中古×戸建て マイホームブログ

教育資金や老後資金を残しつつマイホーム生活を夢見る30代会社員やんともが、千葉県内に中古戸建てを購入し、リフォームしたりDIYしたりで堅実にマイホームを手に入れるまでの話です。

中古戸建ての購入にかかった諸費用を公開【資金】

 

こんにちは、やんともです。

中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。

 

家を購入するにあたっては家本体価格以外様々な費用がかかります。

新築・中古に共通した費用もあれば、中古に限った費用もあります。

ほとんどの人にほぼ同額がかかる費用もあれば、人によって費用発生の有無が違ったり、額が大きく違うものもあります。

 

今回は私が中古戸建ての持ち家を購入する際にかかった諸費用をご紹介させて頂きます

 

紹介の順序としては、大きく「住宅取得費」「住宅取得費以外」の2つに分けます。

 

住宅取得費とは、ざっくり言えば入居するまでに発生する普遍的な費用、当然に発生する費用です。

住宅取得費として計上できる費目は決まっています。

住宅取得費に計上できる費用のみ住宅ローンで借入れすることができます。

また、税務会計上も住宅取得費用に計上できる費用分は、免税や減税の対象となることがあります。

 

住宅取得費に該当する費用は全て紹介し、住宅取得費以外は通常の生活を送る上で最低限必要な費用のみを紹介いたします。

 

諸費用の中には家本体価格や住宅ローンの借入額に比例した額となる費用もあります。

私が購入した家は3000万円台ですが具体的な金額は差し控えさせて頂きますので、本体価格や借入額に比例する項目はその割合(パーセント)で紹介させて頂きます。

 

1.住宅取得費
 ■不動産仲介手数料
 ■売買契約書の印紙代
 ■住宅ローン融資手数料
 ■金消契約書の印紙代
 ■登記費用
 ■固定資産税精算金
 ■リフォーム費用
 ■住宅取得費中の諸費用合計
2.住宅取得費以外
 ■火災保険料
 ■TVアンテナ設置工事費
 ■インターネット回線工事費
 ■引越し費用
 ■エアコン設置費用
 ■火災警報器設置費用
 ■浴室シャワー水栓の交換
 ■コンロをIHヒーターに交換
 ■自動車登録住所変更
 ■その他費用
3.まとめ

 

 

1.住宅取得費

不動産仲介手数料

不動産会社に仲介してもらって不動産の売買を行う場合は、不動産会社へ報酬として仲介手数料を支払います

ほぼ必須です。

 

手数料をいくらにするかは不動産会社が任意で決めることができますが、法律で上限額が「不動産価格×3%+6万円」と決まっています

3000万円の物件であれば96万円、4000万円の物件であれば126万円です。

ほとんどの不動産会社は上限いっぱいの額を設定すると思います。

私の場合も上限額通りでした

 

 

ちなみに、最近は新築建売りに限り「仲介手数料ゼロ」という不動産会社の広告を目にすることがあります。

これは家を建てたハウスメーカーが不動産会社の仲介手数料を全額負担するという仕組みのようです。

 

 

売買契約書の印紙代

売買契約書を交わす際に必要な印紙税です

必須です

物件本体価格によって金額は決まります

本体500万~1000万円 → 5,000円

本体1000万~5000万円 → 10,000円

本体5000万~1億円 → 30,000円

注文住宅を建てる際の工事請負契約書でも金額は同じです。

 

私は10,000円です

 

 

住宅ローン融資手数料

住宅ローンを借りるに際し銀行へ支払う手数料です。

一般的には借入額の2.2%という銀行がほとんどです。

3000万円借りれば66万円、4000万円借りれば88万円です。

私も借入額の2.2%でした

 

融資手数料ではなく保証料という名目で手数料を設定される銀行もあります。

保証料も借入額の2%程度が相場です。

 

 

金消契約書の印紙代

金消契約(金銭消費貸借契約:銀行と結ぶ住宅ローンの契約のこと)を交わす際に必要な印紙税です。

必須です

こちらも借入額によって金額が決まり

本体500万~1000万円 → 10,000円

本体1000万~5000万円 → 20,000円

本体5000万~1億円 → 60,000円

です。

 

