マイホームの条件設定 最初は意外と難しいです【マイホーム探し】
こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。
今回はマイホームの条件設定についてお話しします。
これも予算と同じく家探しの最初に行うことです。
条件をしっかり定めておかないと、買った後に大きな抜けに気づいたり、余計な付加価値を付けて無駄に高い家を買ってしまう可能性があります。
それに、そもそも条件を定めておかないととても家探しなどできません。
夫婦で家を探す場合は特に収集がつきません笑
1.条件設定の例
2.条件設定で悩んだらこうする
3.私のマイホームの条件
4.後で意外と重要だと思った条件
5.最後に
1.条件設定の例
条件を整理する際は表を作って項目ごとの条件を整理しておくとよいです。
一例として私が家探し初期の頃に作った条件整理表を添付します。
今見返してみると、強気な条件があったり、そこまで必要でなかった条件もあり、少々恥ずかしいです。
あくまで整理の仕方の一例として見てください。
2.条件設定で悩んだらこうする
(1)エリア・予算との兼ね合い
条件設定は最初にやるべきことですが、エリア(最寄駅)と予算との兼ね合いで「そもそもこれって現実的な条件なの?」と設定が難しい部分もあります。
条件だけを単独で決めてしまうのではなく、候補エリアの相場を調べつつ、エリア・予算と並行して決めていくことになります。
エリアの絞り方や相場の調べ方は次回以降お話しします。
(2)途中で考えが変わったら
物件探しを進めるうちに希望条件も変わってきますので、その都度修正してOKです。
ただし、芯となる家探しの方針は固く決めておいた方がよいです。
(3)具体的な数字が分からない時は
最初の頃は「リビングは広い方がいいけど、何帖ぐらいが妥当なの?」と具体的な数値を設定しにくい部分もあります。
その場合、初めは「なるべく広く」などアバウトな表現でOKですし、現在の住居における数値が分かれば「とりあえず同じぐらいにするか、プラス1~2帖しとくか」などでもOKです。
物件見学を繰り返すうちにイメージができて具体的な数値も見えてきますし、同時に現実的な数値も見えてきます。
(4)各項目の条件に幅を持たせる
条件を設定して物件を検索しても、なかなか思うように物件が見つかりません。
しかし、ほんの少し条件を広げるだけでも、一気にヒットする数が増えたりします。
そのため、各条件項目に対してある程度幅を持たせておいた方が探しやすいです。
私の場合は、松・竹・梅のように3段階で条件を設定していました。
例えば、駅からの徒歩分数の場合、
松:7分以内なら高得点
竹:基本的に10分以内で探したい
梅:妥協しても15分以内(他の条件が良ければここまで妥協してもよい)
もしくは、代替案を作るのもよいです。
例えば、
収納は沢山ほしい→収納が少ない場合は屋外に物置が置ければOK
駐車場は2台分ほしい→駅近なら1台でもOK
(5)リフォームで対応できるものはリフォームで
必ずしも購入する家が全ての条件を満たしていなくても、リフォーム・リノベーションで対応できる項目もあります。
例えば、私が作った条件表に「フローリング:無垢」とありますが、フローリングはリフォームで貼り替えることもできます。
このような項目は家探し時点では必須条件から外せば、家が見つかりやすくなります。
このリフォーム・リノベーションと予算の兼ね合いが中古のちょっと難しいところかなと思います。
リフォームにいくらかければ条件を満たす家になるかは物件によって変わります。
特に築年数との兼ね合いについては、基本的には築古物件の方が物件価格は安くなりますが、その分リフォーム費用が高くなり総額がいくらになるのかを不動産サイトの情報だけで判断することは難しいです。
築年数に対しておおよそ以下のリフォーム費用がかかると推定して、予算と条件を設定しておくのが妥当かと思います。
築10年:100~200万円
築20年:300~400万円
築30年:500~600万円
<中古物件にはリフォームがおススメ ~リフォームには2つのタイプがある?~>
3.私のマイホームの条件
実際に私が設定した条件の主なポイントを紹介します。
(あくまで家探し中に設定していた条件で、最終的に条件を満たしたかは別です。)
(1)駅からの徒歩分数(立地の良さ)
駅からの徒歩分数やスーパーや繁華街からの近さは重視しました。
単純にこれから生活する上での利便性もありますが、これからの時代を考えて、高齢化した際に徒歩で生活できる場所に家を持つという目的もあります。
また将来的な資産性も意識しています。
(2)築年数
築10年~25年程度を条件としていました。
建物の状態も保たれていてかつ価格も落ちているちょうどよいところを狙っていました。
築年数についてはいつか詳しい記事を書きたいと考えていますが、コスパだけを考えれば築18年~20年頃が最も狙い目です。
<中古戸建ての築年数の狙い目はどこか、築古物件は築何年まで大丈夫か>
(3)広さ・間取り
建物面積は約100平米以上、間取りは4LDK以上としました。
主寝室+子供部屋+客間+仕事部屋(子供が増えれば客間と仕事部屋は兼用)、という内訳です。
(4)収納
収納の多さも重視しました。
居住スペースを物で圧迫させないために。
(5)その他
災害リスクの低さ、日当たりの良さ、駐車スペース(1台)は基本的な条件として設定しました。
私(夫)としては浴槽で足が伸ばせることも重視していましたが、戸建ての場合は狭い浴槽はあまりなかったですね。
嫁はデザイン性(外観・室内)に拘ったり、無垢のフローリングを希望したりしていました。
4.後で意外と重要だと思った条件
家探しの終盤や購入した後に意外と重要だと思った条件項目を紹介します。
(1)接道の広さ
私が物件を探したエリアは、接道やアクセス道がやたらと狭い物件が多くありました。(と言っても法律上の最低道幅4.0mは確保されていますが)
元々は嫁が「こんな狭い道イヤだ」と言っていただけなのですが、物件見学で幾度と狭い道を通るにつれ、私も「日常的に狭い道を通るのはストレスだ」と思うようになりました。
購入した物件においても接道の広さに惹かれた部分はあります。
(2)周辺環境
周辺の雰囲気の話になりますが、見学に行ってみるとなんとくなく明るいエリア・暗いエリアがあります。
直感的に「ここに住みたいな」と思うか「いまいちだな」と思うか、心理的影響が強いです。
ここも購入を決める際に大きなポイントとなりました。
(3)建物面積と間取り・収納
物件資料に記載されている建物面積はロフトや納戸などの収納スペースは含まれません。
なので収納スペースの有無によって表記上の建物面積よりも広いと感じることもあります。
実際に購入した物件も、表示上の面積は他の物件と大きな差はなかったのですが、
各部屋に大型のクローゼットもしくはウォークインクローゼットがあり、更に3帖の納戸があったことで、他の物件より一回り広く感じました。
条件設定の際は、建物面積に含まれない収納等がどれだけ欲しいか、または収納等も含めどれだけの面積が欲しいかも考えておいた方がよいです。
5.最後に
条件設定についてはこんな感じです。
初めからかっちり作りこむ必要はないですので、家探しの指針はしっかり決めておきたいところです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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