住宅ローンの審査においてマイホーム購入を有利に進めるためのポイント・注意点【住宅ローン】
こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。
前回から住宅ローンの話をしております。
今回は住宅ローンを借りる際に避けては通れない“審査”のポイントや事前にやっておいた方が良い事、注意点をお話しします。
1)あらかじめ事前審査を通しておく
2)あらかじめ正式審査の必要書類を準備しておく
3)最後に
1)あらかじめ事前審査を通しておく
前回の記事で、住宅ローンの基本的な流れとして「住宅購入の申込書を出した後にローンの事前審査を申し込む」と書いておりましたが、これはあくまで基本的な順番で、実際は家探しをしている段階で事前審査を通しておくことをお勧めします。
理由は、
- 住宅の売買契約を結ぶために原則として銀行の事前審査を取っていることが条件となるから。
- 同じ物件に複数の買い手から申し込みがある場合、先に事前審査に通った買い手が有利となるから。
です。
もし銀行の事前審査が通って、後から住宅の購入を辞めたり、他の銀行からローンを借りることになっても問題ありません。
事前審査に通った後にキャンセルすることは可能ですし、複数の銀行に事前審査を出してもOKです。
ちなみに、正式審査も複数出しておいてキャンセルすることは可能です。
ただし正式審査はそれなりに大掛かりなものですので、やりすぎには注意しましょう。
家探しの間に事前審査を出す上で注意することが何点かあります。
①収入を証明する書類
銀行によっては自分の収入を証明する書類の提出を求められることがあります。
これは基本的に源泉徴収票を出すことになると思いますので、前年のものを探しておいてください。
②借入額と物件情報
事前審査を申し込むためには申請フォーマットにいくら借りるかを入力する必要があります。
しかし、家探しの段階ではいくら借りるか、そもそもどの物件を買うかも決まっていません。
なので、この場合は適当に多めの額を入れておいてください。
後で借入額が増えると審査やり直しになりますが、額が減る分にはそのままの審査結果で進めることができます。
また、例えば「予算2,500万円だから満額の2,500万円で審査を出す」と考えて、ちゃんと2,500万円に収まるように家探しをしても、なんだかんだ予算よりちょっとオーバーということもありますので、結構多めに入れておいた方が良いです。
ただし、額を大きくしすぎて事前審査に落ちてしまうと、額を減らして審査やり直しということになりますので、その辺のバランスは必要です。
また、銀行によっては購入する物件の住所や築年数などの入力を求められることがあります。
この場合は、いくつか候補に上がっている物件のどれかをとりあえず入力しておくことになるかと思います。
では、物件情報は仮の情報を入力しておいて後で問題ないかというと、これに関しては問題ないとも言えません。
例えば、仮に『築5年』で申請しておいて実際に買う物件は『築35年』となった場合、銀行としては「築5年なら貸せるけど、築35年となると担保としての価値がないので同じ額は貸せないよ」となる可能性もあります。
立地なども同じですね。
なので、仮の物件情報は実際に購入する物件に近い条件とするか、悪い条件(価値が付きにくい物件)で申請しておいた方が良いかと思います。
③ネット銀行の仮承認・ネット審査の仮承認はあまり意味がない
事前審査の承認を得る目的は、住宅の売買契約において「この買主は物件代金を支払うことができる(その額のローンを借りることができる)であろう。」ということを売主さんに証明することです。
しかし事前審査の承認を得ている銀行がネット銀行であれば、「ネット銀行の事前審査は信用できない(正式審査で落とされる可能性がある)ので、正式審査が通ってからでないと契約しないよ。」と言われることがあるそうです。
実際に、店舗型銀行(ネット銀行でない銀行)の場合、事前審査が通れば正式審査もほとんど通ると言われておりますが、ネット銀行の場合は事前審査が通っても正式審査で落とされるということがよくあるようです。
ネット銀行の事前審査はシステムを使って非常に簡易的かつ短時間で行われますので。
なので、最低1行は店舗型銀行で事前審査を通しておくことをお勧めします。
また最近は、店舗型銀行でも自宅からネットで事前審査ができるのですが、この店舗型銀行のネット審査も同様に信用がないようです。
私の場合、家探しの時点でネット銀行1行+地方銀行1行(ネット審査)の事前審査を通していたものの、購入申し込み時には両方とも信用がないと言われ、結局申し込み時点で再度事前審査を申し込むこととなりました。
ただし、いくらネット銀行の事前審査が信用されないからと言って、ネット銀行を本命で考えている人は、ネット銀行の事前審査も予め通しておいてください。
