中古×戸建て マイホームブログ

教育資金や老後資金を残しつつマイホーム生活を夢見る30代会社員やんともが、千葉県内に中古戸建てを購入し、リフォームしたりDIYしたりで堅実にマイホームを手に入れるまでの話です。

物件見学の手順 売主さんからの印象をよくする【マイホーム探し】

f:id:yantomo2:20210913220723j:plain



こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。


今回は物件見学のやり方と注意点についてお話していきたいと思います。

あくまで私が調べたor私が体験した内容です。

内容としては新築建売り物件にも該当する部分はありますが、主には売主さんが個人の中古物件目線でのお話となります。

 

見学のやり方・注意点で最も重要なポイントは『周辺環境を確認すること』『売主さんからの印象をよくすること』です。

 

1.見学の申し込み・予約方法
2.見学の心得・姿勢・準備事項
 ■服装・身なり
 ■手土産
 ■訪問するメンバー
 ■持ち物
 ■その他注意点
3.見学でチェックするポイント
 ■立地・周辺環境
 ■外観・周囲
 ■室内
4.売主さんに質問すべきポイント
 ■売主さんの事情
 ■周辺環境
 ■建物
5.最後に

 

1.見学の申し込み・予約方法

見学の申し込みは簡単です。

アットホームスーモホームズなどの不動産サイトから気になる物件を見つけて、物件ページ上の問い合わせフォームから問い合わせを行います。

問い合わせフォームに「見学を希望する」と明記した方がよいですが、希望しなくても見学を勧められることが多いです。

メールアドレスや電話番号は、きちんと連絡が取れるものを書きましょう。

 

問い合わせを行うと、物件を担当している不動産仲介会社から折り返しの連絡がきます。

ただし、たまに問い合わせをしても連絡が来ないことがあります。

考えられる理由としては、

・既に他の人から購入の申し込みが入っていて、見学を受け付けていない
 (正式に契約が結ばれるとサイトから消える)
・仲介会社がやる気がない。真面目に売る気がない物件。
・単純に問い合わせを見逃されている

があります。

連絡が来ない場合の対処としては、

再度問い合わせフォームから問い合わせる
・担当の不動産会社に電話してみる
他の不動産会社の物件ページから問い合わせる。
中古物件は複数の不動産会社が仲介を行っていて、同じ物件が複数掲載されている場合があります。基本的にどの不動産会社に仲介してもらってもOKです。
付き合いのある仲介営業マンに頼む。
既に付き合いがあったり他の物件を案内してくれた仲介営業マンがいれば、その人に「この物件も紹介してもらえないですか?」と聞いてみるのも手です。

 

連絡が取れれば、あとは仲介会社が見学まで誘導してくれます。

 

大まかな流れとしては、こちらの空き日程を伝え、仲介会社から売主さんの予定を確認してもらい、両者の予定の合うところで日程が決まります。

日程が決まれば後は当日予定している時間現地(物件の前)、もしくは指定された集合場所で営業マンと合流し、見学を行います。

 

見学の前後に他の予定や他物件の見学を入れる場合は、十分時間に余裕を持って、遅刻したり話途中で見学を切り上げたりがないように注意してください。

見学は思いの外じっくり見てしまうこともあると思いますので、少なくとも1時間は予定しておいた方がいいと思います。

 

不動産サイトを見て気になっている物件はあるけど見学まですべきか迷っている場合は、営業マンにその旨を伝えて詳細情報をもらったり売主さんに気になることを質問してもらったりしてください。

 

 

2.見学の心得・姿勢・準備事項

見学において最も重要なことは、売主さんに好印象を持たれることです。

 

家の購入はスーパーでの買い物やレストランでの食事とは異なり、お金さえ払えば誰にでも売ってもらえる訳ではありませんし、値段も両者の交渉によって決まることもあります。

売主と買主は対等な立場ですが、少なくとも買主は“お客様”ではありません

こちらが買いたいと言っても、売主さんから「あんたには売らん」と言われればそこで終わってしまいます。

見学する物件の中には「一応見学するけど、正直この家に住む気はないな。」という物件もあると思います。

正直な気持ちはそれでもよいのですが、家探しが順調に行かず妥協で物件を決めなければならない可能性もありますので、もし買うことになってもいいように印象をよくしておいた方がいいです。

 

売主さんにとっては、何十年も大切に住んできた家で、愛着を持って手放す人もいるかと思いますので、売主さんと対等な立場でありながらも、家に対しては敬意を持って見学した方がよいです。

 

細かいポイントとしては以下です。

 

服装・身なり

スーツなどの正装である必要は全くありませんが、ラフ過ぎずある程度整った服装で伺いましょう。

また、まだ生活中の家にお邪魔する訳ですので、清潔感も必要です。

 

手土産

不要です。

あくまで売主さんとは対等な立場ですし、まだ契約もしていなければ家や代金の授受もしておりませんので、こちらが売主さんのために何かを出費する必要はありません。

それに、この先何件見学に行くかも分かりませんので、いちいち手土産を買っていたらそれだけで大変な出費になります。

 

訪問するメンバー

営業マンを除き、基本的には家族(その家に同居するメンバー)は同行してよいと思います。

1人もしくは夫婦2人で行くことが多いと思いますが、子供を連れて行くのもOKです。

ただし、子供を連れていく場合は、売主さんに迷惑を掛けたり失礼なことを言わないように、事前に注意しておいた方がよいです。

我が家の場合、当時長男が3歳で思ったことを素直に口にしてしまう年頃だったので、万一失礼のないようにと思い最初の見学の時は妻の実家に預けました。
しかし、それも毎回預けていてもきりがないと思い、2回目からは長男には事前によく言い聞かせた上で連れて行くようにしました。
奇跡的にいい子にしていたので、失礼はなかったと思います( ^ω^)b

他にリフォーム業者住宅診断士(ホームインスペクション)を同行させて、専門的に家を見てもらうというのも良いと思います。

それ以外の同行者については人数が多すぎると売主さんに迷惑を掛けたり、悪い印象を持たれたりする可能性もありますので、控えめで同行させた方がよいと思います。

 

持ち物

持ち物として絶対に必要なものはあまりありませんが、下記を参考に必要なものは準備するようにしてください。

①スリッパ:物件内に入る際は必須ですが、基本的に仲介営業マンが準備してくれます

②雨具・着替え・タオル・ビニール袋:雨予報であれば必要です。雨に濡れたまま家に上がるのは売主さんも良い気がしませんので極力濡れないようにするのと、体を拭くタオルや替えの靴下などを用意しておいた方がよいです。

③筆記用具:物件を見たり、話を聞いたときにメモするための筆記用具、もしくはスマホなどにメモできるように準備しておいた方がよいです。

④カメラ:売主さんへの許可は必要ですが、家の外観・内装はしっかり写真に撮っておいた方がよいです。スマホでもOKです。

クリップボード見学中にメモを取るのに便利ですが、これも必要な人だけ準備すれば結構です。

⑥物件資料:基本的には営業マンが準備しますので、持参は必須ではありません。

⑦メジャー:寸法を測るのに必要ですが、これも基本的に営業マンが持っています。

⑧マスク(必須!):とりあえずコロナ禍での話ですが、絶対に忘れてはいけません。コロナが収束したらマスク文化はどうなるのでしょうか・・・

⑨アルコールスプレー:これもコロナ禍では必須ですが、基本的に営業マンが持ってきます。私は必ず持参していました。

 

