見学に至らなかった物件 その1 今でもちょっと未練があります【マイホーム探し】
こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
私は家探し期間中に計7件の物件を見学しました。
最終的に購入したマイホームも含み、中古4件と新築建売り3件です。
一方で不動産サイト等で気になったものの、見学に至らなかった物件もたくさんあります。
見学に至らなかった理由は様々です。
今回は、そんな見学に至らなかった物件についてお話しします。
ただし、見学しなかったということは物件に関する資料などは残っておらず、不動産サイトへの掲載が終わっている物件もあるので、あくまで記憶を頼りに書かせて頂きます。
エリアについて
1)広さも価格もちょうどいいけど幹線道路に面している物件
2)ちょっとお金持ちっぽいが駐車場がない物件
3)破格の土地
最後に
エリアについて
先に私が家探しを行っていたエリアについて定義させて頂きます。
家探しのエリアについては第一希望エリアと第二希望エリアを設定していましたが、いずれも千葉県内です。
【第一希望エリア】
JR・私鉄併せて3路線5駅が含まれます。
マイホームを購入したのもこのエリアです。
息子の幼稚園の学区内だったので第一希望エリアにしました。
【第二希望エリア】
2路線6駅が含まれます。
第一希望エリアでなかなか中古物件が見つからなかったので、第二希望エリアも設定しました。
1)広さも価格もちょうどいいけど幹線道路に面している物件
家探しを始めた初期の頃に見つけた物件です。
最寄駅は購入した家の最寄駅と同じ、駅からの徒歩分数は8分ぐらいで、購入した家より近いです。
第一希望エリアで、購入した家からも徒歩10分程度の場所ですので、生活圏はほぼ同じです。
建物面積/間取りは約100m2/4LDKですので、我が家の条件には一致していました。
屋根裏部屋があり収納も期待できそうです。
室内の写真から子供のいる家庭であることが想像できます。
価格はけっこう安く、購入した家より500万円以上安かったと記憶しています。
築20年ぐらいだったと思いますので、資産価値も程よく下がっていたのだと思います。
見た感じも、いい意味で築年数相応といった感じでした。
私なりの考察では、築20年ぐらいが最もコスパがよいと考えていて、この家もそれに当てはまるバランスのよい物件だったと思います。
妻は外観がイマイチと言っていましたが、私的には許容範囲で、それ以上に上記の内容で非常に好条件だと思っていました。
しかし、致命的だったのが交通量の多い幹線道路(県道)に面していたことです。
騒音、振動、人目などで落ち着いた生活は期待できず、車の駐車・出庫も大変そうです。
この道路は交通量の割に道幅が狭く、歩道も細いので尚更道路との密接感を感じますす。
幹線道路に面している点が致命的であったのと、家探し初期で恐る恐るだったこともあり、見学には至らずマイホームの候補から外しました。
ただ、価格・広さ・築年数を考えると今でも良い物件だったなと思います。
この物件を選んでいればローンの返済も少し楽でしたね。
マイホームの候補から外して間もなく買い手が決まったようで、不動産サイトから掲載がなくなっていました。
そして、私が今の家に入居したころ、割と大規模なリフォーム工事がされており、外壁が新しい色に塗り直されて、今はどなたかが住まれています。
2)ちょっとお金持ちっぽいが駐車場がない物件
家探しの中盤で見つけた物件です。
エリアは第一希望エリアですが、最寄駅は購入した家の最寄駅よりもランクの高い駅です。
駅からの徒歩分数は11分で立地は悪くないです。
価格は購入した家よりちょっと高いですが、ほぼ同じレベルです。
ただ、価格はほぼ同じでも、“価値の付き方”はちょっと違います。
まず、かなり広いです。
建物面積が147m2、間取りは4LDK+納戸です。。
当時設定していた条件が100m2以上で、購入した家が109m2だったのでやはり広いです。
一方、築年数は33年でした。
リフォーム済でしたので室内写真を見る限りそこまで古さは感じませんでした。
ただ中古戸建てに関しては、リフォーム済ということで好まれるケースもあれば、リフォームはこちらで好きにやるのでその分価格安くして欲しいという人もいます。
私は後者です。
手すりが至ると所に増設されており、恐らくちょっとお金持ちの老夫婦が住まれていたのかと想像できます。
立地と広さ的に購入した家より1~2ランク上の物件のようですが、築年数が古い分価格が落ちていて、私の家と同等の価格になっていたようです。
リフォーム済みと言えど、建物の根幹に関わる部分がどの程度健全なのかは不明であり、追加リフォームが必要となればあまりいい物件ではないなと思います。
中古戸建ても築20年を超えると少しずつ魅力が薄れていき、築30年を超えると要注意かと思います。
この家にはもう1つ致命的な弱点があります。
それは駐車場がないことです。
また駐車場を作るスペースもありません。
仮に建物の一部を削って駐車場を造ろうとしても、接道がほぼ歩行者専用なので、これも無理です。
恐らく再建築不可物件です。
家探しに行き詰まりかけていた時だったので、不動産会社の営業マンに
「何か駐車場を造る裏ワザないですか?」
と訳のわからない質問をしてしまっていました。
駐車場が致命傷となりマイホームの候補には上がりませんでしたが、あれから半年以上経った今でも不動産サイトに掲載されています。
200万円ほど値下げしています。
3)破格の土地
3件目はちょっと例外的になりますが、中古でも新築でもなく“土地”です。
嫁は元々注文住宅志向であり、私が中古物件を探している横で土地を探し、「掘り出し物の土地があれば建ててもいいでしょ。」と言っていました。
そんな中掘り出し物として見つけてきた土地です。
まずとにかく価格が低いです。
相場の半額程度ではないでしょうか。
場所は第一希望エリアで、最寄駅も購入した家の最寄駅と同じですが、駅からの方向は真逆です。
面積は120m2代でちょうどよいです。
この土地、場所が分かったので自分たちで覗きに行ってみました。
なので、「見学に至らなかった物件」ではなく、「不動産会社へ問い合わせしなかった物件」です。
覗きに行ってみて安さの理由が分かりました。
南側すぐに擁壁が立っている擁壁下物件だったのです。
しかも擁壁の高さは2階建ての家が完全に収まるぐらい。
こんなの日当たりなんて皆無ですし、窓を開けたら擁壁しか見えません。
また、周辺含めあまり雰囲気のいいエリアではありません。
仮に接道を挟んで反対側の土地ならよいかと言うと、そちらもあまり住みたいとは思いません。
なんかどんよりした雰囲気があります。
更に、この土地のお隣は真っ黄色の古アパートで、これもマイナスポイントです。
しばらくして不動産サイトを見ると、更に半額に値下がりしていました。
しかし、今見ると掲載が終了しています。
一体どうなったのでしょうか?
家探しを通して、つくづく「不動産に掘り出し物はないな」と思いました。
最後に
見学に至らなかった物件には、2・3件目のように「これはないな」と思う物件もあれば、1件目のように「オシイ!」と思う物件もあります。
見学に至らなかった物件はまだまだありますので、また「その2」を書きたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
筆者(やんとも)とこのブログについての紹介です( ^ω^)b
中古戸建てをメインに『家探し』の記事を書いています。
是非読んでみてください(^^)
【関連記事】
よろしければクリックお願いしますm(_ _)m