見学に至らなかった物件 その2 売れ残り・値下げ・写真掲載がない⇒訳アリです【マイホーム探し】
こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。
私は家探し期間中に合計7件の物件を見学しました。
中古ばかりではなく新築建売もありました。
一方で不動産サイトなどで目に止まったものの、何らかの理由で見学に至らなかった物件もあります。
以前「見学に至らなかった物件 その1」という記事を投稿しましたが、続編としてその2を書かせて頂きます。
1)不動産サイトの写真マジック
2)めっちゃオイシイやん、と思ったら
最後に
1)不動産サイトの写真マジック
新築建売りの話になります。
不動産サイトで見つけた時点で完成済でした。
最寄り駅は我が家と同じ駅ですが、駅からの方向は異なります。
駅からの徒歩分数は10分ちょっとで、マイホームより若干近いです。
広さは90~100m2ぐらいだったと思いますので、我が家の条件をギリギリ満たすかどうかといったところでした。
建売りしては珍しく、建物の1階の一部が駐車スペース(ガレージ)となっていたのが特徴でした。
見た目でローコストメーカーかなと思いました。
この家で最も目を引いたのは価格です。
このエリアの新築にしては安いです。
私が購入した中古より安いです。
そして、私が不動産サイトを見つけた時点で200万円値引きされていました。
そもそも値引きの前に、このエリアの建売りは完成前に売れてしまうことも珍しくありません。
私は家探しを始めて間もなかったので、「なんか知らないけれど売れ残ってるんだなぁ」ぐらいにしか思っていませんでした。
見学をしなかったというよりは、価格以外そこまで気にならなかったと言った方が正しいです。
しかし、ある中古物件を見学した際、こちらの新築物件がすぐ近くだったので余った時間で覗きに行ってみました。
そして物件の前に着いた瞬間、売れ残って値下げしている理由が分かりました。
物件の南側すぐに2階建てのアパートが建っていたのです。
建物どうしの間隔もあまり空いていないので、日当たりはほぼないと思います。
そしてこのアパート、失礼ですがなかなかのボロアパートです。
学生向けの1人暮らし用アパートかと思いますが、今どき大学生でも避けて通るような見た目です。
南側どの窓を開けてもすぐ目の前にボロアパートが見えます。
しかもアパートの物件寄り(北側)にアパートの通路がありますので、通路を歩く住人とも目が合いそうです。
私と妻は直感で「無理!」と思いました。
ここで、不動産サイトの掲載写真を思い出してみると、こんなアパートの存在など微塵も感じさせるものではありませんでした。
うろ覚えですが、外観写真の背後には何の建物も無かったような気がします。
どうやって隠したのか?
更に、数ヶ月経ってまたこの物件のページを覗いてみたところ、まだ残っていて更に200万円値下げされていました。
そして今度は、家の写真(外観・内観)がほとんど掲載されていませんでした。
載っていたのは、最寄りのスーパーとか小中学校の写真。
ちょっと戦慄が走りました。
この物件を見て、
・売れ残っていたり値下げしている物件
・家の写真が掲載されていない物件
は要注意だということを強く感じました。
ただ、現在は不動産サイトの掲載は終了しており、どなたかが住まれているようです。
2)めっちゃオイシイやん、と思ったら
これはちょっと恥ずかしい話です。
この時はまだ家探しのエリアも絞っておらず、広いエリアを見ていました。
なのでこの物件の所在地は、私がマイホームを希望していたエリアではありません。
まず目についたのは外観です。
洋館風のステキな外観で(語彙が少なく上手く表現できません・・・)、かと言って古い感じでもなく、上位メーカーが建てたのではないかと思われる佇まいです。
築年数は15年ぐらいだったと思います。
間取りも5LDKで我が家が求める家より広いです。
外構もお金が掛かっている感じです。
そして最寄駅から徒歩6分の好立地。
この時は知らなかったのですが、このエリアはプチ高級住宅街のようです。
そして何よりすごいのは価格。
めっちゃ安いです。
家のランクは私が購入した家より格段に上ですが、価格は圧倒的に安いです。
感覚的には、相場の4割ぐらいの価格だと思います。
家探しを始めたばかりの当時の私でも安いと分かりました。
夜中に不動産サイトを見ており、妻にも不動産サイトのページを見せましたが「ふーん」とだけ言って先に寝てしまいました。
しかし、私は1人でサイトを見ていて思いました。
「いやこれ絶対買いだよな!これだけ安いんだったら、勢いで買って仮に気に入らなかったとしても、売るか貸すかすれば儲かるだろう!」
興奮した私は、寝ようとしていた妻を起こして、「これ買った方がいいって!」と言って本気で説得を始めていました。
妻は眠気眼でしばらく不動産サイトを見て、あることに気づきました。
「これ、土地代が入ってない。土地は借地になっている。」
・・・
確かにそう書いてある。
そして、土地代は別途毎月5万5千円払い続けなければならない。
35年とか住み続けたらまともな額になります。
勉強になりました。
このように、建物は自分の所有物だけど土地は借地というパターンもあるのかと。
そして妻は寝室へ帰っていきました。
自分の弁護のために付け加えておくと、この物件は他の物件に比べてお気に入り登録者数が3倍ぐらいありました。
きっと皆私と同じ勘違いをしているのだと思います。
最後に
前回も書きましたが、とにかく「相場より異常に安い。値下げしている。売れ残っている。」は要注意です。
何か理由があると思います。
また、完成済の新築物件で家の写真が掲載されていないのは高確率で地雷だと思います。
(中古は売主さんのプライバシーの都合で掲載されないこともあります。)
そのような物件を買うことが必ずしも悪い訳ではありませんが、欠点を十分に理解した上で購入を検討する事は必要かと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
筆者(やんとも)とこのブログについての紹介です( ^ω^)b
中古戸建てをメインに『家探し』の記事を書いています。
是非読んでみてください(^^)
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