少しでも早く手続きが進められるに越したことはありませんので。
2)あらかじめ正式審査の必要書類を準備しておく
ネット銀行を本命としていたり、ここの銀行で借りたいという強いこだわりがある人は、前章で述べたように事前審査は通しておくことをお勧めしますが、加えて正式審査に必要な書類を調べ、すぐに提出できるように準備しておいてください。
正式審査は限られた期間内に必要書類を提出し承認をもらわなければいけませんので。
特にネット銀行の場合は他銀行以上に審査に時間がかかる上、そこそこ面倒くさい手続きを全て自分でやらなければなりません。
その上中古物件の場合、銀行から提出を求められる書類を売主さんや仲介会社からもらう必要があり、たまに「紛失したみたいです。入手にちょっと時間かかります。」などと言わる可能性があります。
そうなると尚更審査に時間がかかります。
なので購入の目途が立ったら、
- 事前審査を通過すると正式審査の案内が送られてくるので、必ず事前に正式審査の方法・必要書類を確認しておく。
- 役所に取りに行く書類などは事前に取っておく。
- 売主や仲介会社から提出してもらう書類は事前に有無を確認し、契約後すぐに提出してもらえるように伝えておく。
- どうしても入手できない場合は、銀行に問い合わせて対処方法を確認しておく。
- 入手できない場合は、売買契約を結ぶ際に「必要書類が準備できないなら、審査に時間が掛かるかもしれないので。」と言って、物件の受渡し期日を遅めに設定してもらう。
特に売主や仲介会社からもらう書類については、基本的に買主としてもらう権利のある書類です。
私の場合は『建築確認申請書・検査証』という新築時の書類について仲介会社を通し提出を求めたところ、最初は「紛失した」と言われ正式審査が滞りそうになりました。
私は不動産会社の提携先銀行(店舗型)とネット銀行の2行に正式審査を出しており、上記の『確認申請書・検査証』が必要となったのは当時本命であったネット銀行の正式審査だったのですが、このままネット銀行の審査だけが遅れると本命でない提携先銀行に決めなければならないところでした。
このエピソードについては次回詳しくお話しします。
上記の確認申請書・検査証についても、「この物件が役所から承認されて建てられた物件である」ことを証明する書類であるため、当然買主としてもらう権利があります。
「すぐに出せない」と安易に言われた場合も、「購入する上で確認しないと不安だし、銀行の審査でも必要になるかもしれないので。」と強く主張してよいかと思います。
正式審査の書類に関する私のエピソードについては、次回詳しくお話しします。
3)最後に
今回は住宅ローンの事前準備に関する話でした。
私の場合は今回書いたことについて結構手こずったり失敗したなと思いますので、今回の内容は住宅ローンを借りる予定のある方は是非読んで頂きたい内容です。
次回は、住宅ローンに関する私のエピソード、不動産営業マンや銀行マンから適当なことを言われた話や、騙されそうになった話をさせて頂きます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
筆者(やんとも)とこのブログについての紹介です( ^ω^)b
家を購入する際の『住宅ローン』や『火災保険(地震保険)』について記事を書いています。
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住宅ローン 借り入れの流れと比較のポイント【住宅ローン】
こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。
今回から住宅ローンの話をしてみたいと思います。
今回は住宅ローンの基本知識、借入れの流れ、複数の銀行を比較する際の比較方法(比較のポイント)についてです。
1.住宅ローンの基本知識と借入れの流れ
■住宅ローンの基本知識
■借入れの流れ
2.住宅ローンの比較方法(比較のポイント)
3.最後に
1.住宅ローンの基本知識と借入れの流れ
住宅ローンの基本知識
住宅ローンに関する知識を書きだすときりがないので、ここでは住宅ローンを借りる際に選択肢となりうる最低限の内容に絞らせて頂きます。
【基本知識】
(1)変動金利/固定金利
(2)元利均等払いと元金均等払い
(3)団信(団体信用生命保険)
言わずもがなですが、住宅ローンの返済時に銀行に払う利息の利率(金利)が、常時市況金利と連動して変動するのが変動金利、借入期間(35年ローンなら35年間)ずっと金利が変わらないのが固定金利です。
私が家を購入した時の各銀行の最低金利は
ぐらいの金利をよく見ました。
変動と固定どちらがよいかという議論に少し触れさせて頂くと、私が調べた限りこの選択はかなり難しいようです。
