中古×戸建て マイホームブログ

教育資金や老後資金を残しつつマイホーム生活を夢見る30代会社員やんともが、千葉県内に中古戸建てを購入し、リフォームしたりDIYしたりで堅実にマイホームを手に入れるまでの話です。

エリアを広げて初の物件見学(2件)築2年と築20年【マイホーム探し】

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こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。

 

今回は通算5・6件目中古物件としては2・3件目の物件見学(2件)についてです。
この見学は、家探しのエリアを拡張して初めての見学でもありました。

 

内容は以下のとおりです。

1.見学の経緯、流れ
2.物件のチェックポイント(1件目)
 ■駅までの道
 ■使用感(内装の古さ)
 ■擁壁
 ■ちょっと頑固そうな売主さん
3.物件のチェックポイント(2件目)
 ■駅までの道
 ■ローコストメーカー
 ■飼い猫
 ■残債が残っている?
 ■メーカー保証が効かない
4.見学した物件のその後と見学時のエピソード
5.最後に(営業マンとの出会い)

 

 

1.見学の経緯、流れ

これまで家探しの第1希望エリアで中古1件、新築3件の見学をしてきましたが、このエリアは中古物件の数が少なく、見学済の1件以降候補となる物件が現れずにいました。
ついでに、比較的件数が多かった新築も、見学した3件を除けば気になる物件はありませんでした。

 

そこでエリアを広げて、第2希望エリアでも物件探しをすることとしました。

 

第1希望エリアを外れると息子に幼稚園を転園させなければいけないので極力避けたいと思っていたのですが、物件が見つからないので取り敢えずやむ無しとしました(ーー;)

こちらのエリアは中古物件が多いエリアでしたので、私たちの条件に合う物件も複数件出てきました。

 

まず目についた物件は、私鉄駅から徒歩6分JR駅から徒歩11分コンビニ3分小学校5分の好立地でありなが、築年数と価格のバランスもよく、広さも問題のない非常に魅力的な物件でした。

息子に幼稚園を転園させることさえ目をつぶれば、少なくとネット上の情報だと購入したいと思える物件でした。

しかし、不動産サイトから問い合わせて1週間後に担当不動産会社から連絡があり、他の買い手から申し込みが入ったと伝えられました。
やはり好条件の物件はすぐ売れるのだと思いました。

 

続いて目についたのが、同じJR最寄駅から徒歩12分の物件です。

JR駅からの徒歩分数はあまり変わらず12分ですが、上の物件とは駅からの方向が反対のため私鉄駅からは離れてしまいます。

広さや間取りは私たちの条件とほぼ一致します。

価格は先ほどの物件より200万円ほど高く、私たちが設定した条件いっぱいの額です

 

この物件で特記すべき点はは築2年と非常に築年数の浅い物件で、写真で見る限り非常にきれいな物件です(*´ω`*)

恐らく新築時はプラス300万円ほどであっただろうと推定されますので、新築と遜色ない家に安く住めるというとこは中古のおススメポイントかと思います

 

駐車スペースも2台分あり、将来2台持ちになっても大丈夫という点もプラスです。

ただし、コンビニ、スーパー、小学校が遠く、この立地で予算ギリギリはいまいちテンションがあがりません(ーー;)

 

そうは言いながらも、とにかく見学しようと思い不動産サイトから問い合わせをしたところ、担当営業マンから連絡がありすぐに日程調整を行ってくれました。

それだけではなくこの営業マンは「見学まで日数もありますし、1件だけ見学というのももったいないので、よかったら他の物件もどうぞ」と言い、たくさん物件を探して、資料を送ってきてくれました。
合計15件ぐらい探してきたのではないでしょうか。

よく見ればただの営業行為ですが、それまでやる気のない営業マンとしか出会うことがなかったので、この営業マンの一生懸命な態度は好印象でした(^^)

実際に探してきた物件もどうしようもない物件ばかりでなく、こちらの条件を汲んだ物件で私がネットで探し漏れていた物件もありました。

 

妻と相談して、紹介された物件の中から気になる1件を追加で見学することとしました

こちらの物件は駅から徒歩9分で、先ほどの築浅物件から駅方向に3分歩いたご近所です
なので、同じくコンビニ、スーパー、小学校は遠いです。

 

一方、築年数に関しては先ほどの物件とは対称的で築20年という古めの物件でした
室内の写真も20年の時間の流れが納得できるような見た目でした。

 

広さ間取りは問題ありません。

 

サイトに掲載された外観写真の中に高い崖(擁壁)の上に建っている写真があったので、それが気になりました(・_・?)

