引っ越し後の住所変更手続き【引っ越し】
こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
引っ越しが終わってすぐやることの一つとして各種住所変更手続きがあります。
公的なものから民間の会員登録まで全て真面目にやると結構な件数になると思います。
全てを直ぐに手続きする必要はないので、優先順位を付けてゆっくりやってよいと思いますが、生活やお金に関わる重要な登録があったり、郵便物が届くものは前の住所に迷惑を掛けることもありますので、忘れずに行いたいものです。
転居が多い人などは毎度全ての変更手続きはしないと思いますが、私は今回持ち家を買い本拠地を構えることになりましたので、全て変更するようにしました。
1.住所変更の対象
2.手続きが大変なもの・複雑なもの
■銀行口座(ネット手続き以外)
■住民票の異動
■本籍変更
■自動車登録の住所変更
3.最後に
1.住所変更の対象
誰しも住所変更が必要な住所の登録先はかなりの数があると思います。
私の場合は引っ越しから1ヶ月以内で50件ほどの変更を行いましたが、恐らくまだ抜けはあると思います。
まずは住所変更の対象をリストアップすることが大変です。
公的なものやインフラなどの重要な登録は、不動産会社や引っ越し会社がくれる引っ越しの手引きなどを参考にするとよいと思います。
次に、金融関係は財布や貴重品入れのカードや通帳を見ながらリストアップします。
ショッピング関係の会員登録などは、私の場合はメールフォルダを見返してみたり転送で送られてくる郵便物(要転送手続き)から洗い出しました。
参考までに主な住所変更の対象を下にリストアップしておきます。
(あくまで私のケースを参考にしたまでです)
(1)公的関係
(2)インフラ関係
(3)教育
- 学校
- 幼稚園、保育園
- 塾、習い事
(4)金融関係
- 各銀行口座
- 生命保険、自動車保険
- クレジットカード
- その他金融関係
(5)医療
- 病院(診察券)
※私はあえて住所変更する病院はありませんでした。
必要になった時に変更すればよしとしました。
(6)ショッピング、アカウント
- 各店の会員登録
- Webサービスのアカウント
特に(1)~(4)は忘れずに早いうちに行ってください。
郵便転送も原則やっておいた方がよいと思います。
有効期限は1年ですのでその間に転送されてきたものは直ぐに住所変更するか登録停止しないと、前の住所の住人になった人に迷惑がかかります。
転送の登録は「e転居」でネット上から手続き可能です。(要アカウント作成)
2.手続きが大変なもの・複雑なもの
公的なものを除けばインターネット上で住所変更できるものも多いです。
個人的に大変だった・複雑だった住所変更について手続き方法や注意点をお話しします。
(公的なものは自治体によって手続きや必要書類が異なる場合がありますので、必ず各HPを確認お願いします。)
銀行口座(ネット手続き以外)
銀行の住所変更も実際そこまで難しいものでもなく、そもそも多くの銀行はネットで住所変更ができます。
インターネットバンキングを登録していれば基本的にネット上からできますし、そうでなくてもキャッシュカードを持っていれば在宅でインターネットバンキングの登録をできる銀行が多いようです。
ただしインターネットバンキングの登録には数日掛かることがあります。
面倒なのはキャッシュカードを作ってなかったり、印鑑を無くした(どの印鑑か分からなくなった)銀行です。
私もそのような銀行が2~3行ありました。
この場合は窓口に行く必要がありますし、窓口は平日15時までなのでちょっと面倒です。
住民票の異動
転入届・転居届自体は難しいものではなく、本人確認書類(免許証等)、転出届(市区町村外から引っ越しの場合)、マイナンバーカード(持っていれば)、印鑑(不要な場合が多い)を持って役所へ行き、設置してある届出用紙に記入して窓口に提出すればOKです。
ちょっと面倒なのが住宅ローンを借りる場合で、銀行から金消契約締結より前(物件が自分に引き渡される前)に住民票の変更を依頼されるケースです。
通常は物件引き渡し前(元の住所に住んでいる時)に金消契約(金銭消費貸借契約:借金の契約)を結びますが、契約の際に契約者の住所として新住所での記入を求められ、さらに新住所の住民票の写しの提出を求められるのです。
そもそも本当は引っ越し前に住民票を異動させてはならず、役所に正直に言うと断られます。
なので、念のため銀行には本当に住民票を変更しなければいけないのか確認した上で、自己責任で既に引っ越したテイで届出を行ってください。
私の場合は購入した家が空家だったのでよかったのですが、まだ売主さんが住んでいる場合どうするのでしょうか?
同居していることになるのでしょうか?
入居前に住民票を変更することで特に面倒なことは、役所からの郵便物がまだ住んでいない新居に届けられてしまうことです。
私の場合は元の家と新居がそれほど離れていなかったので、週に数回郵便受けを覗きに行っていましたが、遠方への引っ越しの場合そうはいきません。
売主さんが住んでいる場合売主さんが一旦受け取ってくれると思いますが、一度他人の手に渡るのも気持ちのいいものではないですね。
郵便局に転送願いを出して旧住所に転送してもらおうかと思いましたが、役所からの郵便物は『転送禁止』となっており送り主(役所)に返送されてしまうとのことだったので、転送願いは出しませんでした。
役所に返送されるとそこに住んでいないことがバレてしまう可能性があるので。
私が購入した家は空家だったので、郵便物がちゃんと届くように仮の表札(ガムテープにマジックで手書き)を付けましたが、家はまだ売主さんの所有物なので売主さんには一言断りをいれました。
本籍変更
本籍は変えない人も多いかと思いますが、変える場合は本人確認書類、マイナンバーカード、印鑑の他に元の本籍地の戸籍謄本が必要です。
(同じ市区町村内で異動する場合は戸籍謄本は不要です。)
戸籍謄本は本籍がある市区町村の役場でしか取れないので、引っ越し前に取っておくか、既に本籍地から離れた所に住んでいた人は親族や友人に取って送ってもらうか、役所の郵送サービスを利用する必要があります。
私は大分から千葉へ引っ越してから2年間、本籍は大分のままだったので、大分県の役所から郵送サービスで送ってもらいました。
郵送サービスを利用するために、申請用紙を印刷したり(家のプリンターが故障しているのでコンビニで印刷)、身分証をコピーしたり、手数料として郵便局に定額小為替を買いに行ったり、返信用封筒を準備したり、地味にやることが多かった気がします。
証明書等の郵送サービスも自治体によって手続きが異なると思いますので、HPでご確認ください。
自動車登録の住所変更
最も面倒くさかったのが自動車登録の住所変更(ナンバープレート変更)です。
手順の説明を書いていたらかなり長くなったので、ここだけ次回の記事で説明させて頂きます。
3.最後に
とにかく住所変更はたくさんあって大変ですが、やらない訳にはいかないのでリストアップして少しずつ時間を見つけながら片づけました。
民間企業相手の住所変更はしょうがないとしても、公的なもので個別に手続きが必要ってやはりおかしいですよね。
マイナンバーの普及が進んで早く一元管理になって欲しいものです。
次回は住所変更の中でも個別に自動車登録の住所変更について説明いたします。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
筆者(やんとも)とこのブログについての紹介です( ^ω^)b
家購入後の『引き渡し』や『引っ越し』について記事を書いています。
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