その他注意点
  • 写真を撮る場合は、見学の最初に売主さんへ断っておきましょう。ほとんどの売主さんは快く承諾してくれると思います。
  • トイレ、浴室、クローゼットなどを開ける際売主さんの許可を取りましょう
  • 家に対しては敬意を払い、「汚い、ボロい」などの感情的に失礼な発言は控えましょう。むしろ良いところがあれば、適度に褒めておいた方がよいです。例えば「広くていいですね。お部屋綺麗ですね。」など。
  • 感情的な部分を除いて、明確にリフォームや修理が必要な点は指摘してもよいです。指摘箇所は値段交渉の材料になります。ただ、やはり言い方は気を付けましょう。例えば「壁紙は貼り替えた方がよさそうですかね。」とか「ここは修理して使った方がよさそうですかね。」など。 
  • その場で値段交渉は辞めましょう。値段交渉は基本的に仲介業者を介して行うものですし、初対面で最初から値下げの話をされるのは気持ちのいいものではありません。

 

とにかく売主さんの心証をよくしておいたほうがいいです。

 

 

3.見学でチェックするポイント

見学の注意点としてよく言われるのは「建物は後で何とでもなるので、とにかく立地や周辺環境をチェックする」ということです。

と言っても建物もしっかり見ておいた方がよいですが、家の瑕疵(傾き、シロアリ、雨漏りなどの欠陥)を見つけるのは素人には少々難しく非効率なことです。

なので純粋に広さや間取りなどの使い勝手をメインに見ればよいと思います。

瑕疵を見つけることに関しては、別途プロの住宅診断(ホームインスペクション)に依頼することをお勧めします。

料金は5~10万円であり、こちらについても別途記事を書きたいと思います。

 

実際に見ておくべきポイントとしては以下になります。

(もちろんこれ以外にも、自分が気にするポイントはよく見ておいてください。)

 

立地・周辺環境

①アクセス道・接道の雰囲気、狭さ:個人的に意外と大事だったことトップ3に入ります。

 

②物件周辺の雰囲気:近くに怪しい施設や様子のおかしい家はないか

 

外観・周囲

①駐車場の寸法:大型車が入らなかったり、ドアを開けるスペースが狭かったり、進入が難しかったりしないか

②外壁を触った時に手に白い粉がつかないかチョーキングと言って塗装が劣化している証拠であり、近いうちに外壁塗装が必要

③庭から見る視界と、周囲から敷地内を見る視線:例えば、庭にテーブルを出してお茶をしようとした場合、庭から見える視界が綺麗なものでなかったり、逆に周りからの視線が気になるような場合はゆっくりくつろげない

 

室内

①玄関の広さ:マイホームの後悔箇所としてよく玄関が挙がる

②リビングの広さやキッチン・和室などとの位置関係:団欒する際の快適さや家事ストレスに関わる

③キッチンの広さ:家事ストレスへの影響が大きい場所

④コンロ、レンジフードの状態:あまりに古かったり汚れが酷いと取り替えた方がよい場合もある

⑤トイレ、洗面所、浴室、水回りの水栓金具(蛇口等)の状態:汚れが酷い場合にはリフォームやハウスクリーニングした方がよい場合もある

⑥各部屋の広さや位置関係:寝室、子供部屋など用途によって広さや使いやすさを考える

⑦収納の広さと位置関係:物が増えることを想定して収納はなるべく多く欲しい

⑧壁紙の状態(汚れや剥がれ):使用感が出やすいが貼り替えで綺麗にできるので、必要範囲を確認

⑨畳の状態(傷み):こちらも使用感が出やすいので貼り替えの要否を確認

⑩フローリングの状態(汚れや傷み):状態によってはリフォームが必要になる

⑪日当たりと各部屋の明るさ:朝・昼・夕でどの部屋にどれだけ日が当たるか

⑫窓の位置と窓から見える視界:窓の位置が隣家と重なっていると、窓の外を見た時に隣人と目が合う可能性がある

⑬ドアやふすまの位置関係:個人的にもっとよく見ておけばよかったと後悔した 

⑭ドアや窓の開閉のスムーズさ:スムーズに開かなければ家が傾いている可能性もある

 

 

4.売主さんに質問すべきポイント

見学は目で見るだけでなく、売主さんに質問して物件に関する情報を入手してください。

ここでも大事なのは周辺環境のこと売主さんの事情(売却理由)です。

少々聞きにくいものもありますが、お金を払って買う立場である以上質問する権利はありますし、ほとんどの売主さんはきちんと回答してくれると言われております。

実際に私が見学した物件でも、皆さん快く回答してくれました。

 

売主さんの事情

①今回売りに出す理由は何か
理由によって買い手有利か売り手有利かが変わってきて値段交渉の有利不利に影響します。

相続した家を早く手放したい、離婚していい思い出がないので早く手放したいという人などは、多少値段が下がっても翌年の固定資産税を払う前に手放したいという人が多く、値下げしてくれる可能性が高いです。

一方、住み替えを理由としている場合は、ローンの残債の清算や新居の資金の確保のために値下げに応じてくれない場合が多いとのことです。

私が見学した中では「仕事を引退したので実家に移住する」という人が多く、売り急いではいないので値下げしにくそうな印象がありました。

②どのような家族構成で住んでいたか:自分の家族が生活するのに問題がないか参考にします。

また、子供が小さい家は今後の教育資金のため値下げに応じてくれない可能性がありますので、それを確認する意図もあります。

③タバコは吸うか、ペットは飼っているか:アレルギーがある方などは確認しておいてください。

 

周辺環境

①隣家はどのような方が住んでいるか:どうしても関りは発生すると思うので、安心して付き合える人かどうかは重要です。

②ご近所トラブルがあったり、変わった人・気難しい人がいたりしないか:聞きにくい質問ですが、ほとんどの売主さんが快く回答してくれます。ただし、もしトラブルなどが存在したとして、売主さんが本当に正直に話してくれるのかはわかりません。

③町内会はどのようになっているか:行事や役員などを面倒くさいと思っている方は、確認しておいた方がよいです。

④コンビニやスーパーはどこを使っているか:地図上で見る最寄りより、生活に便利な店がある場合もありますので、参考までに聞いてみるとよいです。

 

建物

①家の傾き、シロアリ、雨漏りはないか:最もリフォーム費用がかかるところですので、不具合が多い場合は家の購入そのものを考えた方がよいかもしれません。

②その他、家の不具合や瑕疵はないか:あまり細かく聞いても隠れた瑕疵を見つけるのは難しいため、質問はこの程度にして別途住宅診断を行った方がよいです。

③外壁の塗り替えは行ったか(いつ):外壁は15~20年で塗り替えが必要になるため、最近塗り替えを行っていなければ注意です。

④その他、リフォームはいつ何を行ったか:物件の健全性を評価したり、住んだ後の修繕費の必要度合いを評価するために重要です。

⑤設備の不調はないか:給湯器などは年数が経つと交換が必要となるので注意です。

ハウスメーカーの保証は残っているか:築年数が浅くても二番目の持ち主には適用されないこともあるので要確認です。

 

 

5.最後に

何度も繰り返しになりますが、売主さんにとっては思い入れのある大切な家です。

家には敬意を払って見学し、売主さんからの印象をよくして、購入の申し込み時に優位になるようにしてください。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

<初めての物件見学 でも中古ではなく新築です>

<はじめての中古物件見学 築11年・オール電化・買い物が遠い>

<3件目の新築物件見学 駅9分・コンビニ3分・車が通れない>

<エリアを広げて初の物件見学(2件)築2年と築20年>

<購入した物件:マイホームの見学>

 

【中古戸建ての買い方まとめ記事】

 

筆者(やんとも)とこのブログについての紹介です( ^ω^)b

 

中古戸建てをメインに『家探し』の記事を書いています。
是非読んでみてください(^^)

 

よろしければクリックお願いしますm(_ _)m

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

 

はじめての中古物件見学 築11年・オール電化・買い物が遠い【マイホーム探し】

こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。

 

今回は初めて中古物件を見学した時のお話しをさせて頂きます!