お金の話に強そうな人の記事を読んでいても、明確にどちらがいいと言い切っている人は少なかったです。
日本の住宅ローンの金利は長い間低金利が続いており、なんとなくこのまま低金利が続きそうにも見えるのですが、実際は金利が上昇する可能性も十分にあるようです。
「金利が上昇しても返済できる余力のある人は変動金利を選び、余力のない人は固定金利で保険を掛けるべし」とも言われていますが、選び間違えると数百万円の損となりますのでやはり難しいです。
あとは、どのタイミングでどの程度上昇するかにもよります。
例えば35年ローンを組んだとして、返済を始めて15年経った頃に固定金利の2倍ぐらいまで金利が上昇して、その後はその金利を維持した場合、35年間の総支払額は初めから固定金利を選択した場合と大差ありません。
借入期間が短い方や、繰り上げ返済に自身がある方は、変動金利でもリスクは少ないのではないかと思います。
(2)元利均等払いと元金均等払い
返済方法の違いですが、
元利均等払い:借入期間の全期間、元金返済額+利息額が同額となるように返済する方法。
元金均等払い:借入期間の全期間、元金返済額は一定で、利息額はその時のローン残高によって徐々に減っていく返済方法。すなわち、支払額(元金返済額+利息額)も当初は高く以降徐々に減っていく。(金利の変動がなければ)
いくつか補足すると、まずこの選択肢について、元々日本の住宅ローンは元利均等払いが当たり前というか、元利均等払いしかなかったようです。
元金均等払いは比較的最近できたものであり、今でも元利均等の方が主流のようです。
また、変動金利で元利均等払いとした場合、基準金利が上昇したとしてもしばらくは同じ支払額が維持されるという制度があります。(125%ルール)
しかしこれは、金利上昇分の支払いが免除されるという訳ではなく、支払が後ろ倒しにされるだけですので最終的に支払う額は同じです。
ではこの選択肢どちらを選ぶのがよいかと言うと、私がいくつかの記事を読んだ限りは、元利均等を選んだ方がよいという意見が多いです。
仕組み上は最初の頃に元金の減りが早い元金均等を選んだ方が総支払額は少ないことになりますが、低金利状態ではその差は僅かであり、むしろ住宅ローン減税制度においては元金が多く残っている元利均等の方が減税額が大きく有利となります。
また、最初の頃は元金均等払いより支払額が少なくなりますので、その分を貯めておいて繰り上げ返済をすれば元金均等と同じように元金を減らす事もできます。
結局のところは、低金利状態ではどちらを選んでも大差はないのですが、1つ判断基準をお伝えするとしたら、
・お金を貯めて繰り上げ返済する管理能力のある人。もしくは、そもそも最初の頃に元金均等で返済する返済能力のない人。⇒元利均等
・お金の管理が甘く、強制的に徴収してもらった方がよい人。⇒元金均等
ということかと思います。
(3)団信(団体信用生命保険)
団信とは、住宅ローンの借主契約者本人が死亡した時(もしくは高度障害になった時)に、残りのローン残高をゼロにしてくれる、住宅ローン専用の生命保険です。
一部のフラット35ローンを除き、住宅ローンを借りる際はほぼ強制的に加入しなければならず、保険料は別途支払う必要はなく金利の一部から徴収されることになります。
(すなわち住宅ローンの金利はほぼ全て、団信の保険料を含んだ金利になっています。)
よく聞く「住宅ローンが借りられない。審査が通らない。」というのは、ローンそのものの審査が通らない場合と、年齢や健康上の都合で、団信という名の生命保険の審査が通らない場合と2パターンあります。
団信の審査が通らない人のために、フラット35では団信加入義務のない住宅ローンも借りることができます。
(実際に団信の審査が通らないような健康状態の人が、団信に入らずに住宅ローンを借りるというのは、リスクが高過ぎるのではないかと思いますが。)
また、団信には疾病特約を付けることができる場合もあり、これは死亡や高度障害の時だけでなく、ガンなどの大きな病気が発症した場合にも、ローン残高がゼロになったり、一時的に返済が免除されたりするものです。
呼び方は銀行によって様々ですが、疾病特約が標準で付加されている銀行もあれば、オプションで付加する銀行もあります。
または、団信の疾病特約とは異なりますが、同様の保証がある住宅ローンとセットで加入する専用の医療保険もあります。
この団信についても別途記事を書きたいと思います。
借入れの流れ
中古住宅(もしくは新築建売り)を購入して住宅ローンを借りる際の、基本的な借入れまでの流れです。
・家を探す
↓
・購入する物件を決めて、仲介会社経由で申込書を出す。
↓
①住宅の申し込みと同時に、銀行へ事前審査(仮審査)の申し込みを出す。
銀行によっては、物件に関する簡単な情報や収入を証明する資料の提出を求められるとがある。
