中古リノベーションの限界!?キッチンの間取り変更を考えてみた話【リフォーム】
こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。
我が家のキッチンは対面式でもアイランド式でもありません。
強いこだわりがあった訳ではありませんが、やはり対面式かアイランド式が理想だったので、物件見学をした時点ではマイナスポイントかなと思っていました。
なので、キッチンのリノベーション(間取り変更)についてリフォーム会社に相談したことがありましたので、その時の相談内容についてお話しさせて頂きます。
(実際には間取り変更していません。)
1.キッチンのリノベーションを検討した経緯
2.キッチンのリノベーション(間取り変更)案
3.最後に
1.キッチンのリノベーションを検討した経緯
本気でリノベーションを考えたというより、ちょうどリフォーム会社と話をする機会があったので軽く相談してみただけです。
家探しを始める前の時点に話を遡ると、元々私と嫁ではマイホームに対する考え方が違っていました。
私は家探しの初期段階から中古と決めており、リフォームも本当に必要な分だけ数百万円で行う考えでした。
一方嫁は、元々注文住宅で自分好みの家を建てたいと思っていました。
私の勧めで中古にシフトしてからも、1千万円規模のリノベーションで注文住宅に近い気分を味わいたいという考えでした。
リフォーム(リノベーション)の予算についても全く話が噛み合っていませんでした。
キッチンに関しては、嫁はもちろん対面式かアイランド式希望で、私もこれについて反対はありませんでした。
家探しを進める途中、嫁が「リノベーション業者も目星をつけておきたい」と言い出し、当時のマンションの近くのリノベーション業者に『中古リノベーションセミナー』という形で話を聞きに行くことにしました。
私としてはイメージしているリフォーム業者とはちょっと違うのですが、話を聞くことを拒むほどではないので家族で行ってみることにしました。
この業者は純粋なリノベーション工事も行っているのですが、不動産仲介業も行っており、中古物件探し~リノベーションをワンストップで提供するというのが売りです。
またリノベーションのコンセプトとしても、おしゃれな内装にこだわった業者でした。
リノベーションセミナーの予約を取ったのと時を同じくして、家探しの方にもいい出会いがありました。
不動産サイトに何やらよさげな物件出てきました。
そう、後にマイホームとなる物件です。
すぐに見学の申し込みを行い、リノベーションセミナーの翌日で見学の予約が取りました。
この物件、今まで見てきた物件よりいい所が目立つのですが、大きなマイナスポイントとしてキッチンが対面式・アイランド式ではないという点がありました。
しかも素人目ではリフォームによる対面式・アイランド式への変更も難しそう。
そこで、ちょうど見学の前日にリノベーション業者に話を聞く機会があったので、この物件におけるキッチンの間取り変更ついても相談してみることにしました。
セミナーが終わってから、「今気になっている物件がありまして、もしこのキッチンを対面式・アイランド式にするならどのような方法がありますか?」といった感じに。
業者の方も現場を見たり正式な図面を見た訳ではないので、あくまでジャストアイデアですが、快くアドバイスをしてくれました。
2.キッチンのリノベーション(間取り変更)案
まず、我が家のキッチンとその周辺の間取りですが、下のようになっています。
対面式でないのはもちろん、リビングダイニングからはしっかり区切られた間取りになっており、シンク・コンロの配置を変えるだけでは対面式にするのは難しそうです。
リノベーション業者に相談したところ、2つの案を提案してくれました。
まず第1案。
ダイニングスペースにキッチンを移設して対面式にする間取りです。
広さ的にはキッチンを配置することは可能かと思います。
ただし、ダイニングという概念が無くなりリビングがダイニングを兼ねることになります。
また、キッチンとリビングが近すぎるので料理の匂いがリビングに染み付きそうです。
次に第2案。
リビングの脇にキッチンを移設してアイランド式にする間取りです。
我が家のリビングダイニングは凸の形をしているので、一見キッチンが上手く収まりそうに見えますが、キッチンの奥行きが収まりきらずキッチンがリビングの中央付近までせり出す形になります。
リビングダイニングがいびつな形になりそうですし、こちらもキッチンとリビングが近すぎる気がします。
そして、両案に共通した大きな欠点は、元々キッチンがあったスペースがデッドスペースになってしまうことです。
リビングの壁の向こうには洗面所があるため、LDK全体の間取りを広げることはできません。
このままキッチンを移動すると元のキッチンの場所はリビングやダイニングとして使うことは難しく、広いパントリーなどにするしかありません。
リビングダイニングは単純に狭くなります。
収納スペースが増えることはメリットではありますが、元々収納は多い家なので居住スペースを殺してまで収納を増やしたくはないです。
どちらもいい案とは思えませんでしたので、仮に予算が潤沢にあったとしても採用することはなかっただろうと思います。
この相談により、中古×リフォーム(リノベーション)には限界があるなと感じました。
リフォームも自由度が高いとは聞きますが、やはり元の間取りでどうしようもない部分はあります。
※今回のケースは洗面所や浴室まで巻き込んだリフォームを行えば、間取り変更できないことはないかと思います。
3.最後に
この物件はその後契約し今のマイホームとなりました。
リフォームについてはあまり予算の余りがなかったため、100万円で必要最低限だけ実施し、キッチンはクロス貼替え(1階全体)以外は手を付けませんでした。
少しでもキッチンとリビングダイニングの境がなくなるように、写真のように壁に切り欠きを入れる案(約6万円)を嫁に提案しましたが、特に要らないと言われました。
キッチンにはそこまでこだわらないので、他のところにお金をかけたいと。
その後入居して9ヶ月経ちますが、嫁もキッチンについてはそこまで不満はなさそうです。
今回相談に乗ってくれたリノベーション業者は親切に対応してくださいましたが、残念ながらその後お仕事を頼むことはありませんでした。
我が家においてキッチンの間取り変更を考えた話と、中古リフォームの限界についての話でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
筆者(やんとも)とこのブログについての紹介です( ^ω^)b
中古戸建てのリフォームに関する記事を書いています。
是非読んでみてください(^^)
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