価格は上の築浅物件より若干高く「この築年数なのにこっちの方が高いの?」という印象でした。

 

こうしてお互いに近い置にある2件を同じ日に見学することとなりました。
見学の順番としては、先に築20年の物件後に築2年の物件となります。

 

2.物件のチェックポイント(1件目)

先に見学した築20年の物件のポイントです。

 

駅からの道

この物件は駅から徒歩9分と比較的駅近物件なのですが、その道は狭く急な坂道を通るものでした。

道の狭さについては、事前にGoogleマップストリートビューで確認していたのですが、この家にアクセスしようとするとどのルートを通っても狭い道を通ります

そして、ストリートビューで気づけなかったのが坂道です
駅前に車を止めて歩いて物件に向かう際、時間に遅れそうで少々焦りながら走って向かっていたのですが、突如目の前に現れた谷(急な坂を一度下ってまた上る)にゾッとしたのを覚えています( ̄□ ̄;)!!

最寄りのコンビニも駅前にありましたので、駅やコンビニに行く際は必ずこの道をとおらなければならず、徒歩にしろ自転車にしろこの坂は楽ではないなと思い、マイナス点となりました。

 

使用感(内装の古さ)

築20年の物件で、外壁はリフォーム済で綺麗だったのですが室内は素直に古さを感じる物件でした。

リビング、キッチン、浴室、など、自分の祖父母の家を思い出す感じでした(^^;)

 

築20年だから古さがあって当然かというと、そうでもなく使用感は物件によって差があります

現に、私が最終的に購入したマイホームは築18年とあまり年数は変わりませんが、築10年と言われても違和感のないほどに綺麗でした。

ただしこの20年の物件も、住めないという感じはなく、ちょっとしたリフォームで十分綺麗にはなるものです。

 

擁壁

この物件の一番の特徴は、高い擁壁の上に建っているということです!

下は鉄道の線路が通っており、線路の脇に7mぐらいの擁壁を建てて、その上に家が建っていました

擁壁は間地ブロックが積まれていました。

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間地ブロック

 

また、擁壁の上に家を建てる際は、擁壁の下端から建物まである決まった距離を空けることが望ましいのですが、この物件はその距離も空けられている様子はありませんでした。

この擁壁に関して、売主さんと話をして分かったことが2つあります。

①擁壁の下端から距離を空けられない代わりに、家の基礎に鋼管杭が打ってある。
②擁壁は市の持ち物である。

 

①は擁壁の下端から距離が取れない場合の対処としては適切なものです。
古い手書きの図面を見せてもらいましたが、確かに家の基礎から地中に向かって太い鋼管杭が打たれていました。

鋼管杭の長さは線路と同じレベルに届きそうなほどでした。
あいまいな記憶ですが、10~15本あったと思います。
建築の専門家ではないので、本当にこの本数、この深さで大丈夫なのかは分かりませんが、それなりに注意して擁壁上に建てられたことはわかりました。

また、売値が高めであるのも、鋼管杭により新築時に費用がかかったことも理由かと思いますφ(・ω・`)

 

②は、擁壁が市の持ち物であるため、擁壁にひびなどが入っても自分手出しをして補修する必要はないということになります。

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擁壁については、次回の記事で解説したいと思います。

 

ちょっと頑固そうな売主さん

この日売主の奥様はご不在でご主人1人に案内頂いていた中、倉庫内に冬用タイヤがあったので、「ウインタースポーツか何かやられるんですか?」と聞いてみたところ、「妻の実家が長野でね、よく行くんだよ。」と話してくださいました(^^)

 

お仕事を退職されたばかりという男前(石原軍団風)で優しいご主人ですが、売却の理由を聞いたところ、「妻の親の体が悪くてね、ちょくちょく長野に通ってるうちに私も長野が気に入ってしまって、移住することにしたんだよ。20年前に建てたこの家、非常に気に入ってて死ぬまで住むつもりだったんだけど、もしこの値段で売れるなら売ってみようかなと思って。」とお答え頂きました( ・_・)

答えの感じから察するに、家に非常に愛着を持たれていて、かつ必ずしも売れなくてもよいという感じだったので、あまり値下げ交渉は期待できないのかなと思いました(^^;

 

3.物件のチェックポイント(2件目)

後に見学した築2年の物件のポイントです。

 

駅からの道

1件目と近所ですので、アクセスについては1件目と基本的に同じで、狭い道坂道を通ることになります。

ただし、1件目から2件目に向かう間にもう1度坂道を下ることになるので、駅から2件目の物件に向かおうとすると下る→上る→下るとかなりアップダウンを経験することになります!

