中古戸建てマイホームに5ヶ月住んでみた正直な感想【マイホーム】
こんにちは、やんともです。
今年最後の投稿です。
2021年の私にとって大きな出来事は、
①長男が幼稚園に入園
②マイホームを購入
③人生初ブログを開設
です。
③ブログについては、中古戸建てブログを書き、マイホームについて中古戸建てをおススメしております。
そして②の通り、私自身も千葉県内に築18年の中古戸建てマイホームを購入し、今年7月から住み始めております。
中古戸建てに住んで5ヶ月経ったところで、現在の状況と素直な感想をまとめてみたいと思います。
1.マイホームにおける不具合・欠点
■浴室の水栓からお湯が出ない
■ガスコンロが正常に燃焼しない
■室内が寒い
■水栓金具の水垢
■キッチンのレイアウト
■洗面所のレイアウト
2.マイホームのリフォーム・カスタマイズ
■壁紙クロスの交換
■クッションフロアの交換
■小庭に人工芝を敷く
■駐輪場を造る
3.中古×戸建てに5ヶ月住んでみた正直な感想
中古の良い点
■コスパが良い
■消費税が掛からない?
■完成物を見てから購入できる
中古の悪い点
■入居後に家の不具合が見つかる
■住宅性能が低い
■修繕のタイミングが早い
■購入時に諸手続きがスムーズにいかないケースがある
中古について総じて
戸建ての良い点
■生活の自由度が高い
■駐車場がすぐ隣にある
戸建ての悪い点
■隣家の物音が聞こえる
■セキュリティが弱い
戸建てについて総じて
4.最後に
1.マイホームにおける不具合・欠点
中古住宅ですので新築と違い色々と不具合は出てきます。
その不具合が多いと中古としてのメリットが薄れていきますが、我が家の場合はどうでしょうか?
また注文住宅とは違うので、間取りや設備などは自分好みにはできないため、使い勝手の悪い部分などもあります。
住み始めて発覚した不具合や欠点をまとめてみます。
浴室の水栓からお湯が出ない
これは住み始めてすぐ発覚したのですが、浴室の水栓(シャワーとガラン)からお湯が出ない(出るけどぬるい)という不具合がありました。
入居前に給湯器は交換しており、浴槽のお湯はりや浴室以外のお湯は問題ないのですが浴室の水栓だけお湯が出ません。
問題は水栓金具のサーモスタット(温度調節器)が劣化していたことにあり、新品の水栓金具に交換しました。
お盆を挟んだため工事までに時間がかかりましたが、季節が夏だったのは不幸中の幸いでした。
ガスコンロが正常に燃焼しない
これも入居当時からですが、ガスコンロが劣化しており点火しにくかったり、火が消えやすかったり、火力が上がらなかったりしました。
騙し騙し使っていましたが、やはり料理に支障が出てきたのと子供の安全を考えて、今月IHヒーターに交換しました。
室内が寒い
冬を迎えて室内の寒さを感じています。
高断熱を謳っている最近の新築戸建てと比べれば、18年前に建てられた家は断熱性が低いため、ここは中古の弱点かと思います。
なんとかエアコンに頑張ってもらっています。
水栓金具の水垢
購入前の見学の時点で水栓金具(浴室、洗面台、キッチン)の水垢の酷さが目立っていました。
ハウスクリーニングで一時的に綺麗になったのですが、コーティングが剥がれているのかまたすぐに汚くなりました。
浴室の水栓だけは交換したのですが、他もいつかは交換したいです。
キッチンのレイアウト
キッチンは対面式やアイランド式ではないので、ここは注文住宅で自分好みにできなかった箇所の1つです。
意外と妻が気にしていないのでよかったです。
洗面所のレイアウト
我が家の一番残念なところが洗面所です。
レイアウトが悪いというか、狭いというか、動線が悪いです。
洗面台もイマイチです。
いつか詳しくご説明したいと思います。
