人工芝でお庭のぬかるみ対策【DIY・カスタマイズ】
こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
我が家には小庭があります。
ホントに小さな庭です。
この小庭、ちょっと子供を遊ばせるのにいいのですが、家を購入した時点で芝がほとんど枯れて土がむき出しの状態だったので、雨が降ったりすると簡単にぬかるんでしまいます(×_×)
ビニールプールをやるにも足下が悪いです。
そこでぬかるみ防止として人工芝を敷くことにしました!
1.お庭再生計画
2.DIYで人工芝を敷く
下準備
準備する物
防草シートを敷く
人工芝を敷く
3.できばえ
4.作業のまとめ
■作業時間と費用
■難しかった点・反省点
5.最後に
1.お庭再生計画
庭の広さは畳み3枚分+通路部です。
最初に物件見学に訪れた際、この庭は植木と雑草とプランターに植えられた大量の植物でちょっとしたジャングルでした( ̄□ ̄;)!!
テーブルセットもありました。
こういうのの朽ち果てたもの・・・
庭として決して見た目はよくなかったですが、いくらでも手入れできるし子供のために小さくても庭が欲しいと思っていたので、物件としてはポイントアップでした( ^ω^)b
家の購入後、大量のプランターやテーブルセットはリフォーム業者が処分してくれました。
処分してもらうために1人で駐車場まで運んだのですが、並べて置いてみると庭の面積より大きくないか(・_・?)というぐらいの量がありました
お庭が四次元化していました・・・
プランターの撤去後も雑草は生い茂ったままでしたが、この雑草を抜けば芝生の庭が出てきて普通に遊べそうだ( `・ω・´) bそう思っていた時期が私にもありました。
引っ越して間もなく草むしりをしてみると、芝など皆無で土がむき出しの状態でしたorz
初めから芝など生えてなかったんじゃないかと思えるほどでしたが、こんな土がむき出しの庭があるはずもなく、庭の外れの通路の方は芝が残っているし、お隣さん家の庭(18年前に同じ分譲地で建てられた)もしっかりした芝が生えていたことから、こちらだけ手入れが悪く芝が枯れてしまったんだと思いました。
このままだと雨が降った後やビニールプールをやって排水した後にがっつりぬかるんでしまうので、DIYで対策することにしました!
方法としては、①天然芝を植える、②人工芝を敷く、③小石を敷き詰めるの3つの選択肢がありました。
①天然芝を植える
・人工芝より安価
・しっかり手入れすれば寿命がない
・上手く根付かない場合もある
・手入れが大変(ランニングコストが掛かる)
②人工芝を敷く
・失敗(根付かずに枯れる)がない
・原則手入れ不要
・天然芝より初期費用が高い
・寿命がある(7~8年ぐらい)
③小石を敷き詰める
・天然芝のような失敗(根付かずに枯れる)がない
・原則手入れが不要
・寿命がない
・土を除去する必要がある
(小石を敷き詰める分、地面のレベルを下げるため)
・裸足で歩くと痛い
私は小石を考えたのですが妻が裸足で歩くと痛いから嫌だと言ったので辞めました。
天然芝は何となく根付かずに失敗する気がしていました。
以前住んでいたマンションの近くの公園が、芝を植えるために数ヶ月の間遊具の使用が禁止になっていたのですが、遊具が解禁されて2ヶ月ほど経つと綺麗さっぱり芝が無くなっていたのを思い出しました(^^;
「業者がやっても失敗するんだ・・・」
人工芝は手入れが楽そうでよいのですが、雨が降ると土が染み出てきそうなイメージがあり、そこだけ気がかりでした。
調べてみると人工芝の下に防草シートを敷くことで土が染み出るのを防げるとのことでしたので、これなら問題ないかと思いました。
(次章で解説します。)
実際はあまりよく調べた訳ではなく、イメージだけで3案を比較し②人工芝に決めました!
なので人工芝より天然芝の方が安いというのは途中で知りました( ̄∀ ̄)
2.DIYで人工芝を敷く
下準備
下準備として行ったことは、
①植木の剪定
②雑草を抜く・枯らす
③落ち葉を掃除する
④殺虫剤を撒く
①植木の剪定については元々夏場で枝葉が伸びており、庭の空間を圧迫していたという理由もあるのですが、木の足下をすっきりさせ人工芝を敷きやすくするためでもあります。
②雑草の除去については防草シートを敷くので放っておいてもよいのですが、防草シートの下に雑草が生えているのも何となく嫌だったので、手で抜けるだけ抜いてあとは除草剤で枯らしました。
④殺虫剤については防草シートの下に虫が湧きやすいということで、粉タイプのものを少し撒いておきました。
効果も短期間ですし、虫が気にならない場合は無くてもよいかと思います。
準備する物
ホームセンターで購入した資材は以下3つです。
- 人工芝 :1m×10m×1巻
- 防草シート:1m×5m×2枚 + 25cm×10m×2巻
- U字ピン :110本
芝を敷く面積は約10m2弱ですので1m×10mを1巻でちょうど足りそうです。
芝高は20mmで、カインズ(ホームセンター)のプライベートブランドのものを購入しました。
防草シートや人工芝を止めるU字ピンについては異常なほど大量に使ってしまいました。詳しくは後述します。
途中で足りなくなって買い足しました(^^;
道具としてはハサミ・カッターナイフ(人工芝や防草シートをカットするため)、金づち(U字ピンを打ち込むため)が必要です。
場合によっては両面テープや接着剤で貼り付ける場合もあるそうです。
防草シートを敷く
まずは人工芝の下地として防草シートを敷きます。
そもそも防草シートとはなんぞや(・_・?)と思いましたが、日光を遮断することで雑草の成長を止めるシートのようです。
