆に家を購入した後であれば、多くの工事を発注してもらうために大したことのない欠陥も大袈裟に悪く伝える可能性がある。

というデメリットがあるので、あくまで専門の住宅診断士に頼むのがベストです。

 

3.最後に

冒頭でも書きましたが、私は家を購入する上で最後まで住宅診断をやりませんでした(^^;
前回の近隣住民調査に引き続き、散々重要性を謳っておきながら自分はやっていないという矛盾です・・・

やらなかった理由としては、

  • 不動産仲介会社が独自の保証制度(2年保証)を持っており、その制度を適用するために仲介会社が建物の事前調査を行っていた。
  • リフォーム業者に最低限は見てもらった。
  • 他の買い手に先を越されるのではないかとの不安があり、覚悟の上で契約を急いだ。
  • ハウスメーカーがある程度信頼できるメーカーであり、かつ物件の使用感やメンテナンス状態もよく、大きな瑕疵が存在する可能性は低いと考えた。

どれも考え方としては甘いなと思いますが、特に3つ目の理由で住宅診断をスキップしました。

ただ、タイミングさえ問題なければ本当に住宅診断をやる予定はありました。
本当に買いたい物件であれば10万円程度は必要経費だと考えていました。

 

本件もやはり、今後住んでいて欠陥が見つかることがあれば住宅診断をやっておけばよかったと後悔することになると思います(´;ω;)

また、住宅診断の実体験をブログで語ることができなかったことも残念な点です。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

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近隣住民調査 家探しで最も重要なチェックポイント【マイホーム探し】

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こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。


物件の購入を検討する上で特に大事な「近隣住民調査」についてお話します。


内容は以下の通りです。

1.近隣住民調査の重要性
2.近隣住民調査のやり方
 ■売主さんに質問する
 ■近隣を歩いてみる(特に夜)
 ■近隣を歩いている人に質問する
3.最後に

 

1.近隣住民調査の重要性

私が家探しについて勉強している時「近隣住民については良く調べた方がよい」という言葉をよく聞きました。
家を購入した後に、建物に不具合があったり気に入らないところがあった場合は、お金さえ積めば解決できます。

一方で立地や周辺環境については、問題があった場合にお金では解決できず、我慢して住むか最悪の場合はそれが理由で住み替えすることになります
なので、建物以上に立地・周辺環境に気を付けておいた方がよいとのことです。

その中でも、「○○まで何分」という条件や、近くにどのような施設があるかなどはネットである程度調べられますし、プラス自分で歩いてみれば十分よくわかります。

しかし、近隣住民の問題については簡単に見抜くことはできません。
それでいて実際にその問題に直面すると、精神的にはかなり辛いです(ノД\lll)

私の記事は戸建てを前提に書いていますが、これはマンションの場合は尚更ですね。

よって、近隣住民調査は非常に大事と言えます。

 

2.近隣住民調査のやり方

ではどうやって近隣住民のことを調べるか、それには3つの方法があります。

 【近隣住民調査のやり方】

■売主さんに質問する
■近隣を歩いてみる(特に夜)
■近隣を歩いている人に質問する

 

売主さんに質問する

まずは、見学に行った際に売主さんに直接聞いてみることです。
「見学に行って最も大事なことはこの質問をすること」と言っている人もいます。


聞き方の例は以下です。

①今回家を売却される理由は何ですか?
②隣・正面の家はどのような方が住まれていますか?
③この地域はどのような方が多いですか?ご家族で住まわれている方が多いですか?
④この近所でご近所トラブルなどは聞いたことないですか?
⑤この近所で変わった方や、気難しい方が住まれてたりしないですか?
⑥町内会はどのようになってますか?