中古戸建てを探していた私ですが、最初の物件見学は2件連続で新築建売り物件で、3件目でようやく中古を見ることになりました。


と言っても、最初の新築見学から時間が空いた訳ではなく、1件目の新築の翌日かつ2件目の新築の同日午後がこの中古物件の見学でした。

 

物件見学の流れや、見学でチェックするポイントなど、お話ししていきたいと思います。
新築と違った中古ならではのポイントもあります。

 

今回の内容は以下です。

1.見学の経緯、流れ
2.物件のチェックポイント
  ■立地
  ■接道・アクセス道
  ■周辺環境
  ■ハウスメーカー
  ■外観、
  ■間取りと広さ
  ■リビング
  ■日当たり
  ■収納
  ■設備
  ■オール電化太陽光発電
3.その他見学時のエピソード
  ■売主さんへの質問事項
  ■売主さんについて
  ■仲介営業マンについて
  ■物件のその後
4.最後に

 

1.見学の経緯、流れ

物件探しを始めてすぐ、第1希望エリアにて物件が見つかりました。
たしかその時点で、私の条件に合う物件はこの物件ともう1件ぐらいしかなかったと記憶しています。

もう1件は車通りの多い県道に直面しており、さすがに落ち着いて生活できないと思い候補から外しました。

 

見学した物件は駅から徒歩10分で、周りは住宅街小学校・中学校も5~7分と立地に関しては好条件が目立ちます。

築11年と比較的新しく、価格は私たちの予算に対して500万円ほど余りがでる額で資金面でも好条件です。

間取りは4LDK建物面積は98m2で条件に一致しています。

ただ気になっていたのが、最寄りのコンビニまで約700m(9分)スーパーまで約1,200m(15分)と買い物に関してはちょっと不便な所でした。

結果的に言えば、私が他の物件を購入した時点でこの物件の候補順位は2位でしたが、購入した家に比べると大きく差があったかなと思います。

 

不動産サイトで物件を見つけ条件をよく調べてから問い合わせをしたところ、すぐに担当営業マンから電話が来て見学を行うこととなり、こちらの都合を伝えて売主さんと日程調整をしてもらうことになりました。
その週の土日は都合が合わず、翌週の日曜日で都合をもらいました。

家探し初期の頃でしたので、気合いを入れて準備を行い、質問文やチェックポイントもしっかり考えタブレットにメモしていました。
中古物件の見学の仕方については、次回の記事で改めてお伝えしたいと思います。

 

当日の午前中は他の新築物件の見学を行っていて、こちらの物件の見学まで時間を持て余していたこともあり、1時間ほど前に近くのコインパーキングに車を止め周囲を散策した後約束の時間に物件の前に集合しました。

45分ほどかけて室内・外観の見学と質疑応答を行った後、コインパーキングに戻る途中で仲介営業マンと立ち話をして、この日の見学は終了しました。

 

2.物件のチェックポイント

立地

駅からは徒歩10分で、特別近い訳ではありませんが、希望条件の範囲です。
別の日に自分の足で歩いてみましたが、イメージ通りの10分でした。

小学校はかなり近く4分程度で、中学校も7分程度です。

ただ、コンビニが約700m(約9分)、スーパーが約1,200m(約15分)で、「急でちょっと買い物したい」という時には不便です。

日常生活をイメージするために、Googleマップで当時の自宅マンションから700mの地点を調べてみましたが、歩けない距離ではないとしても正直遠いと感じました(^^;
実際住むことになっていたら、晴れた日は自転車、雨の日は車が必要な距離でした。
逆にコンビニさえもっと近ければ、先にこの物件を契約していた可能性はあると思います。

 

接道・アクセス道

物件へのアクセスは、大通りから細い道(公道)を150mほど入り、更に短い私道に入ってから30m進んだ突き当りが、この家とお向かいさんの駐車スペースとなっています。

私道はお向かいさんと1/2ずつ負担だったと思います。
公道はわりと狭かったですが、生活に支障がないレベルです。

 

周辺環境

周囲は閑静な住宅街で、大通りからもほどよい距離です。
雰囲気は若干暗めかなとも思いましたが問題ないです。

私道を共有するお向かいさんは大きいお子さんがいる家族で、売主さんとの関係も良好とのことでした。

 

一番気になったのはお隣さんです。

敷地内は建物がよく見えないほど樹木が生い茂っていて、ほとんど手入れもされていない感じです(^^;)
家の建物はかなり古く(築50年近い?)人は住んでいそうですが、生活感は感じられません・・・

不動産サイトの外観写真にお隣さんの敷地の樹木が写り込んでいましたが、それを見た時は「隣は公園かな?」と思うほどでした・・・
完全に偏見で失礼な話にはなるのですが、このような家の住人はちょっと変わった人ではないかと思いました。

この点について、売主さんに「お隣のお家、ご近所付き合いはどうですか?変わった方ではないですか?」と質問したところ、
・60代の男性が1人で住まれている(以前は母親も一緒だった)
・変わった人ではなく、普通に付き合いもある
・敷地の一部を貸してくれており、売主さんはそこを自転車置き場にしたり、家庭菜園として使っている
と教えてくださいました。

とりあえず安心はしたものの「でもやっぱり大丈夫かな」という思いは最後までありました。

 

ハウスメーカー

この家の施工会社は大手のハウスメーカーではなく、いわゆる地元の工務店でした。
と言っても千葉県内では手広くやっているところです。

一般に小規模の工務店は、大手ハウスメーカーに比べて自由度があり、かつ同等の家であれば安価だと言われます。
一方で大手のようなブランド力や実績数、資金力を活かした手厚い保証などの安心感はありません。

高級大手に比べればちょっと頼りないかなとは思いますが、ローコストメーカーと比べればしっかりした安心できる家ではないかと思います。

 

外観

外壁は塗装ではなくサイディング(表面に専用の板材を貼り付ける工法)でした。
特別に凝った造りではないですが、汎用的なローコストメーカーと比べればちょっとした個性があり、お洒落な感じがあります。
私と違ってデザインを重視している嫁も、これならOKと言っていました(*´ω`*)

 

間取りと広さ

間取りは4LDKで私たちが希望している間取りです。
1階にLDK、和室、水回り、2階に主寝室と小部屋2つ、よくある間取りです。

建物全体の面積は98mで、決して広くはありませんがほぼ条件通りで、エリアと予算を考慮すれば身の丈に合ったちょうどよい広さです。
各部屋の広さも基本的に問題ありませんが、リビングはちょっと手狭感があるかなといったとこです。

 

リビング

リビングは11帖とちょっと手狭感がありましたが、それ以上に嫁が部屋の向きを気にしていました。

部屋の形は長方形ですが、向きは南北に長くなっていました。
すなわちどういうことかと言うと、長方形の短辺が南側になるので、日光が直接当たる面が少ない訳ですね。

   f:id:yantomo2:20210821225709p:plain

もう1つ気になるのは、図のようにテレビとソファを置いた時にテレビが近くなってしまうということです。
南の壁沿いにテレビを置いて北側にソファを置くと、貴重な南側の窓が塞がれてしまいます。これはよくないですね。

じゃあ部屋のコーナーに斜めにテレビをおけばいいやん、と嫁に言うと、その置き方はダメと言われました・・・
これは私には理解できません(・_・?)でも嫁は強くこだわっていました。