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ローコストメーカー

ハウスメーカーは新築建売りでよくあるローコストメーカーです
不動産サイトの写真を見てもすぐにローコストメーカーだと分かりました。

ローコストメーカーについては別途記事を書いていますが、良いか悪いかは別として、とくにかくローコストメーカーです。

 

飼い猫

こちらのご家族は室内で猫を2匹飼われていて、部屋に入った瞬間匂いがするほどでした( ^ω^)

特にうちの家族に猫アレルギーはいないのですが、住むとなればハウスクリーニングは必要かなと思いました。

 

残債が残っている?

こちらの物件はこの日ご主人がご不在で若い奥様が対応してくださいましたが、売却理由を聞いたところ、「2年前に新築で買ったけど、夫婦とも通勤が不便だったので別の場所へ住み替えます。」とのお答えを頂きました。

若くて(30代?)まだ2年しか住んでないのであれば、ローンがほとんど残っている可能性もあります。(あくまで推測)
そうなると基本的にローンの残高以上で売りたいとなるので、値下げは難しいのかと推測しました

しかし、新築で買って2年で不便だから住み替えという時点で、普通にお金持ちかなとも思いました。

 

メーカー保証が効かない?

新築の家は10年間のメーカー保証が義務付けられており、築2年のこの物件はまだ保証が残っているはずです。
しかし営業マンから「保証は残っていますが、メーカーによっては2番手のオーナーに対しては保証しないこともあります。」と教えられました( ̄□ ̄;)!!

本来はメーカー保証が残っているというのが築浅物件のメリットの1つですが、それが無いとなるとあまり値段の下がっていない築浅の物件はあまり魅力がないのかなと思います。

 

4.物件のその後

1件目の築古物件は、見学の2~3週間後にはサイトの掲載が消えていました

失礼ながら私個人的にはそこまで魅力的に感じなかったので、売れたとなると意外です。
もちろん絶対に売れないような物件ではないですし、もしかしたら売れたのではなくてご主人が売却を取りやめた可能性もあります

 

そう言えば、この物件の見学を終えて家の外に出た時、次の見学家族(子連れ)とその営業マン(おそらく違う会社)が家の前で待っていました。
社交的なお子さんでうちの子供が絡まれていたのが面白かったです(*´ω`*)

このご家族が購入したのか(・_・?)

 

2件目の築浅物件はその後2ヶ月以上売れ残っていましたが先日検索してみると掲載が無くなっていました

どのくらいの期間残っていたのかは分かりませんが、駅からの坂道がマイナスポイントとなってすぐには売れなかったのではないかと考察しています。

 

5.最後に(営業マンとの出会い)

今回同じ日に2件の物件を見学した話を書かせて頂きましたが、実はこの日は同じ営業マンに連れられてもう1件見学を行っていました
そのもう1件の物件こそが、私たちが最終的に購入したマイホームです!

 

購入した物件はこの営業マンの会社が仲介担当ではなかったのですが、不動産サイトでこの物件を見つけた時ちょうどよいタイミングで今回の2件の見学を調整していたので、ついでに同じ営業マンに仲介を頼むこととしました
※厳密にはこの営業マンとマイホームの仲介担当は同じ会社ですが、営業所が異なりました。

営業マンに「この物件も見学できませんか?」とお願いしたところ、すぐに見学を手配してくれました。

 

営業マンが所属する会社は、全国区の大手不動産会社でした。
ほとんどの人が名前を聞いたことある不動産会社です。

 

私は家探しにおいて7~8人の不動産営業マンと出会いましたが真面目に物件を探して勧めてきてくれた営業マンは彼だけでした( `・ω・´) b

家探しにおいてあまり感情に流されるのはよくないのかもしれませんが、このように一生懸命に物件探しを行ってくれたことも仲介を頼もうと思った理由の1つです!

 

見学前の電話のやり取りの時点で若い営業マンであることは察しがついていましたが、見学で初めて顔を合わせた時も、やはり若いなという印象でした。
後に年齢を聞くと、27歳入社5年目とのことでした。

ただ、若いなりにも不動産の知識はそれなりであり、ちゃんと宅建士の資格も取っており、何より年齢の割に落ち着いていました( `・ω・´) b

 

私がマイホームの購入を契約して住み始めるまで彼にお世話になりましたが、最終的によい営業マンだったかと言うと・・・、良い点もあれば悪い点もありました笑

良くも悪くも深い付き合いでした。

 

ちなみに、上で書いた通り今回の2件を見学した直後(同じ日)に後にマイホームとなる物件を見学しました。
見学後すぐ購入の申し込みを出しましたので、即ちマイホーム以外の物件見学は今回(通算6件目)が最後となります(^^)

 

マイホームの見学・契約の話やこの営業マンとのやり取りについては、今後の記事でも書いていきたいと思います。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

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