 

①は売主さんの売却目的が近隣トラブルだった場合、それを聞き出すことができるかもしれません。
②は近隣住民の家族構成や年齢層でもある程度住民の雰囲気が分かるので、聞いてみるとよいです。
私が見学した物件では、売主さん側が気を利かせて自ら詳細に教えてくれることもありました。
恐らくその方も、家を買われる際は近隣住民を気にされたのだと思います。
③~⑤はそのままです。
⑥は私個人的に結構聞いていました。あまり町内会が面倒くさい地域は嫌だなと思っていたため。


少々聞きにくい質問ではありますが、家探しの記事を書かれている方は「ほとんどの売主さんがきちんと回答してくれる。」と言われていますし、私も見学した全ての物件でこれらの事を聞きましたが、皆さん快く回答してくださいました(*´ω`*)

ただし、本当に正直な事を言ってくれているのかは、ちょっと疑っていました・・・

 

近隣を歩いてみる

これは、特に夜になると昼間と雰囲気が変わる地域もあると言われていますので、夜の雰囲気や道の暗さを調べるのと兼ねて、夜にも歩いてみた方が良いです。

例えば、夜に大声を出す家があったり、道端にたむろする人がいる可能性があります。


近所を歩いているときに売主さんと会うと気まずいので、見学の際に「周辺の雰囲気を確認するために、後日近所をウロウロさせて頂きます。」と軽く予告しておくことをおススメします。

 

近隣を歩いている人に質問する

これもよくおススメされていることですが、近所を歩いている人や公園にいる人に声をかけて、同じようなことを聞いてみるとよいです。
意外と皆さん教えてくれるらしいです。

聞き方としては、「この辺で家の購入を考えている者ですが、この辺でご近所トラブルなど聞いたことありますか?」ぐらいでよいそうです。

 

そうは言っても、実際道端や公園で見知らぬ人に質問するって、怪しまれそうでなかなかやりやりづらいいですよね(^^;)
そのまま声を掛けても怪しい人だと思われるし、仕事でもないのに身分証を首から下げる訳にもいかないし、スーツを着たところでやはり仕事でもないと逆に怪しいし、かと言って私服は私服でなんか怪しいし(^^;)

そこで、私なりに考えていた(私がやろうとしていた)近隣住民への聞き込み方法は、
 ①家族連れ(妻・子)で声を掛ける
 ②不動産営業マンと声を掛ける
です。後述しますが、やろうとしていただけで実際私はやっていません。

①はやはり男1人より家族連れの方が警戒されないかと思います。
②は営業マンの方は会社名を名乗れるので多少は怪しさが薄まりますし、「家探しをしている者です。」と言うセリフにも納得してもらえると思います。

 

ある物件見学をしている時のエピソードですが、担当の営業マンが近所の人に話しかけて上手く打ち解けて会話をしているシーンがありました。
さすがプロだなと思いました。

 

3.最後に

この記事で「近隣住民調査は重要」と言っている私ですが、実はあまり近隣住民調査やっていません。

売主さんへの質問については、売主さんが在宅の場合は全て聞いていました。
しかし、私が実際に購入した家は売主さんは既に引っ越されていて空家状態でしので、契約前に売主さんと直接会話することはありませんでした。

一応、不動産仲介会社を介して「近所でトラブルなど聞きませんか?」とは聞いてもらいましたが、又聞きでそれだけ聞いてもあまり意味ないですよね(^^;

 

近隣を歩いてみるということについては、購入した物件では昼・夕・夜に実施しましたし、その他の物件でも前向きに購入を検討した物件では実施しました。

 

最後に近隣住民への質問については、購入した物件含め一度もやれませんでした(×_×)
予定としては、本格的に購入を検討する物件については実施する予定としていました。

しかし、購入した物件は「他の人に取られる前に急いで契約しなければ」という状況であり(私の思い込みかもしれませんが)、そんな中で家族を連れていく時間が作れなかったこともあり、近隣住民への聞き込みをスキップしてしまいました。

夜も含め近隣を何度か歩いた感じで問題なさそうかなと思っていたこともあり、十分な近隣住民調査をせずに契約してしまいました。
しばらく住んでみてトラブルがなければ結果オーライですし、トラブルに会えば大きな後悔になるかなと思っています。

 

私はなんだかんだ手抜きしていまいましたが、とにかくご近所トラブルの可能性がないかはよく調べておいた方がよさそうです。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

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