リフォームで和室とリビングの間の壁を壊して2室をつなげたら?とも提案しました。
そうすれば図の位置にテレビを置いてもソファをもっと後(左)に置くことができて、テレビとソファの距離が取れます(*゚▽゚*)

元々和室はそこまで大事ではなく、たまに来るお客さんを泊めるのと、子供が2人になって自分の部屋を持つようになった時の私の仕事部屋に使えればよいとだけ考えていましたので、通常はリビングと繋げて、必要な時だけパーテーションのようなもので仕切れればOKかなと思いました。
また、畳である必要もなくリビングとフローリング続きにすれば使い勝手もよいです。

・・・と私は考えたのですが、この案も却下され結局この課題は解決しないままでした(ーー゛)

 

 日当たり

日当たりは良好です!リビングと2階バルコニーはほぼ真南を向いています。
建物の南側は駐車スペース2台分(この家とお向かいさんで1台ずつ)を挟んでお向かいさんの家となっていますし、南東は広い農地(?)でしたので、太陽を遮るものはありません(*´ω`*)

ただし上の■リビングでも書いていますが、リビング全体に対しては日が当たる面が小さいのでその点はマイナスです。

 

収納

収納については、ウォークインクローゼットやロフトはないものの、普通のクローゼットが割と大きめで、階段下収納などちょっとした収納スペースもありました。
また屋外に物置を設置するスペースもありますので、収納は問題なさそうでした。

 

備え付け設備

家の中の設備も全く問題ありませんでした。
キッチンはIH+ビルトイン食洗機、浴室は綺麗な今どきのユニットバスで、浴室乾燥機付きです( `・ω・´) b

唯一嫁が気にしていたのは、対面キッチンの頭上の吊戸棚です。
これがあるとリビングの照明から影になるそうで、最近のキッチンは吊戸棚なしが主流らしいです。(あくまで嫁曰く)
リフォームで吊戸棚は撤去したいとも言っていました。
私は収納が多い方がいいんじゃないかと思いますが・・・

 

オール電化太陽光発電

この物件はオール電化住宅かつ太陽光パネル付きで、これは私にとっては高得点でした( `・ω・´) b

オール電化については賛否両論ですが、私は賛成派です!
電気は最も扱いやすいエネルギーですので、最終的には効率がよいのではないかと思っています。

オール電化だと、停電時に家中の設備が全滅すると言われていますが、実際にガスだけが何日も活きていて、かつそのガスが有事の生活で重宝するというシーンがどれだけあるのかと思います。
オール電化については、いつか詳細な記事を書きたいと思います。

太陽光パネルについてもわざわざ自分で付けようと思いませんが、元々付いているなら是非欲しい物です!
決して売電して儲けたいという訳ではなく、自分が使う分だけを賄って電気代が安くなれば十分オイシイと思っています。
ただしそれも、初期投資までしようとすると回収は難しいと思いますので、あくまで初めから付いているのであればの話です。

 

3.その他、見学時のエピソード

売主さんへの質問

こちらの物件は、真剣にマイホームの候補と考えていましたので、質問もしっかりさせてもらいました。

主な質問内容は、

 ・雨漏り、傾き、シロアリなどの瑕疵はないか。
 ・メーカー保証は残っているか。
 ・近隣トラブルがあったり、近所に面倒くさい人がいたりしないか。
 ・町内会はどのようになっているか。
 ・家族は何人で住んでいたか。
 ・今回売却する目的な何か。

ネットで中古物件を勧めている方は「上記のようなことはしっかり質問すべきであるし、売主さんもちゃんと教えてくれる」と言っています。
実際に今回の売主さんも嫌な顔をすることもなく、ちゃんと回答してくれましたm(_ _)m

ただ、普通の人間は都合の悪い事はなんとか隠そうとするものですので、本当に正直に教えてくれているのかは最後まで疑問です・・・
もちろんこれはどの物件にも言えることです。

 

売主さんについて

売主さんは、当日奥様がお仕事で、ご主人お1人で対応頂きました。
50代後半かと思いますがとてもやさしい方で、娘さん3人が独立してご夫婦は家を売って実家に移住しようと考えていたそうです。

売主さんとお話しするとどうしても情が湧きますので、他物件を選んだことについて申し訳ないという感情がありますし、なかなか売れないのを見るとちょっと心配にもなります・・・

 

仲介営業マンについて

一方、担当営業マンはイマイチでした。
まずメールの返信が遅く、質問に対して最後まで答えが返ってこないこともありました。

そして見学当日、おそらくサクラを使って芝居をうたれたなと思う節がありました。
このエピソードはいつか詳しくお話ししようと思います。

 

売主さんのいないところで「もし買うなら値段交渉をしたい」と伝えると、そこは「やってみていいと思いますよ。値段交渉と言うより、指値で『〇〇万円なら買います』という形がよいです。」とアドバイスをくれて、これはまともなアドバイスだったかと思います。

 

物件のその後

この物件は私が見学した後もなかなか売れずに不動産サイトに掲載され続けていました。
値下げはされなかったようですが、サイトに掲載する写真が追加されたり売れる努力をされていたようです。

私が家を購入してしばらく経ったころ不動産サイトから掲載が消えたで、売れたのかなと思いましたが、どうも売るのを辞めたのではないかと思われます。
売主さんを思うとちょっと残念な気持ちになりますが、微妙に立地が悪いのとお隣さんの雰囲気が足を引っ張ったのかなと思います。

 

4.最後に

最後に今回の物件の総評として、最終的に私が購入した家と比較した場合の良い点・悪い点をまとめてみます( ・_・)

【私の家より良い点】
 ・最低限の条件を満たしている中で価格が安い(600万円安い)
 ・こちらの方が駅からは近い
 ・オール電化太陽光発電

【私の家に劣る点】
 ・コンビニが遠い
 ・お隣さんが変わった人ではないか気になる
 ・リビングの広さと向きがイマイチ
 ・こちらの方が周辺の雰囲気は若干暗い
 ・こちらの方がアクセス道が狭い


こんな感じで見学1件目で即決には至らず、家探しは続きます。
そして、このエリアではしばらく中古物件には出会えなくなります(´;ω;)

引き続きブログにて家探しエピソードを綴っていきます。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 


初めての物件見学 でも中古ではなく新築です【マイホーム探し】 - 中古×戸建て マイホームブログ

3件目の新築物件見学 駅9分・コンビニ3分・車が通れない【マイホーム探し】 - 中古×戸建て マイホームブログ

エリアを広げて初の物件見学(2件)築2年と築20年【マイホーム探し】 - 中古×戸建て マイホームブログ

購入した物件:マイホームの見学【マイホーム探し】 - 中古×戸建て マイホームブログ

 

 

中古戸建てをメインに『家探し』の記事を書いています。
是非読んでみてください(^^)

 

 

よろしければクリックお願いしますm(_ _)m

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

 

 

 

ようやく表札が付きました【カスタマイズ・DIY】


こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。


マイホーム生活を始めて1ヶ月が過ぎ、先日ようやく表札が付きました。

楽天で購入したのですが、サンプルを見て仕様変更したこともあり届くまでに時間がかかりました。
取り付けは自分で行いました。

ちなみに表札が付くまではマスキングテープ(オシャレなやつでなく本当の塗装用のやつ:幅2.4cm)に名前を書いて貼っていました。

仕様と取り付けについてお話しいたします。

 

1.表札の仕様

表札は楽天からフリーサイズ表札を頼みました。

item.rakuten.co.jp

 

サイズ :縦11cm×横20cm(長方形)
材質  :セラミック
タイル色:メトロブラウン
文字色 :アイボリー
字体  :隷書で漢字&ローマ字の2段表記

f:id:yantomo2:20210828221708p:plain

表札のイメージ:楽天(カロカロウ)より

 