以上が、我が家における不具合と欠点です。
いつか入居後の不具合シリーズでそれぞれの詳細について記事を書きたいと思います。
元々入居前に約100万円のリフォームを行っていましたが、入居後に発覚した不具合でプラス約30万円が掛かっています。
色々悪い所を書きましたが、良い所の方がはるかに多いのでマイホーム全体では非常に満足しています。
2.マイホームのリフォーム・カスタマイズ
中古住宅の場合すでに出来上がった家を買う代わりに、リフォームを行ったりDIYでカスタイマイズを行って、自分たちにとって快適な家に近づけます。
我が家で行った主なリフォーム・カスタマイズを紹介します。
壁紙クロスの交換
室内の1階だけですがクロスの貼替えを行いました。
特にインパクトのあるアクセントクロスを入れた訳ではありませんが、壁が綺麗になるだけで室内の雰囲気はよくなります。
クッションフロアの交換
トイレと洗面所の床材(クッションフロア)を交換しました。
トイレは木目調にすることで、かなり印象を変えることができました。
小庭に人工芝を敷く
小さな庭があるのですが、入居した時点で芝が枯れ果て土がむき出しの状態だったため、DIYで人工芝を敷きました。
これは本当にやってよかったです。
リビングから裸足で庭に出て、足も汚さず遊べます。
戸建ての方にはおススメです。
駐輪場を造る
元々駐輪場はあったのですが、止めにくい場所で1台しか止められなかったため、家の前の花壇を潰してDIYで駐輪場を造りました。
大掛かりなDIYとなりましたが、非常に便利になりました。
DIYは嫌いじゃないのですが、やはりモチベーションを上げないとなかなか進まないですね。
今後の予定としては、
・立水栓(庭の手洗い場)を造る
・バルコニーの転落防止ネットを付ける
などをやっていきたいと思います。
3.中古×戸建てに5ヶ月住んでみた正直な感想
一般的な中古のメリット・デメリット、および戸建て・マンションの比較については下記の記事にまとめています。
ここでは、『中古』『戸建て』それぞれについて、実際に住んでみて私が感じた素直な感想(良い点・悪い点)を書かせて頂きます。
中古の良い点
コスパがよい
中古の一番のメリットであるコスパの良さは実感しています。
新築を購入していれば多少スペックを落としてももっと高額になっていたかと思われますが、中古にしたことで総額を抑えられています。
そして金額自体もさることながら、金額の割にスペックの高い家に住めていると実感することが度々あります。
立地的にも不便さはあまりありませんし、エリアの割には家も広く、ちょっとした設備についても満足しています。
そこまで古さを感じることもありません。
消費税が掛からない?
中古全てではありませんが、売主が業者ではなく個人の場合は消費税がかかりません。
私は購入前にこのことを把握しておりず、やや棚ぼたで消費税を浮かすことができました。
ただし、消費税が掛からない場合は住宅ローン減税の上限額が低くなりますので、メリットは若干相殺されます。
完成物を見て購入できる
新築と違い購入する時点で完成した家を見ることができます。
おかげで、立地や周辺の雰囲気を含め入居後のギャップはほとんどありませんでした。
これも意外と大きいと思います。
中古の悪い点
入居後に家の不具合が見つかる
中古なので当然覚悟しなければいけないことなのですが、正直思ったより不具合が出てきているなと感じています。
不具合については1章で書いていますが、主な内容としては、
・浴室水栓金具が劣化してお湯が出ない ⇒ 水栓金具交換
・ガスコンロが正常に燃焼しない ⇒ IHヒーターに交換
まだまだ家の購入を後悔する程ではありませんが、これからどうなるのでしょうか?