↓
②銀行から事前審査の承認をもらう。
審査の申し込みから数日~1週間程度要する。
(承認がもらえなければ、他の銀行に審査を申し込むか、何らかの対応を検討する。)
↓
・住宅購入の売買契約を結ぶ。(仮審査を通過していることが契約の条件となることが多い。)
↓
③銀行へ正式審査(本審査)の申し込みを出す。
↓
④審査に必要な書類(役所からもらう書類や物件に関する書類)を提出する。
不動産会社の提携先銀行から借りる際は、一部書類は不動産会社から提出してくれる。
↓
⑤正式審査の承認をもらう。
審査の申し込みから2週間~1ヶ月程度要する。
※住宅の売買契約を結ぶ際に「融資承認取得期日」という期日が設けられる。
この日まで正式審査の承認が得られない場合は、無条件で住宅購入を解約できるし、もしくは売主さんと覚書を交わした上で承認を待つことができる。
↓
⑥借入れの契約に必要な書類を集める。
↓
⑦銀行と住宅ローン借入れの契約(金銭消費貸借契約書:以下、金消契約)を結ぶ。
決済の1週間~2週間程度前までに行う。
↓
⑧決済。銀行から借入額が振り込まれ、それを売主さんや仲介会社(仲介手数料)、リフォーム会社へ支払う。
↓
・基本的に決済と同日に物件の引き渡しを受ける。
いくつか補足事項として、
(1)①の事前審査は物件の申し込み前、家探しの途中でも審査を申し込むことができます。
住宅購入の契約を行うには少なくとも1行から事前審査の承認をもらうことが条件ですので、むしろ家探しの途中で事前審査の承認をもらっておき、いつでも契約できる状態にしておくと他の買い手と競争になった際に有利です。
ただし、事前審査の承認にも注意する点がありますので、次回詳しくお話しします。
(2)④の必要な書類の提出については、不動産会社の提携先銀行から借入れる場合は、不動産会社が書類を準備してくれるので楽です。
一方、提携先以外から借りる際は全て自分でやらなければいけないので結構大変ですし、物件の引き渡し日までに承認を得て金消契約を交わす必要がありますので、時間との勝負にもなります。
これも次回詳しく触れたいと思います。
(3)正式審査の承認を得なければならない期限については、〇月〇日までという明確な期限はありませんが、購入の契約の際に設定される受け渡し日に間に合うように審査の承認をもらい金消契約を交わす必要があります。
金消契約から受渡しまでに1週間近く必要であり、更に金消契約の1週間前には承認通知をもらいたいので、遅くとも受け渡し日の2週間前には承認をもらう必要があると思います。
また、購入の契約の際に『融資承認取得期日』というものも設定されます。
これは、もしどこの銀行からもローンを借りられなかった場合に、「この日までなら、違約金なしでローンを理由とした解約ができます。」という期日です。
買う気はあるのにローンの審査が通らなくて解約となり、それが理由で違約金を支払うとなると買主がかわいそうなので、買主を守るための特約として設定されます。
通常は契約の約1ヶ月後、受渡しの約1ヶ月前頃に設定されます。
契約書に記載した銀行(複数行を記載する場合もある)のうち最低1行でも審査が通ってしまうと、買主はこの権利(違約金なしで解約できる)は失ってしまいます。
(1)~(3)いずれも注意点がありますので、次回詳細をお話しさせて頂きます。
2.住宅ローンの比較方法(比較のポイント)
住宅ローンは審査さえ通れば自分の好きな銀行から借りることができます。
家の売買契約書に借入れ予定の銀行名が記載されますが、必ずしもその銀行から借入れる必要はありません。
複数の銀行を比較して、金利の低さなどで比較して1行を選ぶ人が多いですので、銀行の比較の仕方、比較のポイントについて解説します。
【比較のポイント】
(1)金利の低さ
(2)事務手数料・保証料の安さ
(3)繰り上げ返済の手数料
(4)団信(もしくは付帯保険)の内容
(5)審査の厳しさ(借りやすさ)
(6)審査期間の短さ
(1)金利の低さ
一番大事なポイントだと思います。
同じ額を借りるとしても、金利によって返済額が大きく異なります。
例えば、3,000万円を35年ローンで借りて元利均等で返す場合、金利が0.5%違うと月々の払いは約7千円違い、35年総額で約300万円の違いがでます。
ネットで「○○銀行 住宅ローン」と検索してその銀行のホームページに入れば、すぐにその銀行の金利が分かると思いますが、各銀行の金利を調べる上で何点か注意点があります。
また、ホームページの目立つところには、引き下げ幅最大の場合の引き下げ金利率が表示されています。
引き下げ金利とは、各銀行ごとに定められた基準金利(店頭金利)から、借入者個人ごとに設定された引き下げ幅を差し引いて設定された優遇金利のことです。