リンク先の業者さんの場合、仕様を決めて見積りを依頼すると1週間程度で文字のレイアウトイメージを送ってくれ、その仕様で確定すると2週間程度で完成品が届きます。

 

2.取り付け

接着剤を使って以下の手順で門柱に取り付けました。

 

①門柱(取り付け先)の下地処理

表札を固定する際にボルトでも補強できるようになっていたので、持っていた電動工具とコンクリート用ドリル刃を使って門柱に穴を空けようとしましたが、空かなかったので断念して接着剤onlyにしました。
やはり振動ドリルなどが必要なのでしょうか。

 

穴空けは諦めてまずは門柱の下地処理です。

  • 表札の取り付け位置を決め、コンクリートモルタル磨き用ブラシ(ヤスリ?)で磨き、前の住人さんの表札の後を削り落とし、表面を整えます。
  • 磨いた後をよく洗い流し、乾かしてパーツクリーナーで脱脂し、接着プライマーを塗布します。
    プライマーとは接着剤や塗装などの乗りをよくする用剤で、必須ではないのですが私は少しでもよく付くようにと使用しました。
    使ったの 家庭化学 の モルタル接着強化剤モルタル用プライマー です。

 

ホントはその日のうちに2度塗りしてそのまま表札を接着したかったのですが、翌日が雨予報のためプライマーを1度だけ塗って初日の作業は終了しました。

4日後から晴れ予報になったので、2度目のプライマー塗布と表札(取り付け金具)の接着に進みました。


②取り付け金具の接着

表札には取り付け金具が付属されていました。

取り付け金具は接着剤+ボルトで壁に固定できるのですが、門柱に穴が空けられなかったので接着剤のみで固定しました。
一応取り付け金具はL字型になっているので、金具に表札本体を接着する際は金具のL字部でも表札の荷重を受けることができるようになっていました。

 

と言うことで、まずは取り付け金具を取り付けます。

  • 取り付け位置を決めて周りをマスキングテープを囲います。(周囲に接着剤が付かないようにするためと、取り付け金具を水平に付けるマーキングのため)
  • 1回目のプライマーから時間が空いたので表面のホコリを取ります。と言っても、プライマーを塗った部分にパーツクリーナーをかける訳にはいかないので、マスキングテープの粘着面でペタペタしてホコリを吸着させます。
  • 2度目のプライマーを塗ります。
  • 5時間ほどプライマーを乾かしたら、接着剤をたっぷり塗って取り付け金具を貼り付けます。

    使った接着剤は セメダイン社 の スーパーXゴールドクリア。



    ここのところ愛用している多用途強力接着剤です。接着力が強く、あらゆる材質の接着に対応しています。
    長男が壊したおもちゃの修理など、接着しずらい部分の接着に使えます。無色透明なので見た目への影響も少ないです。
    ※表札を作成した業者の推奨品でもあります。

しっかり付くことを願ってこの日の作業も終了です。

 

③表札本体の接着

取り付け金具の接着剤を1日乾かし完全に固まったら、表札本体を設置します。

  • 表札のオモテ面にプライマーや接着剤が付かないように、オモテ面にマスキングテープを貼ります。
  • 事前に表札本体の裏面にプライマーを塗り、よく乾かしておきます。
  • 前日と同じ接着剤を塗って取り付け金具と表札本体を接着させます。


しっかり押さえて接着させたら、乾くまで1日祈って待つだけです。

 

3.仕上がり

1日乾燥させてしっかりきれいに接着できていました。
傾いたりもしていません。

接着剤はたっぷり付けていたので表札からはみ出して垂れていましたが、表札オモテ面と門柱の接着部周囲にマスキングテープを貼っていたため乾いた後にきれいに取り除くことができました。
マスキングは大事です。

天候にも恵まれ大満足です。

 

4.表札取り付け時のポイント

私はビビりで「上手く付かなかったらどうしよう」と思うタイプなので、自己流で剝がれにくくする対策をしながら慎重に取り付けしました。

 

以下が剥がれにくくするポイントです。

  • ボルトで補助する
    壁に穴を空けることができればボルトでも固定した方がよいです。私は壁に穴を空けることができなかったのでやりませんでした。
  • 雨予報の日は避ける
    屋外用の接着剤でも1日程度は濡らさずに万全の状態で乾燥を行った方がよいです。
  • 取り付ける壁面をワイヤーブラシ、ヤスリなどで磨く
    表面の凹凸を削って平らにする目的と、逆にツルツルしすぎている表面を少しザラザラさせて接着剤が乗りやすくする目的があります。
  • 洗剤、パーツクリーナーなどで表面の汚れを落とす
    表面が汚れていると剥がれやすくなりますので、洗剤やパーツクリーナーで磨いた後の粉や油脂を落としておきます。
  • 接着プライマーを塗布する
    より接着剤の乗りをよくするためにプライマーを塗布することをお勧めします。
  • 接着剤は厚みを持たせて多めに付ける
    接着剤を塗ったら薄く広げずにチューブから出たまま厚みのある状態で接着させてください。できれば表札本体と壁側の両方に塗った方がより接着しやすいです。
    ただし接着剤は多く塗った分押さえた時に周りからはみ出してきますので、表札の縁から少し内側に塗ったり、接着剤を付けたくない部分をマスキングテープで養生するなど対策を行ってください。
  • 表札の上縁側は切れ目なく接着剤を塗布する
    表札の上縁側は縁に沿って水平方向に一続きに接着剤を塗布してください。接着剤が途切れないことがポイントです。
    この接着剤がコーキングの役割を果たし、表札と壁の隙間への雨水の侵入を防ぎ、剥がれにくくします。
  • 先に取り付け金具だけを接着する
    表札と壁の間に取り付け金具などを挟む場合は、先に取り付け金具だけを接着し乾かして硬化させた方がよいです。
    接着剤が硬化する前に荷重をかけると剥がれてしまう可能性があるので、一度取り付け金具だけで硬化させたのち表札本体を付けた方がよいです。
  • 1週間程度安静にする
    接着剤の説明書には「1日で完全硬化」などと書かれていることが多いですが、実際は数日から1週間ほどかけてより強固に硬化します。
    なので取り付け後1週間程度はなるべく触らず、そっとしておいた方がよいです。

 

あまり神経質にやりすぎるのも疲れますが、参考にしてみてください。

 

マイホーム生活を始めて以降いろいろなカスタマイズ・DIYを行っておりますが、表札に関しては結構大事な仕事をやり終えた感じです。
きれいに貼れると気持ちがいいですね。
誰かに家を見せたくなりました。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

お家・その他のDIYを記事にしています。
是非読んでみてください(^^)

 

よろしければクリックお願いしますm(_ _)m

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

 

 

 

 

【御礼】ブログを始めて1ヶ月過ぎて

f:id:yantomo2:20211117162436p:plain

 

こんにちは、やんともです。

このブログを始めて1ヶ月が過ぎました。

 

生まれて33年間一切ブログの経験がなく、SNSもあまり積極的ではなかった私ですが、タイトルにもある通りマイホームを購入しその経験がなかなか面白かったことから家探しの体験談をブログにすることにしました。

 

なんとかはてなブログのページを作り、なんとか記事を書いて、なんとか1ヶ月続けられました。

はてなブログの使い方もよい記事の書き方もまだあまり分かっていませんが、勉強しつつもう少しブログを続けることはできそうです。


1ヶ月の成果報告を書かせて頂きます。

 