不具合が見つかることに加えて、中古の場合は保証がないため原則自費で修理しなければならないのも中古のデメリットです。
住宅性能が低い
これも1章で書いていますが、我が家の場合は断熱性が低く冬はエアコンが無いと結構寒いです。
最近のハウスメーカーは高断熱、高気密、全館空調などを売りにしているメーカーも少なくないと思いますので、このような技術の恩恵を受けられないのは中古の残念な点かと思います。
もちろん、中古でも築浅物件であれば住宅性能の高い家もあるかと思います。
修繕のタイミングが早い
私も家の修繕計画を作成しておりますが、新築に比べて修繕工事のタイミングが早く来るのも、中古のデメリット、というか認知しておくべき点です。
例えば、新築で購入した家であれば、15年目頃で中規模修繕、30年目頃で大規模修繕というのがざっくりした修繕計画になりますが、中古の場合は築年数の分早くこのタイミングがやってきます。
我が家は築18年の物件を購入し、15年目の修繕は前の住人さんがほとんど実施してくれていたのですが、あと10年ちょっとで30年目の大修繕を迎えなければなりません。
修繕は基本的には周期的に行うものですので、50年~60年の長い期間で考えればあくまで初回の時期がちょっと早いというだけですが、場合によっては家を購入した数年後にはまた数百万円の出費という可能性もありますので、購入前によく把握しておいた方がよいかと思います。
購入時に諸手続きがスムーズにいかないケースもある
これは中古だからというより、売主が個人のケースが多いからという理由が大きいですが、契約時に必要な書類が提出されない(売主が紛失している)可能性もあります。
新築であれば売主は間違いなく業者(ハウスメーカー)ですし、建てたばかりの家なので書類はしっかり揃っています。
中古の場合は新築時に発行された書類を売主がちゃんと保管している保証はないので、書類が無いということもあります。
住宅ローンや火災保険の手続きが滞ることがあります。
中古について総じて
上記以外だと、間取り・レイアウト・デザインにこだわりがある人にとっては、中古はデメリットに感じるかもしれません。
私は拘りが強くないので、今の家でほとんど満足しています。
実際に中古住宅を買って住んでみて、上記のようなデメリットを実感しましたが、これらと以前の中古VS新築記事で書いたデメリットさえしっかり理解しておけば、中古住宅はそれ以上にメリットのある良い買い物だと思います。
大事なのは物件の探し方・買い方を失敗しないことですので、家探しのポイント、申し込み・契約のポイントとして下記の記事も参考にしてみてください。
私がもし知人からマイホームについて相談を受ければ、これらデメリットと探し方・買い方のポイントを説明した上で間違いなく中古をおススメすると思います。
戸建ての良い点
生活の自由度が高い
マンションはやはり「間借りしている」という感じが強く、どこか遠慮した生活になります。
戸建ては土地・建物全て完全に自分のものですので、遠慮なく好き勝手できるという実感があります。
庭なども物置を置いたり人工芝を敷いたり、自由にカスタマイズできます。
駐車場がすぐ隣にある
これがとにかく幸せです。
長かった社宅・マンション生活においては部屋と車(駐車場)が遠かったので、
・買い物から帰った後や旅行に出かける前などの荷物の積み下ろしが大変。
・スマホなどを車に忘れると取りに戻るのが面倒。
・車のDIYをする時に工具などを取るのに何往復もするのが面倒。
でしたが、戸建てで駐車場が隣になってからはとにかく『楽』を実感しています。
戸建ての悪い点
隣家の物音が聞こえる
騒音問題と言えばマンションだと思っていましたが、意外に戸建ての方が音が届きます。
特に私が住んでいるエリアは、隣家の建物同士がそこまで離れていないので尚更です。
それでもご近所さんは静かに生活されていて私たちがストレスを感じることはないのですが、うちの息子が大きい声を出すことがあるのでご迷惑にならないように気を付つけなければなりません。
セキュリティが弱い
セキュリティに関してはやはりマンションと比べて安心感は薄いかなと思います。
マンションはエントランスから自室までに距離がありますし、集団で住んでいるという安心感があります。
我が家も少しずつセキュリティ強化を図っていきたいと考えています。
戸建てについて総じて
私の実家は戸建てですが、18歳で大学進学とともに実家を出て以来約15年ぶりに戸建てを自分の住居としました。
そして心底「戸建てええわぁ」と実感しています。
ただ、この辺りは本当に人の価値観によるなとも思います。
私の場合も、マイホーム購入前に住んでいたマンションは立地がとてもよかったので、その点は不便になったというのも正直な感想です。
4.最後に
今回の記事で最も言いたかったこととしては、中古戸建てに5ヶ月住んでみても中古戸建て推しは変わらないということです。
デメリットをしっかり理解して頂ければ中古戸建ては本当におススメですので、マイホームを検討されている方は参考にしてみてください。
このブログも開設してからまだ5ヶ月ですが、いつも訪問頂いている皆様には2021年は大変お世話になりましたm(_ _)m
2022年も引き続き、家探し・家の購入関連、家のDIY・カスタマイズ関連、その他マイホーム生活について記事を書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします!
皆さまよいお年をお迎えください(^^)
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