例えばその銀行の基準金利が2.5%として、借入者個人の“属性”によって2.0%金利の引き下げ幅が設定されると、2.5-2.0=0.5%でローンを借りることができます。
個人ごとの引き下げ幅を設定する“属性”は、その人がどこの会社に何年勤めていているか、収入はいくらか、住宅ローン以外で現在借金がないか、過去に借金の返済を延滞したことがないかなどによって決まるようです。
よって、金利何%で借りることができるか、ホームページに大きく表示された金利で借りることができるかは、人によって異なります。
もう1点、ホームページの目立つところに表示される金利は、新規ではなく借り換えローン用の金利であったり、オプション(投資商品を購入するなど)を付けた場合の金利であることが多いですので、その点も注意してください。
(2)事務手数料・保証料の安さ
事務手数料や保証料はローンを借りる際に1回だけかかる費用になりますが、こちらの安さも比較対象にはなると思います。
ただ、実際にはほぼ全ての銀行が借入額の2.2%だったと思いますので、ほぼ差はつかないと思います。
注意点は、事務手数料と保証料はどちらか一方だがほぼ全ての銀行の住宅ローンに課せられますので、「保証料ゼロ」と謳ってあっても事務手数料がかかる場合もありますので注意してください。
(3)繰り上げ返済の手数料
住宅ローンを借りた人は、頑張って繰り上げ返済して少しでも早く返済を終わらせようとするのですが、以前はこの繰り上げ返済に結構な手数料がかかったそうです。
最近はこの繰り上げ返済手数料をゼロにしている銀行も多いですので、ここも比較ポイントです。
(4)団信(もしくは付帯保険)の内容
団信については上でもお話ししましたが、疾病特約が標準で付いていたりオプションで付加できたりしますが、保証内容も様々ですので、これらの保証内容とそれを含めた金利(もしくは支払額)のバランスで比較する必要があります。
団信については別記事で詳細お話しします。
(5)審査の厳しさ(借りやすさ)
同じ人が同じ金額を借りようとしても、銀行によって貸してくれたり貸してくれなかったり審査の基準は異なります。
「あまり収入がないけど高い額を借りたい」という人は、審査の甘い銀行に限られてくることもあります。
基本的に金利の低い銀行ほど審査が厳しくなるケースが多いので、審査は厳しいですがダメ元で金利の低い銀行に審査を出してみるのもいいと思います。
一般に言われている審査の厳しい銀行/甘い銀行は、
です。
地銀や信用金庫はイメージ的には地域に根付いた人情派銀行といった感じで、事業用ローンでも地域の中小企業などを相手にすることが多いです。
対してメガバンクやネット銀行は、リスクの低い人だけを集めて低金利で貸す、ちょっと冷酷なイメージです。
(6)審査期間の短さ
これは一度審査が通ってしまえばそれ以降は関係ありませんが、住宅を契約してから限られた期間でローンを借りなければいけませんので、審査期間は短いに越したことはありません。
希望の銀行があっても期限までに承認がおりずその銀行から借りられないということもあります。
審査期間もネット情報である程度の目安を知ることはできます。
一般にネット銀行は審査が長いと言われており、金利が低いにも関わらずネット銀行で借りない(借りられない)人がいる理由の一つはこれです。
メガバンクや地銀は担当者が付いて個人の事情(審査の期限)を聞いて審査を急いでくれたりしますが、ネット銀行にはそのようなものはなく、申し込まれた順に淡々と審査されるだけです。
またネット銀行の審査は書類に不備があると送り返されて訂正して再度審査となるので、長期間かかる傾向にあります。
3.最後に
今回は住宅ローンの基本的な知識について解説しました。
次回は住宅ローンを借りる際の注意点についてお話しいたします。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
筆者(やんとも)とこのブログについての紹介です( ^ω^)b
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息子、自転車デビュー ~キックバイクに乗っていると自転車も早く乗れるようになるのか?~【マイホーム生活】
こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
先日、家の前に駐輪場を造ったことを記事にしましたが、時を同じくして4歳の息子に自転車デビューをさせることになりました。
果たして上手く乗れるようになってくれるのか、デビューの様子と自転車にまつわるお話をさせて頂きます。
1.キックバイク時代
■我が家が選んだキックバイク
■キックバイクも徐々に上達
2.私が自転車に乗れるようになった時の話
■乗れるまでかなり苦労した
■私と同じ思いをさせないために
■長崎の人は自転車に乗れない?