投稿記事数:17記事
ペースを落とさないように頑張ります。

アクセス数:147PV
どれぐらいが平均なのかよくわかりませんが、きっと少ないんだと思います。
でも私としてはまさかこれだけ読んで頂けるとは思ってもいませんでした。
本当にうれしいです。

読者数:7人
本当にありがとうございます。
皆様のブログも楽しく拝見させて頂き、そして勉強させて頂いております。

収益:ゼロ
収益化は狙っておりますが、最初の1ヶ月は記事を投稿することに専念しつつ、収益化の準備を進めておりました。

 

引き続き家探しについて、家のカスタマイズ・DIYについて、マイホーム生活について記事を書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 

 

よろしければクリックお願いしますm(_ _)m

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

なんとなく暗い道 家探しの周辺環境【マイホーム探し】

f:id:yantomo2:20210913215259j:plain


こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。

 

周辺環境の話になりますが、物件の見学に行くと「理由はよくわからないけど、なんかどんよりして暗い雰囲気」という道や地域に行くことがありました。
今回はそのような道・地域について考察してみたいと思いますので、周辺環境チェックの参考にしてください。

 

別にスピリチュアルな話ではありません。
予め断っておくと、私は幽霊も信じなければ宗教も信じていません。

 

1.家探しで出会った暗い道
2.なんとなく暗い理由
3.最後に

 

1.家探しで出会った暗い道

「なんか暗い」という感覚をもったのは1件目の新築物件見学の時です。


駅近ながら閑静な住宅街で、かつひな壇地で日当たりもよくよい物件だったのですが、大通りから物件までの約150mの接道について嫁が「なんかこの道雰囲気が暗くてやだ」と言い出し、言われてみれば確かにどんよりした雰囲気を感じました。
よく晴れた昼間なのに。

なぜそう感じるのか理由がわかりませんが、それが気になって物件自体もイマイチに見えてきます。

 

私は「夜になれば何かわかるかな」と思い、日が沈んだ後に再度1人で歩いてみて自分なりこの雰囲気の原因を考察してみました。

 

2.なんとなく暗い理由

①道幅が狭く道のギリギリまで建物が建っている

この接道は道幅が狭く、車2台スレスレ(実質1台分)の幅しかありません。
加えて道路両脇の家は敷地の境界近くまで建物が建っていることが多かったです。

なのでこの道は『建物と建物の隙間に通された道』という感じがあり、太陽の光が入りにくい道でした。

 

②傾斜地のため背の高い家が接している

更にこの地域は傾斜地となっており、道路の片側は擁壁の上に家が建っていました。
なので、そちら側の家は背が高く、余計に太陽の光が入りにくかった訳です。

 

③周囲に古い家が多い

少々失礼な言い方にはなりますが、この道路沿いには古い戸建てや古いアパートが多かったことも雰囲気が暗い理由かと思います。

古い家の場合、外壁がくすんでいたり寂れた感じがあったり、色使いも暗めの色だったり、家の灯りもLEDなどではなく暗めの電球の色合いだったりと、少々暗いの雰囲気を出していたと思います。

 

④近くの大通りも静か

この接道が交差する大通りは道幅は広いのですが、さほど車通りが多くなく静かであったため、大通りから脇道に入った住宅街も特に静かな感じがしたと思います。

 

⑤窪地はどんよりしている

これは見学に行った新築物件の周囲だけでなく、エリアリサーチで訪れたいくつかのエリアでも感じたことですが、周囲より土地が低くなっているエリア(窪地)は、何かどんより暗い雰囲気があります。

窪地と言っても傾斜のきつい谷間になっているという訳ではなく、人が普通に歩ける程度の傾斜がついているだけですし、隣家が特別に背が高い訳でもないのですがなぜか暗いです。

 

番外 街灯のない道

これは私が実際に見たわけではないですが、一般に家探しをする際は周囲に十分な街灯があるかを気にした方がよいと言われます。

なので物件をチェックする際は、昼だけでなく夜にも訪れてみた方がよいそうです。
都市部近郊の住宅街では街灯がないというのは珍しいかもしれませんが、地方などにはやはり街灯の少ない道もあるそうです。

ちなみに夜に物件を訪れた方がよい理由は街灯の確認というだけではなく、例えば夜に奇声をあげる隣人がいないかなど、夜に限った悪い周辺環境を見つけるためでもあります。
 

3.最後に

今回は主観が強めの記事になってしまいました。
その地域や道を暗いと思うか明るいと思うかは、個人によって感じ方が違うと思いますので、あくまで参考程度に受け止めて頂ければ幸いです。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

中古戸建てをメインに『家探し』の記事を書いています。
是非読んでみてください(^^)

 

【中古戸建ての買い方まとめ記事】

 

よろしければクリックお願いしますm(_ _)m

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

 

家探しに掘り出しモノなんてない【マイホーム探し】

f:id:yantomo2:20210913000337p:plain


こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。


今回は「家探しに掘り出しモノなんてない」というタイトルで、掘り出しモノを探してもほとんど見つからない件についてお話しします。

中古、新築、戸建て、マンション、土地のいずれにおいても、他より条件が良く他より価格が安い“掘り出しモノ物件”を期待している方がいらっしゃるのではないでしょうか。
そして本当にお得な掘り出しモノは、なかなか見つからないのではないでしょうか。

不動産に関して色々な記事を読んでいても、やはり普通の人は掘り出しモノには出会えない仕組みになっているようですので、その点についてお話していきたいと思います。

 

今回の内容は以下です。

1.不動産サイトに掲載されている物件が全て
2.安い物件や売れ残っている物件には理由がある
3.掘り出しモノに出会えない理由
4.最後に

  

1.不動産サイトに掲載されている物件が全て

物件を探している時、ネットに掲載されていない隠れ物件があるのではないかと考えてしまいますが、基本的に隠れ物件はなく不動産サイトに掲載されている物件が全てです。

私も家探しの間に何人かの営業マンと会ったり電話で話したりして、「中古を探していているのですが、よい物件を紹介できませんか?」と尋ねてみたのですが、ほとんどの営業マンから「ネットで探されていると思いますので、それ以外にはないですね。」と言われてしまいました。
やる気のある営業マンは、ネットに載っている物件でも資料を送ってきてくれることはありました。

 よく考えると当然のことで、売主も不動産仲介業者も物件を温存しておく理由はないので、基本的にネットに掲載します

仮に優先的に売りたいお得意様がいればさっさと紹介して売ってしまいますし、そのようなお得意様はだいたいお金持ちなので長々と購入を迷うこともないです。
もしお得意様が買ってくれないのであればやはりネットに掲載します。

ただし、数ある不動産サイトのうち特定のものにしか載せないということはありますので、複数のサイトで探すことは必要かと思います。
また、たまたまタイミングよく掲載準備中の物件を紹介してもらえることもあります。

 

2.安い物件や売れ残っている物件には理由がある

ネットで家探しをしていると、他の物件より安い物件や、値下がりした物件、売れ残っている物件を見ることがあり、一見掘り出しモノに見えます。
(売れ残っている物件は、一般に値下げ交渉がしやすいと言われます。)

しかし、このような物件はだいたい欠点があります。私が見た物件をいくつかお話しします。

 

まず、実際に見学に行った中古物件で、駅も10分程度で、築年数の割に価格も安い、パッと見は優良物件があったのですが、最寄りのコンビニが700mスーパーが1200mと日常生活では「ちょっとしんどいな」と思わせる物件でした。

またお隣さんがかなり古い家で敷地内は樹木が無造作にが生い茂っていて「ちょっと変わった人かな?」と思わせる雰囲気の家でした。

この物件については「初めての中古物件見学」の記事で詳細書かせて頂きます。
実際、この物件は長期間売れ残っており、値下げ交渉もいけるのではないかと思いますが、欠点は承知しておかなければいけない物件です。

