窓からの転落防止対策【DIY・アイテム紹介】
こんにちは、やんともです。
約1年前に築18年の中古戸建てを購入しました。
私が住居を考える上で最も大事にしていることは「家族が心身ともに安全・健康・快適に生活できること」です。
これには広い意味があります。
地震が来ても倒壊しないということも大事です。
ご近所トラブルで心労が溜まるのもよくないです。
ローンの返済が苦しくなって、当たり前の生活ができないということも避けなければなりません。
家における子供の安全を考える上で大きなリスクと認識しているのが『転落』です。
一度発生してしまえばケガで済まない可能性が高いです。
転落の危険がある箇所はいくつかありますが、我が家で特に危険と感じているところが2階の窓です。
今回は万一の事故が起きないように、窓からの転落防止対策を行っていきます。
1.転落リスクのある場所
2.DIYで窓からの転落防止対策
■後付け用の策でしっかり転落防止
■突っ張り棒を使って簡易的な転落防止
3.最後に
1.転落リスクのある場所
屋外への転落リスクがある窓は2階に3箇所(2部屋)あります。
まずは、子供部屋(5.4帖の洋室)。
子供部屋という設定ですが、我が家の子供は長男(5歳)と長女(0歳)でまだ1人部屋を持つ歳ではありませんので、現在は空き部屋として物置代わりになっています。
窓は2つあり、1つはバルコニーへ出る窓で鍵が開いていれば子供だけでも簡単で外に出れますが、出たところでバルコニーがありますので取り敢えず転落の心配はありません。
もう1つの窓は高い位置に付いており、それだけでは転落の心配はほぼありませんが、怖いのはすぐ横にベッドが置いてあることです。
嫁の実家から貰ったマットレスです。
ベッドの上に登ると長男なら窓の下枠より腰の位置が高くなってしまいます。
また、この部屋は空き部屋といいつつ、たまに長男が遊びに使っています。
非常に危険です。
嫁は窓が開かないように封鎖してしまおうと言いましたが、時には換気したいですし、全く開かないというのはやはり不便です。
ここは、窓として使うことを前提に、しっかりした転落防止対策が必要です。
転落の危険性がある残りの2つの窓は私のテレワーク部屋(5.4帖の洋室)にあります。
こちらの窓は2つとも高い位置についており、ベッドもないのでそこまでリスクがないように思えます。
しかし、部屋に置いてある1人用ソファに登ると、やはり窓の下枠より腰の位置が高くなってしまいます。
子供がソファに登って遊んでいて、怖いなと思ったことはあります。
テレワーク部屋なので基本的に子供だけで入ることはなく、リスクとしては低いですが、簡易的に転落防止ができれば安心かなと思います。
2階にはその他にも窓はありますが、枠の位置が高く、近くに踏み台になるようなものもなく、もしくは小窓であるなど転落の危険は低いため、対策は上記3箇所のみでよいかと考えました。
2.DIYで窓からの転落防止対策
後付け用の柵でしっかり転落防止
子供部屋のベッド横の窓については、後付けできる窓用の柵を購入して取り付けました。
Amazon等で以下のような商品が販売されています。
金額は約7,000円と結構お高いですが、ここは多少お金を掛けてでもやっておきたいところなので購入しました。
組み立て途中の写真を撮り忘れましたが、物としてはしっかりしていて、安物・粗悪品という感じはしません。
柵本体は3枚に分かれており、これを互いにボルトで繋げて、幅81~215cmの窓に対応させることができます。
窓枠への固定は、突っ張り形式です。
組み立ては特に難しくはありません。
20~30分程度でできます。
取り付けが完了すると以下のような感じです。
高さは76cmあり、感覚的にもかなり高いなと感じます。
高さ的には転落防止として申し分ないと思います。
3枚の柵を繋ぎ合わせるのでちょっと不格好ですが、仕方ないかと思います。
手で持って力を掛けてみましたが、しっかりしています。
短時間であれば、大人が寄り掛かっても大丈夫な気がします。
絶対に外れないとは言えませんが、我が家の場合はサッシの段差に上手く引っ掛かっていますので、外側には外れにくいと思います。
いずれにしても、柵に寄り掛からないように子供に言い聞かせておく必要はあります。
突っ張り棒を使って簡易的な転落防止
テレワーク部屋の窓は上記の柵ほどの対策は不要です。
そこで使ったのが突っ張り棒です。
室内で洗濯物などを干す際に使う一般的な突っ張り棒です。
これを使って窓に手すりをつけます。
突っ張り棒を購入する際は、窓の幅を測って、あまりの安物や粗悪品は避けた方がよいと思います。
あとは、通常の突っ張り棒と同じ要領で窓枠に取り付けます。
取り付ける高さについては、低すぎるとその上を超えて転落してしまいますし、高すぎると突っ張り棒の下をくぐって転落するので、窓の高さ、足場となり得るものの高さ、子供の体の大きさからちょうどいい高さを決めます。
私は窓の下枠から約20cmの高さに設置し、「下をくぐることもできるが、くぐるには体を柔軟に使わなければならない」という高さにしました。
こちらの突っ張り棒も、簡易な転落防止としては十分な強度だと思いますが、絶対に外れない訳ではないので、子供には注意するように言っておく必要があります。
3.最後に
今回は2階の窓からの子供の転落防止ということで、2つの方法で柵と手すりを設置しました。
これで絶対安心とはいきませんが、不意に落ちてしまうということは高確率で防げるのではないかと思います。
今回は2階室内の窓が対象でしたが、転落の心配がある箇所はもう1つあります。
それは2階バルコニーです。
もちろん手すりはありますが、写真の通り完全に壁面で覆われた手すりなので、子供は外の景色を見ることができず、目を離すと踏み台や室外機に登ってしまい、転落の危険があるのではないかと考えています。
こちらも何とか対策したいのですが、窓ほど容易にはいかなそうですので、何かいい方法を考えて、設置出来たらまた記事にさせて頂きます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
筆者(やんとも)とこのブログについての紹介です( ^ω^)b
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