3.子供用の自転車
■自転車選び
■ECサイトで購入した自転車
4.いよいよ乗ってみる
■上手く乗れるのか
5.最後に(練習のポイント)
1.キックバイク時代
我が家が選んだキックバイク
いつ頃からか、公園などに行くと小さい子供がストライダーと呼ばれるペダルの無い小さな自転車に乗っているのをよく見るようになりました。
直接地面を蹴って進むやつですね。
うちの息子も例にもれず3歳の誕生日から乗っていました(≧▽≦)
厳密にはストライダーというのは商品名であり、一般名はキックバイクと言うそうです。
ただ他社製品も含めストライダーと呼ばれることが多いです。
うちの息子は「DABADA(ダバダ)」というスポーツ用品メーカーの「バランスバイク」というキックバイクに乗っていました!
DABADAのバランスバイクを選んだ理由は、
特にブレーキについては、安全のために無いよりはあった方がいいし、自転車に乗る時のブレーキの練習にもなると思い、こだわってDABADAを選びました。
ただ、なんちゃってブレーキ気味だったこともありあまり使うこともありませんでした(^^;
スタンドが無かったので個別に買って取り付けました。
ブランドにこだわったり、大会への出場を考えている場合は、本家ストライダーがよいかと思います。
キックバイクも徐々に上達
キックバイクも買ってすぐは上手く乗れていなかった思い出があります。
スピードに乗れずずっとヨチヨチ地面を蹴って進んでいました。
そのためか、あまり乗りたがってもいませんでした。
しかし気が付くといつの間にか上手に乗れるようになっており、公園に行くときはいつもキックバイクを持って行くようにせがまれるようになっていました(≧▽≦)
ただ1年半ほど使ったところで、最近は体に対してバイクが小さく感じるようになっていました。
その事もあり、年齢的にもそろそろと思い、自転車の練習を始めることにしました。
嫁曰く、最近の子供はキックバイクでバランス感覚を掴むので、すぐに自転車に乗れるようになるのだとか。
私は「ペダルが付くとまた違うんじゃない。」とあまり信じませんでした。
2.私が自転車に乗れるようになった時の話
乗れるまでかなり苦労した
私自身が自転車に乗れるようになった時のことは今でも鮮明に覚えています。
小学校に上がる前の年、5歳のゴールデンウイークの時です。
約30年も前の話です。
父に連れられて近くの小学校のグラウンドに行って練習していた時、突然乗れるようになりました。
ただ私の場合は、乗れるようになるまでかなり苦労しました(×_×)
いつもは当時住んでいたマンションの駐車場で練習していたのですが、とにかくなかなか乗れるようにならず、数ヶ月なのか半年なのか1年ぐらいなのか、とにかく子供の感覚では長い期間奮闘していたと記憶しています(´;ω;)
息子もすぐに乗れる必要はないですが、私のように長く苦悩して欲しくはないので、私も上手く教えようと考えました。
私と同じ思いをさせないために
自分が自転車に乗れるようになった時の経験とか、学生時代にスノーボードを始めた時の経験から、こういうバランスを取るものを練習する時は「とにかく広い所で練習することが大事」だと思っています!
障害物を気にせず思い切って乗ると上手くいくので( `・ω・´) b
私の時も、いつもは狭いマンションの駐車場で練習していたのが、ある日広いグラウンドで練習した途端乗れるようになりました。
ただ、私が子供の頃と違って学校のグラウンドは勝手に入れないので、息子はどこで練習させればよいのか・・・
あと大事なのは、自転車に乗る時は遠くを見ることでしょうか!