私は20,000円でした。

 

 

登記費用

家(不動産)を購入すると登記をしなければならず、その手続きにかかる費用です。

私の場合は374,000円でした。

このうち公的機関に収める登録免許税や印紙税等の納税額が約230,000円司法書士へ支払う報酬や諸費用が140,000でした。

納税額も報酬も登記の内容によって変わってきます

報酬については依頼先の司法書士任意で設定しますが、一般には10万円前後が相場と言われています。

私の場合は家を共有名義にしたこと等でやや高めだったのかと思います。

 

 

固定資産税精算金

要するに、家を購入した年度分の固定資産税のことです。

必須です

その家の固定資産税額と、家の引き渡しを受けた時期による売主さんとの折半比率で決まります

例えば、その家の今年の固定資産税額が12万円で、その年の4月末に家の引き渡しを受けた場合、1年の1/3を売主さんが住み、2/3を買主(自分)が住むことになりますので、買主が負担する額は8万円です。

納税は売主さんが行っているので、精算金は売主さんへ支払います。

 

今回の私の場合は、詳細な額は控えさせて頂きますが、ここでは4万円ということにさせて頂きます。

 

 

リフォーム費用

入居前に行ったリフォームの費用は住宅取得費に含みます。

もちろんリフォームは任意ですので、全くリフォームを行わないという場合もあります。

 

今回私は108万円のリフォームを行いました。

主なリフォーム内容は、

  • ガス給湯器の交換
  • 壁紙クロスの貼替え(1階全体)
  • クッションフロアの貼替え(洗面所、トイレ2箇所)
  • 畳み貼り替え
  • コンセント増設

です。

 

 

住宅取得費中の諸費用合計

以上の住宅取得費に含まれる諸費用を合計すると、家本体価格の約10%でした。

住宅ローンをいくら借りるかや、リフォームをどの程度やるかで金額が変わってくると思います。

 

 

2.住宅取得費以外

火災保険料

万一家が火事になった時のために家に掛ける保険です。

住宅ローンを借りる場合必須となることが多いです。

私の場合は10年契約で約90,000円でした。

ネット系の保険会社です。

地震保険は付けていません

オプション(風災、水災、など)ハザードマップを見て必要な物だけ付けています。

全体的に補償内容は薄い方だと思います。

 

何社か見積りを取りましたが、全く同じ条件にすれば、大手もネット系もそこまで金額は変わらない印象です。

1~2割程度の差でしょうか?

 

 

TVアンテナ設置工事費

TVアンテナの設置工事費用は住宅取得費に計上しません。

アンテナを付けるか否かは任意であり、ケーブルTV等でテレビを視聴すればアンテナを設置する必要派ありません。

もちろん、テレビを全く見ないと言う選択肢もありますし、中古住宅であれば既に設置されている場合もあります。

私の家も中古ですが、前の住人がケーブルTVを利用していたのでアンテナは付いていませんでした。

 

なので、今回新たにアンテナを設置したのですが、工事費用はゼロ円でした。

と言うのも、本当は67,000円かかったのですが、インターネット回線のNURO光のキャンペーンでTV工事費用が全額キャッシュバックされ、実質ゼロ円になりました。

 

 

インターネット回線工事費

インターネット回線を引くか否かはもちろん任意ですし、中古の場合既に開通している場合もあります。

インターネットはNURO光を引いたのですが、こちらもキャンペーンにより工事費44,000円がゼロ円となりました

 

 

引越し費用

私の場合は139,000円でした

元住んでいたマンションとは同じ市内ですが、嫁の実家にも一部家財を取りに行ってもらいました。

 

引っ越し業者はサカイ引越センターで、大手故に割高だとは思いますが、過去に依頼した際に作業の品質が良かったため金額によらず業者を選びました。

地場の業者に頼んで安価に抑える方法もありますし、自力で運んで費用をほぼゼロにする方法もあります。

 