なので真っ黒で遮光性のあるシートです。
人工芝の下に敷く時は雨が降った後などに下の土が染み出てくるのを防ぐ働きもあります。
防草シートは透水性があり、雨水は人工芝→防草シートを透過して地面に吸収されます。
基本的にやることとしては
- シートを敷く
- ピンを打ち込んで仮止めする
- 土地の形に合わせてカットする
だけです。
ピンは長めの釘でもよいのですが、子供が遊ぶ場所なので念のために人工芝を本止めするのと同じU字ピンを打ち込みました。
ポイントとしては、隙間があるとそこから雑草が出てくるらしいので隙間ができないようにシート敷くことです。
人工芝を敷く範囲の縁(外周)の部分は少しはみ出すように広めに敷き、シートの継ぎ目は少し重なるように敷きます。
うちの場合はメインの1m×5mのシートに加え25cm幅のシートも使って縁の部分や植木の周囲に隙間ができないようにしました。
防草シートを敷き終わった状態がこちらです。
ツギハギが多くてあまり綺麗ではありませんが、レジャーシートを広げたみたいな感じで既にちょっと満足感があります\(^o^)/
買い間違えてツートンカラーになっていますが、どうせ隠れるので気にしていません・・・
人工芝を敷く
防草シートを敷いたら本体である人工芝を敷きます。
やることとしては
- 人工芝を敷く
- U字ピンを打ち込んで止める
- 土地の形に合わせて余分な人工芝と防草シートをカットする
です。
ポイントとしては、
- 芝の向きがあるので複数枚貼り合わせる場合は芝の向きを揃える
- 複数枚貼り合わせる場合は重ねずにぴったり縁を合わせる
- つなぎ目にピンを打ち込む際は2枚に跨るようにピンを打つ
芝を敷くこと自体はそれほど難しくないのですが、うちの場合はとにかく植木の周りが大変でした!
シートを広げていき、植木にぶつかったらカッターでシートに切り込みを入れて木の幹を囲むように敷き、また広げての繰り返しです。
植木の周囲は多めにピンを打ちます。
庭の端の方は土地の形が凸形に入り組んでいますが、端材がちょうどよいサイズだったので端材をつなぎ合わせて敷き詰めました。
最後に、広めに敷いておいた防草シートの余り部分を切り取って完了です。
土が漏れ出すのを防止するために芝より1~2cm広めに防草シートを残しました。
本当はブラシを使って芝を立てるのですが、私はそこまではやりませんでした。
3.できばえ
完成した人工芝です(`・ω・´)
植木の足下も自分なりには満足しています。
人工芝がデコボコ波打っているのは、地面に埋まった樹木の根っこと事前の整地不足のためです(^^;
なぜか息子が人工芝に水を撒いて遊んでいましたが、水はけも非常によいです( `・ω・´) b
4.作業のまとめ
作業時間と費用
作業に要した時間は、下準備を除いた防草シート敷き+人工芝敷きで約5時間です。
人工芝を敷く土地の形状や植木などの障害物の有無で作業時間は結構変わってくると思います。
掛かった費用は
人工芝 :18,000円
防草シート: 2,500円
U字ピン : 5,500円
→合計:26,000円
です。
難しかった点・反省点
基本的にはそれほど難しい作業ではありません( ^ω^)b
防草シートは軽くて薄いので簡単です。
人工芝はちょっと重いので二人以上で作業するとやりやすいです。
うちの場合は以下の点が大変でした。
①植木の周囲
とにかく植木の幹を跨ぐ(囲う)のが大変です!!
人工芝シートを広げて敷きながら切り込みを入れて植木を囲み、また広げるの繰り返しです。
細い木であればシートを十字に切って囲い、太い木は幹の大きさに合わせてシートをくり抜きます。
地道な作業です。
②ピンの本数
10m2弱を敷くのにピンを100本以上使いました。(防草シートの仮止めも含む)
途中で足りなくなって買い足しに行きました。
たくさん使った理由としては
・人工芝を敷く土地が入り組んだ形をしており、角やつなぎ目が多く発生した。
・植木が多くその周りは多めにピンを打った。
・植木の根っこなどの埋設物がの周囲や地面の形が悪い場所は多めにピンを打った。
・無計画に仮止めを打った。
・ビビリなので多めに打った。
ちょっと無駄打ちもあったかと思いますが、後で反省会をやってもやはりそれなりの本数は必要だったと思います。
基本的には人工芝の縁に沿って1m間隔ぐらいで打ち、繋ぎ目、埋設物の周囲、その他剝がれやすそうな箇所に追加で打てばよいと思います。
③余分な防草シートの切り取り
広めに防草シートを敷いていて最後に余分な部分を切り取りましたが、これが地味に大変でした。
防草シートはハサミだと良く切れるのですが、壁(階段や塀)沿いなどはハサミだと切りづらく、かといってカッターナイフだと切れにくい上に、下地がコンクリートの状態でカッターを使うと刃が入らず余計切れません。
最初から丁度良い敷き方をした方がよかったかもと反省しています。
5.最後に
作業は5時間かかりましたがストレスの溜まるような大変さではなく、達成感も大きいDIYでした(*´ω`*)
非常に重宝していて、人工芝が汚れるまでは裸足で遊ぶこともできます(^^)
先日は人工芝の上にちゃぶ台を出してお月見をしました(≧▽≦)
耐用年数が7~8年ぐらいらしく、いつか貼り替えなければならないのか・・・
なんとか長持ちしてくれないかと願っています。
最後に、調子に乗って庭にテレワーク部屋を作り働き方改革してみました笑
お家・その他のDIYを記事にしています。
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