 

他に新築建売り物件で長期間売れ残って値下げもされている物件がありました。
たまたま近くを通りかかったので外観を見に行ってみましたが、「これはないな」と思わせる物件でした。

物件のすぐ南側に2階建てのボロアパート(失礼な言い方ですが)が接していて、日当たりが悪いのはもちろん、1階も2階も窓を空けるとすぐボロアパートが目に入ります。

更に酷いことに、不動産サイトでこの物件を調べると建物の写真が全く載せられておりません
完成しているはずなのに写真がないということは、高確率で地雷ですね
(居住中の中古物件で、売主さんが家の写真を載せたくないということはあります。)

 

土地に関しても訳アリ物件がありました。
私の嫁は元々注文住宅派で、「掘り出しモノの安い土地があれば建ててもいいでしょ。」という考えで土地を探していました。

その中で見つけてきたのが相場の半分以下の土地で、駅からの徒歩分数や面積は問題ありません。
しかし、南側すぐに6~7m程度の擁壁が建っていて日当たりも悪く窓からの視界もよくないためこれもすぐに「ないな」となりました。

 

他にも、駅まで坂が多かったり、建物に傾きがあったり、安い物件や売れ残る物件はそれなりの理由があります
逆に「いいな」と思う物件はすぐに売れてしまうことが多いです。


実はその理論で言うと、私が最終的に購入した家も値下がりがあったため、すぐに売れなかった物件ということになります。
(実際いつから掲載されていたかは分かりません。)
私なりに欠点を探しましたが、駅からの徒歩分数ぐらいかな?と思います。

 

ここでお伝えしたいのは、安い物件に手を出してはいけないということではなく、何かしら安い理由があるのでそれを把握し、許容した上で安く買わなければいけないということです。
中古物件の購入に慣れた不動産投資家は、このように売れ残った物件を狙い目として値段交渉により安く購入し、ちゃんと入居者も集め儲けを出している人もいます。

 

3.掘り出しモノに出会えない理由

ここまで掘り出しモノに出会えない私の体験談を話しましたが、そもそも不動産売買の仕組みとして一般の人に掘り出しモノが回ってこない理由があります。

それは、良い物件があれば、まず先に資産家や不動産投資家に声がかかったり、あるいは不動産業者が自分で購入してしまうので、一般の人の目に触れることがないということです。

資産家や不動産投資家はよい物件があれば即決で買ってくれます。対して一般の人は割のいい物件であっても買うかどうか躊躇しますので、そんな人に先に声が掛かることはありません。
よって私たち庶民は、お金持ちが買いたがらない物件の中からマイホームを選ぶことになっているのです。

不動産に限らず「庶民にはオイシイ話は回ってこない」ということはよく言われます。
オイシイ話は力(金)がある人が持って行ってしまいます。
庶民にオイシイ話(割のいい儲け話)が来てもそれはオイシクナイ話だと思った方がよいそうです。

 

4.最後に

最後に本日のポイントをまとめると、

  • ネットに載っていない隠し物件はない。
  • 安い物件、値下がりした物件、売れ残っている物件には理由があるので、その理由を把握した上で安く買う。
  • お得な物件は金持ちが先に持っていくので、一般の人に回ってくることはない。

です。

 

あとおまけとして「写真が載っていない物件は高確率で地雷」です。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 

中古戸建てをメインに『家探し』の記事を書いています。
是非読んでみてください(^^)

 

【中古戸建ての買い方まとめ記事】

 

よろしければクリックお願いしますm(_ _)m

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

 

初めての物件見学 でも中古ではなく新築です【マイホーム探し】

f:id:yantomo2:20210913212003p:plain

 

こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。

 

今回は私の家探しにおける最初の物件見学についてお話しします。
中古戸建てをお勧めしている私ですが、最初の見学は2件連続で新築建売り物件でした。
これには深い意味はなく、元々「絶対に新築はなし!」と決めていたわけではなく条件さえ納得できれば新築でも可としていたのですが、たまたま見学の日程調整の都合上新築が先になってしまっただけです。


この時の見学の体験談を書いていきます。内容は以下です。

1.見学の経緯、流れ
  ■物件探し・見学の予約
  ■物件概要・見学の流れ(1件目)

  ■物件概要・見学の流れ(2件目)
2.物件のチェックポイント:見学で感じたこと
  ■未完成物件の怖さ
  ■接道について
  ■接道に面した家
  ■高低差
  ■周辺の雰囲気
  ■日当たり
  ■ひな壇物件(擁壁)
3.見学した物件のその後
4.最後に

 

1.見学の経緯、流れ

■物件探し・見学の予約

予算・条件・エリアの設定が概ね終わり、本格的に物件検索を始めてから1週間程度経ったところで、物件の問い合わせを行うようになりました。

中古で気になる物件があり見学のアポを取っていたのですが、なかなか売主さんとの都合が合わずにいたところ、同時に問い合わせしていた新築建売り物件(2件)の見学の予約が取れたため、そちらを先に見学することとなりました。

と言っても、そうこうしているうちに中古の方も見学の調整がつきましたので、見学の日程としては、土曜日に最初の1件目、翌日曜日AMに2件目の新築を見学し、日曜日のPMに中古の見学という流れになりました。
中古物件の見学にはついては改めてお話しします。

 

ちなみに、物件の問い合わせは不動産サイトから簡単にできます。
各物件のページ内に問い合わせフォームがあり、連絡先と問い合わせ内容などを入力して送信します。

まだ見学するかわからないのでとりあえず資料請求だけと思っても、結局見学に誘導されます。
そもそも資料請求と言ってもサイトの物件ページ以上に詳しい資料はないようです。

問い合わせを行うと、担当仲介会社からメールや電話で連絡がきて、是非見学に来てくださいと言われます。
ただ、一部やる気のない仲介会社からは、全く連絡が来ないこともあります。

 

■物件概要(1件目)

1件目の新築物件は、住宅街にあった古い家を壊した後の分譲地に2戸売り出されていましたが、まだ建設中の未完成物件でした。
なので、見学は建設中の現場(基礎ができたところ)を見て、その後車で30分移動して、同じハウスメーカーが建てた参考完成物件を見学しました
新築未完成物件の場合は、このように同メーカーの物件を見せられることはよくあるようです。

物件としてはかなり立地がよく、私が第一候補としたエリアの駅から徒歩5分コンビニ4分スーパー9分小学校5分とかなり魅力的でした。
また、擁壁(人工のがけ)上のひな壇地で日当たりも良く、小庭もあり、周囲は閑静な住宅街です。
ハウスメーカーは建売りメインのいわゆるローコストメーカーです。

予算的には2割ほどオーバーで購入は難しいと分かっていても、気になって見学してしまいました。
見学の予行練習という目的もありました。

 

■物件概要(2件目)

2件目の新築物件も、住宅街にあった古い家を壊した後の分譲地で、こちらは3戸が既に完成し、1戸は入居済、残り2戸がまだ売りに出されていました。

こちらも駅から6分で、1件目とは駅を挟んで反対側になります。コンビニ・スーパーも3~5分と好立地です。
ハウスメーカーはやはりローコストメーカーです。

2戸残っているうちの1戸は大幅に予算オーバーしていたため、もう1戸の安い方を主に見学したいと思っていました。
ただ、安い方でも予算の2割オーバーであり、かつ事前の情報で日当たりが悪い(南側にもう1戸の高い方の物件が建っている)と分かっていたため、買う可能性は低いかなと思っていました。

