中古×戸建て マイホームブログ

教育資金や老後資金を残しつつマイホーム生活を夢見る30代会社員やんともが、千葉県内に中古戸建てを購入し、リフォームしたりDIYしたりで堅実にマイホームを手に入れるまでの話です。

家探しに掘り出しモノなんてない【マイホーム探し】

f:id:yantomo2:20210913000337p:plain


こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。


今回は「家探しに掘り出しモノなんてない」というタイトルで、掘り出しモノを探してもほとんど見つからない件についてお話しします。

中古、新築、戸建て、マンション、土地のいずれにおいても、他より条件が良く他より価格が安い“掘り出しモノ物件”を期待している方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そして本当にお得な掘り出しモノは、なかなか見つからないのではないでしょうか。

不動産に関して色々な記事を読んでいても、やはり普通の人は掘り出しモノには出会えない仕組みになっているようですので、その点についてお話していきたいと思います。

 

今回の内容は以下です。

1.不動産サイトに掲載されている物件が全て
2.安い物件や売れ残っている物件には理由がある
3.掘り出しモノに出会えない理由
4.最後に

  

1.不動産サイトに掲載されている物件が全て

物件を探している時、ネットに掲載されていない隠れ物件があるのではないかと考えてしまいますが、基本的に隠れ物件はなく不動産サイトに掲載されている物件が全てです。

私も家探しの間に何人かの営業マンと会ったり電話で話したりして、「中古を探していているのですが、よい物件を紹介できませんか?」と尋ねてみたのですが、ほとんどの営業マンから「ネットで探されていると思いますので、それ以外にはないですね。」と言われてしまいました。
やる気のある営業マンは、ネットに載っている物件でも資料を送ってきてくれることはありました。

 よく考えると当然のことで、売主も不動産仲介業者も物件を温存しておく理由はないので、基本的にネットに掲載します

仮に優先的に売りたいお得意様がいればさっさと紹介して売ってしまいますし、そのようなお得意様はだいたいお金持ちなので長々と購入を迷うこともないです。
もしお得意様が買ってくれないのであればやはりネットに掲載します。

ただし、数ある不動産サイトのうち特定のものにしか載せないということはありますので、複数のサイトで探すことは必要かと思います。
また、たまたまタイミングよく掲載準備中の物件を紹介してもらえることもあります。

 

2.安い物件や売れ残っている物件には理由がある

ネットで家探しをしていると、他の物件より安い物件や、値下がりした物件、売れ残っている物件を見ることがあり、一見掘り出しモノに見えます。
(売れ残っている物件は、一般に値下げ交渉がしやすいと言われます。)

しかし、このような物件はだいたい欠点があります。私が見た物件をいくつかお話しします。

 

まず、実際に見学に行った中古物件で、駅も10分程度で、築年数の割に価格も安い、パッと見は優良物件があったのですが、最寄りのコンビニが700mスーパーが1200mと日常生活では「ちょっとしんどいな」と思わせる物件でした。

またお隣さんがかなり古い家で敷地内は樹木が無造作にが生い茂っていて「ちょっと変わった人かな?」と思わせる雰囲気の家でした。

この物件については「初めての中古物件見学」の記事で詳細書かせて頂きます。
実際、この物件は長期間売れ残っており、値下げ交渉もいけるのではないかと思いますが、欠点は承知しておかなければいけない物件です。

 

他に新築建売り物件で長期間売れ残って値下げもされている物件がありました。
たまたま近くを通りかかったので外観を見に行ってみましたが、「これはないな」と思わせる物件でした。

物件のすぐ南側に2階建てのボロアパート(失礼な言い方ですが)が接していて、日当たりが悪いのはもちろん、1階も2階も窓を空けるとすぐボロアパートが目に入ります。

更に酷いことに、不動産サイトでこの物件を調べると建物の写真が全く載せられておりません
完成しているはずなのに写真がないということは、高確率で地雷ですね
(居住中の中古物件で、売主さんが家の写真を載せたくないということはあります。)

 

土地に関しても訳アリ物件がありました。
私の嫁は元々注文住宅派で、「掘り出しモノの安い土地があれば建ててもいいでしょ。」という考えで土地を探していました。

その中で見つけてきたのが相場の半分以下の土地で、駅からの徒歩分数や面積は問題ありません。
しかし、南側すぐに6~7m程度の擁壁が建っていて日当たりも悪く窓からの視界もよくないためこれもすぐに「ないな」となりました。

 

他にも、駅まで坂が多かったり、建物に傾きがあったり、安い物件や売れ残る物件はそれなりの理由があります
逆に「いいな」と思う物件はすぐに売れてしまうことが多いです。


実はその理論で言うと、私が最終的に購入した家も値下がりがあったため、すぐに売れなかった物件ということになります。
(実際いつから掲載されていたかは分かりません。)
私なりに欠点を探しましたが、駅からの徒歩分数ぐらいかな?と思います。

 

ここでお伝えしたいのは、安い物件に手を出してはいけないということではなく、何かしら安い理由があるのでそれを把握し、許容した上で安く買わなければいけないということです。
中古物件の購入に慣れた不動産投資家は、このように売れ残った物件を狙い目として値段交渉により安く購入し、ちゃんと入居者も集め儲けを出している人もいます。

 

3.掘り出しモノに出会えない理由

ここまで掘り出しモノに出会えない私の体験談を話しましたが、そもそも不動産売買の仕組みとして一般の人に掘り出しモノが回ってこない理由があります。

それは、良い物件があれば、まず先に資産家や不動産投資家に声がかかったり、あるいは不動産業者が自分で購入してしまうので、一般の人の目に触れることがないということです。

資産家や不動産投資家はよい物件があれば即決で買ってくれます。対して一般の人は割のいい物件であっても買うかどうか躊躇しますので、そんな人に先に声が掛かることはありません。
よって私たち庶民は、お金持ちが買いたがらない物件の中からマイホームを選ぶことになっているのです。

不動産に限らず「庶民にはオイシイ話は回ってこない」ということはよく言われます。
オイシイ話は力(金)がある人が持って行ってしまいます。
庶民にオイシイ話(割のいい儲け話)が来てもそれはオイシクナイ話だと思った方がよいそうです。

 

4.最後に

最後に本日のポイントをまとめると、

  • ネットに載っていない隠し物件はない。
  • 安い物件、値下がりした物件、売れ残っている物件には理由があるので、その理由を把握した上で安く買う。
  • お得な物件は金持ちが先に持っていくので、一般の人に回ってくることはない。

です。

 

あとおまけとして「写真が載っていない物件は高確率で地雷」です。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

中古戸建てをメインに『家探し』の記事を書いています。
是非読んでみてください(^^)

 

【中古戸建ての買い方まとめ記事】

 

よろしければクリックお願いしますm(_ _)m

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村