遠くと言うか、自分が進みたい方向というか。
その辺りを押さえて指導頑張ります。
長崎の人は自転車に乗れない?
ちなみに私の地元は長崎なのですが、「長崎の人は自転車に乗れない」って聞いたことありませんか?
これ半分は本当です( ・_・)
住んでいる場所にもよりますし、もちろん人にもよります。
長崎は坂が多いので、坂の近くに住んでいる人は自転車乗れない人も結構いるようです。
ただ、私の実家の近くは坂が多い訳ではないので小・中学校の友達はみんな乗れます。
また、高校で一緒になった友達は、家が遠く一緒に自転車に乗ることもないので、当時は乗れない人が多いって知りませんでした。
大学に入って周囲の人から「自転車乗れないんでしょ?」と言われ、初めて「長崎の人は自転車に乗れない」という話を知りました( ̄□ ̄;)!!
そしてその後高校の友達と会った時にその友達が自転車に乗れないことも知りました( ̄□ ̄;)!!
そう言えば一度だけその友達の家に行ったことがありますが、自転車に乗るような場所ではなかったですね笑
足腰が強いとか関係ないです!
自転車の限界を超えています(^^;
だいぶ話が逸れました。
3.子供用の自転車
自転車選び
さて、子供を乗せる自転車を買います。
自転車屋を何件か回りましたが、最近の自転車は高いですね。
私が大学生の頃は近所の自転車屋で8千円ぐらいの自転車を買って、JR3駅分ぐらいの範囲を移動していました。
今は子供用自転車でも2万円を下回る自転車はほとんどありません!?(〃゜口゜)!?
結局ネットで買うことにしました。
まずサイズですが、息子の身長が103cmに対し、18インチサイズの自転車の多くは身長105cm~対応です。
ちょっと迷いましたが、それより下の16インチサイズだと長く使えないかと思い、大きめの18インチを買うことにしました。
また、息子が乗る自転車ですので、安全性にはこだわって粗悪品を買わないようにと考えました。
自転車安全基準「BAA」というのがありますが、BAA付きはやはりちょっと高いので諦めました。
ブレーキはしっかりした物が付いていて欲しいと思いましたが、ブレーキについて詳細表記のある自転車はありませんでした。
なのでブレーキについては、使いながら点検しながら異常があれば見つけるようにします。
それ以外だとフレームの耐久性について謳っている自転車がありますので、その中から選ぶようにしました。
ECサイトで購入した自転車
最終的に選んだのは以下のSCHLMOOという自転車です。
楽天のアイトンという自転車専門店で買いました。
スポーツタイプでシンプルにカッコいいかなと思います。
初めて自転車をネットで購入しました。
そして届いたら、初めて自転車の組み立てを行いました。
組み立ては特に難しくはなく、家具の組み立てと同じぐらいで30分程度で完成すると思います。
補助輪も付属されていたのですが、とりあえず無しでやってみるかと思い取り付けませんでした( `・ω・´) b
スタンドは付いていなかったのですが、購入した店で口コミを書くとスタンドが貰えるので嫁に書いてもらってスタンドももいました\(^o^)/
そう言えば、ママチャリとかじゃないのでこれが付いてないですね。
後から支えてやるのにこれが必要と思っていましたが。
4.いよいよ乗ってみる
上手く乗れるのか
自転車も準備できたのでいよいよ乗ってみます。
どこか広い所に連れて行って練習したいのですが、とりあえずお試しで家の前の道路で乗ってみることにしました。
割と広いし車もあまり通らないので。
まず1回目。
走り出しはハンドルを持って押し出してやります。
ペダルをこぐことを忘れヨタヨタしていますが、意外とバランスはとっています。
お隣さん家の塀にぶつかって止まりました( ̄∀ ̄)
2回目。
とにかく、
・遠くを見ること
・ペダルをこぎ続けること
を言い聞かせて、さっきと同じように押し出してやります。
・・・・・・
普通に乗れてました( ・_・)
道路の終わりまで約50m並走して止めました。
折り返してもう1回走らせましたが、普通に乗れています。
ちゃんとペダルをこいで進んでいます(^^;
なんや。
自分の子供の頃を思い出してみたり、よい指導方法を考えたり、長い前置きを書いていましたが、あっさり無駄になってしましました笑
嫁が言っていたようにキックバイクがいい練習になったのでしょうか?