更に当日行ってみると安い方はちょうど売れてしまったと言われ、全く興味のない高い方だけを見学することとなりました。
担当営業マンもこちらが興味がないことを察していて、あまりお勧めもしてくることもなく、代わりに他の新築物件をたくさん紹介してくれました。

 

2.物件のチェックポイント:見学で感じたこと

■未完成物件の怖さ

1件目の物件は建設中の未完成物件であったため、このまま完成を見ずに契約すると考えるとやはり怖いなと思いました。
もちろん完成を待って契約することもできるのですが、完成前の他の買い手に買われてしまえばそれまでです。

完成品を見れない代わりに同じハウスメーカーの他の物件を見学することもできましたが、デザインの雰囲気は分かるものの間取りや広さは全く違いますし、同メーカーでもテーマカラーは物件ごとにそれぞれですし、本当に参考レベルにしかなりません。

このような未完成物件の場合、不動産サイトに掲載される外観・内装の写真も類似物件のものであることがあります。
そして類似物件である旨が記載されていない(よく探せば書いてあるのか?)こともありますので、これは詐欺ギリギリだなと思います。

その点、中古物件は建物のイメージができないということはありませんので、購入の判断がしやすいです。
仮にリノベーションで見た目が大きく変わるとしても、ベースが分かるだけでも大きいです。


■接道について

1件目・2件目ともに、接道に少々課題がありました。
接道(アクセス道)が狭く幅は車2台スレスレですので、日常的な運転の中で対向車とのすれ違いはストレスになるなと感じました。


■接道に面した家

2件目はリビングの窓が接道にダイレクトに面していたため、通行人の視線が気になりとても落ち着いた生活ができそうにありませんでした。
この接道は狭い道ではありますが、周囲の住宅街から駅やスーパーへ徒歩で向かうルートで重要な道なので歩行者は多いです。
実は私が最終的に購入した家も駅やスーパーへ向かう際はここを通ります。

営業マンは「窓を高めに作ってあって目線も合いにくいし、通行人はそれほどこちらを気にしないですよ」と言っていましたが、「相手がこちらを気にするか」や「目線が合うか」の問題ではなく、「こちらが見られていると思うか」の問題ですのであまりフォローになってないですね。
夜間は照明により室内が見えやすいので、正直私が通行人なら目に入るものはどうしても一度見てしまうと思います。

2件目の分譲地の3戸のうち売れ残っている1戸が最も価格が高い理由について「接道と接している面が多いから」と説明されましたが、どう見ても接道と接していることがデメリットになっていると思います。
この物件に限らず「接道との接面が多いほど物件価格が高い」という話をよく聞きましたが、「接面が多いことがそこまでメリットか?」という疑問が大きかったです。


■高低差

1件目の物件は駅から5分の駅近物件でしたが、駅と物件の間には高低差があり、最短ルートで駅に向かうと6~7mぐらいの高さの階段を登る必要がありました。
若いうちならそこまで気にしませんが、やはり年を取ったり足腰が弱くなるときつそうだなと思いました。


■周辺の雰囲気

1件目の物件は、駅近ながら閑静な住宅街で落ち着いた生活ができそうでした。
しかし、「周囲の道の雰囲気がなんとなく暗いよね」といった感想があり、明確な根拠は言えないものの立地や条件がいい割に気が進まない物件でありました。
この「なんとなく暗い」については、別の記事で私なりの考察をしてみたいと思います。

 

2件目の物件それとは逆で、1件目とは駅を挟んで反対側の駅近物件で、こちらも住宅街ではあるもののこちらは駅前商店街にも近く、かつ接道が歩行者の通りが多いことからいまいち落ち着かない雰囲気がありました。
駅近物件を探す場合は、周辺の静かさとの両立が難しいです。


■日当たり

結果的に今回見学はできなかったのですが、2件目の分譲地の3戸のうち直前に売れてしまった1戸は、すぐ南側に建物(同じ3戸のうちの1戸)があり日当たりは期待できなそうでした。
担当営業マンも事前のメールで正直に「日当たりはそれほどよくないですが、」と言ってくれておりました。

その代わりにこの家は、吹き抜けが設けられていて少しでも室内に光が入るようにされていましたが、見学ができなかったためその効果は確認できませんでした。


■ひな壇物件(擁壁)

日当たり繋がりの話で、1件目の物件は傾斜した地形に高さ2.5mの擁壁(人工のがけ、石垣)が建てられ、その上に家が建てられたいわゆるひな壇物件でした。
かつ擁壁の下は生活道路で、南側を遮るものが全くないため日当たりに関しては非常に良好でした。

一方で、この『擁壁』については注意しなければいけない点がいくつかありますので、いつか個別で記事を書きたいと思います。
擁壁の所有者は誰か、建築確認申請は取得されているか、崩落や沈下の可能性はないか、擁壁の淵から建物までに十分な距離が取られているか、建物の基礎は杭で補強されているか、などをチェックする必要があります。

今回の物件(1件目)については、営業マンに確認を取ったところ、擁壁は市の所有物で、建築確認申請も取られており、建物の基礎の一部は杭を打って補強されていたため、とりあえず崩落の心配は少ないかと判断しておりました。

 

3.見学した物件のその後

今回見学した新築建売り物件2件がその後どうなったかお話しします。もちろん私は購入することも、それ以上アプローチすることもありませんでした。

 

1件目の分譲地の2戸あるうち1戸は、私が見学した翌日に申し込みが出されたようで、その2週間後には不動産サイトから掲載が消えていました。
もう1戸も見学の1ヶ月後ぐらいには掲載が消え、完成する前に2戸とも売れてしまったようです。
いくつかマイナスポイントはあるものの、やはり良い物件だったのだろうと思います。

そういえば見学の当日、実際の建設現地を見学→30分ほど離れた類似物件を見学→営業マンと解散の後、物件の周囲の様子を確認したく自分たちで再度現地へ戻ったところ、同じ営業マンが他の家族を案内していてちょっと気まずい思いをしたエピソードがありました。


2件目の物件(分譲地の3戸のうち売れ残った最後の1戸)はその後もなかなか売れず、400万円ほど値下げされて完成から半年ほど経ってようやく売れました。
この地域ではかなり売れ残った方かと思います。

私の考察では、やはりリビングが接道に面している点が足を引っ張っていたのではないかと思っています。

4.最後に

最後に、物件のチェックポイントをまとめると。

 ・未完成物件は建物のイメージができないので注意
 ・接道の広さをチェック
 ・部屋が道路に面した家は特に注意
 ・徒歩ルートの高低差に注意
 ・周囲の雰囲気は実際に現場に行ってチェック
 ・日当たり(隣の建物との間隔)をチェック
 ・擁壁上の物件は注意
 

今回は、中古勧めている私が新築の見学を行ったエピソードを書かせて頂きましたが、新築も中古も共通する部分がありますので参考にして頂ければと思います。
また、近いうちに本命である中古物件の見学についても書かせて頂きます。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 


はじめての中古物件見学 築11年・オール電化・買い物が遠い【マイホーム探し】 - 中古×戸建て マイホームブログ

3件目の新築物件見学 駅9分・コンビニ3分・車が通れない【マイホーム探し】 - 中古×戸建て マイホームブログ

エリアを広げて初の物件見学(2件)築2年と築20年【マイホーム探し】 - 中古×戸建て マイホームブログ

購入した物件:マイホームの見学【マイホーム探し】 - 中古×戸建て マイホームブログ

 

 

中古戸建てをメインに『家探し』の記事を書いています。
是非読んでみてください(^^)

 

よろしければクリックお願いしますm(_ _)m

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村