中古×戸建て マイホームブログ

教育資金や老後資金を残しつつマイホーム生活を夢見る30代会社員やんともが、千葉県内に中古戸建てを購入し、リフォームしたりDIYしたりで堅実にマイホームを手に入れるまでの話です。

接道の広さ 法律ギリギリだとちょっと狭い・・・【マイホーム探し】

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こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。


私が物件見学の記事を書く時、物件の評価の中で「接道・アクセス道の広さ」についてよく触れています。

<初めての物件見学 でも中古ではなく新築です>

<はじめての中古物件見学 築11年・オール電化・買い物が遠い>

<3件目の新築物件見学 駅9分・コンビニ3分・車が通れない>

 

今回はこの道の広さ(幅)についてお話しいたします。


1.法律上の道幅
2.私が感じた道の狭さ(適法でも狭い)
3.最後に

 

1.法律上の道幅

建築基準法の接道義務では、「建築物を建てる際は道幅4m以上の道路に2m以上接していなければいけない。」と決められています。

なので、道幅4m未満の道路沿いの土地には家を建てることができませんし、道幅が4m以上でも道路と接している長さが2m未満の細長い土地にも家を建てることができません。


このような法律が定められている理由は、有事の時に緊急車両が通行できるようにとのことです。

 

しかし、中古物件を探していると、上記の接道義務を満たしていない物件に出会う可能性があります。

これは法律が制定される前に建てられた物件であり、既存の建物をそのまま使い続けることはできますが、建物を壊して新しい建物を建て直す(再建築)はできません

なので、このような中古物件を購入してしまうと、建物が古くなっても建て直すことができませんし、土地(もしくは土地+建物)を売却しようとしても、まともな金額で売れない可能性があります。

また、このような物件を買おうとしても、ローンの審査が下りないこともあるそうです。

 

新築の家が建っているような道路であれば、まずこの法律を満たしていると思ってよいでしょうし、中古物件で法律に抵触している物件であれば、契約前に必ず不動産仲介業者がその旨を説明しなければいけないこととなっています。

しかし、契約の直前でその旨を伝えられても困る部分がありますので、見学の際に道路の幅が気になった場合は営業マンに確認しておいた方がよいです。

 

もし、道幅4m未満の道路沿いに家を建てたい場合、セットバックという方法を使って再建築を可能にすることはできます。
セットバックとは、所有する土地のうち道路に面した部分を道路の一部として提供することで、道幅を無理やり4mに拡張することです。

この方法も、自分の土地の一部を道路のために失うことになりますので、決していい話ではありません。

 

2.私が感じた道の狭さ(適法でも狭い)

私が見学を行った物件は、いずれも道幅が4mを超え接道義務を満たした物件でした。
しかし法律は満たしていても、実際に車で通るには「ちょっと狭いな」と思う道路が多くありました。


最初に道の広さを意識したのは、1件目の見学(新築)の時です。

 

 

妻が「なんか接道が狭いからこの物件嫌だ」と言い出しました。

大通りから物件まで向かう150mくらいの道は確かに狭いです。
運転者の感覚的には車2台分の幅はありませんので(実際はギリギリ2台分ありますが)、対向車とすれ違う際はどこか広くなったところですれ違うか、車の一部が周囲の家の敷地に入らざるを得ません(ーー;)

かと言って、普通に通行できないほどではありません(・ω・`)

 

また千葉県内の私が家探しをしていたエリアでは、住宅街は道が狭いのが当たり前でした。
エリアリサーチでもいくつかの街を訪れましたが、ほとんどのエリアで狭い道を通りました。

 

最初に「狭い」と言い出した妻は、運転が苦手でありほとんどペーパードライバーです。
結婚当初、私の仕事の都合で大分に住んでいた時は、車がないと日常生活ができないということで渋々軽自動車を運転していましたが、千葉に来てからは1回も運転していませんでした。

 

道の狭さを指摘してきた妻に対し、私は「これぐらい運転できるだろ!これぐらい良しとしないとどこにも住めないぞ!」と言ってあしらっていましたが、妻も将来自分が運転する可能性を考えて頑なに嫌だと主張し、意見が対立した状態のまま家探しを進めていました。

 

私の考えが変わったのは新築3件目(通算4件目)の物件を見学した時でした。

 

 

道そのものの幅はほどほどなのですが、接道に入る曲がり角が狭い&形状が悪く、3回切り返してようやく通ることができました
かなり冷や汗を掻きました(ーー ;; )

ここに住んでコツを掴めばある程度スムーズに行けるのかもしれませんが、それでも日常的にあの狭さと付き合うのはストレスだなと思うようになりました。

よく考えれば、他の物件も日常的にあの道で神経を使って対向車とすれ違うのもキツイと思いますし、もし対向車が緊急車両であったならプレッシャーが大き過ぎます( ̄□ ̄;)!!

 

そんな感じで、最初は妻の意見を否定していた私も、道の狭い物件はネガティブなイメージを持つようになりました。

最後にマイホームとなる物件を見学した際は、接道の広さ(5.5m)を見てかなり好印象だったのを覚えています(*´ω`*)

 

3.最後に

今回お話しした「道の広さ」については、人によってほとんどデメリットに感じなかったり、気にならないことかもしれません。
車の運転の有無にもよります。

家探しの条件項目や物件のチェック項目にもあまり挙がってこないポイントだと思います。

ただ、私の個人的な意見としては、家を購入した後の日常生活を考えれば接道の広さも重要なチェックポイントの1つだと感じています。

接道の狭い物件と出会った時、ちょっと参考にしてもらえればと思います。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

中古戸建てをメインに『家探し』の記事を書いています。
是非読んでみてください(^^)

 

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