 

エアコン設置費用

エアコンは前の住人が2台残していってくれて、元住んでいた家から1台持って来ましたので、追加で2台購入・設置しました

(持ってきた1台はリフォーム工事内で設置しました。)

本体価格+工事費で2台188,000円でした。

もちろん任意です。

エアコンについてはいつか個別の記事を書きたいと思います。

 

 

火災警報器設置費用

現在では火災警報器の設置は法令で義務化されていますが、義務化前に建てられた家は設置されていない場合もあります

私が購入した家も1個も付いていませんでしたので、入居前に設置しました。

自分で購入して取り付けましたが、全9か所で34,000円でした。

 

 

浴室シャワー水栓の交換

入居後最初の不具合として浴室のシャワー水栓からお湯が出ないということがありました。

調べてもらったところ水栓のサーモスタットが劣化しているということで、このままでは生活できないので、入居1ヶ月後に交換してもらいました。

本体価格+工事費で45,000円でした

 

 

コンロをIHヒーターに交換

元々付いていたガスコンロは入居の時点で火力が弱くかつ点火し難い状態でした。

数ヶ月使って益々症状が悪化したので、入居5ヶ月でIHヒーターに交換しました

 

本体はECサイトで購入し、工事業者は一括見積りサイトで探しましたので比較的安価に抑えられたのではないかと思います。

合計で197,000円でした。

 

 

自動車登録住所変更

新居に引っ越したらたくさんの各住所変更手続きが必要です。

そのほとんどが費用はかかりませんが、自動車登録の住所変更(ナンバープレートと車検証の書き換え)だけは約6,000円かかりました

これは、私は希望ナンバーを取得したのと、手続きに必要な書類を以前住んでいた自治体から取り寄せる必要があったこで、費用が高額となったからです。

通常は車庫証明取得手数料登録住所変更手数料で1,000円未満です。

6,000円かかることは稀だと思います。

 

 

その他費用

上記以外で家を探し入居するに際し、細かい費用がかかります。

例えば見学や契約締結のために車や電車で移動すると交通費や駐車場代がかかります。

諸手続きのために役所で証明書を取ったり書類を郵送するのにも費用がかかります。

値下げ交渉に応じてくれた売主さんや挨拶回りのご近所さんへ渡す菓子折りも買います。

そのような諸費用も塵が積もってそれなりの額となり、2万~3万円程度は使ったのではないかと思います。

 

 

また、この家で生活するために必要な家財の購入、もしくはDIYによる家のカスタマイズに多くの費用がかかっています。

全て正確には把握しておりませんが、これまでに80万円近く使っているのではないかと思います。

 

80万円うちいくらをこの記事における諸費用(最低限必要な費用)として計上するかは迷うところですが、趣味や贅沢を除いて本当に必要な費用は20万円程度ではないかと思います。

主な内容は

  • 表札の設置
  • テレワーク部屋作り
  • 小庭に人工芝を敷設
  • 駐輪場を設置
  • 棚やラックの購入

 

 

3.まとめ

今回紹介した中古戸建ての購入に要した諸費用のまとめは以下の通りです

 

 

家本体価格の13%かかってしまいました

これはあくまで私のケースであり、リフォーム内容不具合の発生状況によって増減するとは思いますが、予算を決める際は少なくとも同じぐらいの諸費用は計算に入れておいた方がよいと思います。

 

 

この記事で紹介していない(私の家購入において発生していない)費用で特に留意しておくべき項目としては、

  • ホームインスペクション(住宅診断)費用
    中古ならではですが、建物の劣化・瑕疵が気になる場合は住宅のプロに診断してもらうことをお勧めします。(約10万円)
  • 消費税
    売主が個人ではなく業者の場合は消費税が発生します。(通常の消費税率と同じ)
  • 地震保険費用
    加入は任意ですが地震に対する備えが必要な場合は加入します。

です。

 

 

これから家探しを始める方は参考にして頂ければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

筆者(やんとも)とこのブログについての紹介です( ^ω^)b

 

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