ただ、体に対してまだちょっと自転車が大きいのか、自力でこぎ出すことはできません。
広い公園で何度も倒れながら練習しましたが、足が地面にギリギリ着くぐらいなので、上手く地面を蹴ってこぎ出すことができません。
これについては体が大きくなれば解決すると思い、今のところはこぎ始めはハンドルを持って押し出してやります。
5.最後に(練習のポイント)
今回は息子の自転車デビューについて書きましたが、予想外にあっさり乗れてしまいました。
指導者の腕が試されることはなかったですが、私なりに自転車の練習のポイントとしては、
- 広い所で練習する
- 遠くを見る(自分が進む方向を見る)
- しっかりこぐ
- キックバイク(ストライダー)で予め練習しておく
だと思っています。
とりあえず乗れたので親心としてはホッとしています(*´ω`*)
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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ハウスクリーニング 中古住宅には必須【リフォーム】
こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。
マイホームについて私は中古×戸建てを勧めていますが、中古住宅は古い・ボロい・汚いというイメージが強いと思います。
物件にもよりますが、実際お世辞にも綺麗とは言えない物件はあります。
そんな中古のネガティブな一面を改善してくれるものがリフォームとハウスクリーニングです。
リフォームについては以前の記事で書いていますので、今回はハウスクリーニングについてお話しします。
私としては築年数によらず中古住宅を買う際はハウスクリーニングは必須かと思っています。
1.ハウスクリーニングの頼み方
2.ハウスクリーニングの範囲
3.仕上がり
4.料金
5.注意点
6.最後に
1.ハウスクリーニングの頼み方
私の場合はリフォームと一緒にリフォーム業者に発注しました。
なので、リフォームの見積りの際にハウスクリーニングの見積りも兼ねて家の中を見てもらいました。
実際のクリーニング作業は地場のクリーニング業者が行っていたようですが、こちらもリフォーム工事期間中に併せてやってもらったので、個別に鍵を開けたり立ち会ったりも不要でした。
普通にハウスクリーニングだけを頼む場合は、ネットで大手や地場のクリーニング業者を探し、清掃する範囲を決めて見積りを取って発注する流れになるかと思います。
ネットで見積り・発注できる業者もあります。
私もリフォーム業者にお願いする前は大手のハウスクリーニング業者を調べていました。
2.ハウスクリーニングの範囲
私の場合は室内一式という形で、室内の壁面(クロス)以外全てとなっていました。
なのでどこを清掃したか細かく把握はしていないのですが、私が見た限りでは
・フローリング
・窓
・サッシ
・網戸
・シャッター(内側)
・キッチン(シンク、水栓金具、排水口、レンジフード、コンロ、棚の中)
・洗面所(ボウル、水栓金具、床)
・浴室(床、壁、浴槽、水栓金具、鏡、排水口)
・トイレ(便座、便器、床)
は綺麗になっていたかと思います。
クロス(壁)は一式クリーニングに含まれない業者が多そうです。
うちの場合は1階はクロス全面貼り替えを行ったのでクリーニングはいらなかったのですが、2階は貼り替えを行っていないので本当はクリーニングしたかったです。
クロスだけ個別に依頼しようかと思いましたが、そこそこの金額だったので諦めました。
トイレについては便座を取り外して便座の便器の隙間もやってもらえないかと期待していましたが、後ほど便座の取り換えの際に見てみたら特に清掃されていませんでした。
家本体ではない付属品(エアコン、カーテン、など)は基本的に対象外です。
3.仕上がり
仕上がりとしてはかなり綺麗でした。
元々綺麗な家ではあったのですが、浴室などの水栓金具の水垢が酷かったのが綺麗になっていた点は満足度が高いです。
水栓金具については別途水回りに特化した業者に頼むべきかと思っていましたが、仕上がりを見てそこまではやらないことにしました。
※ちゃんと写真を残していなかったので、分かり辛くてすいません。
ただし、水垢は綺麗になるのですが、新品と比べればコーティングなども剝がれていますので、使用するとまたすぐ水垢がつきました。
水栓金具は本当はリフォームで取り替えたかった箇所なので、やはりいつかは取り換えないといけないですね。
ちなみに、浴室の水栓金具だけは入居後に交換することとなりました。
他にやってよかった箇所は、窓のサッシ、網戸、シャッター(裏側)です。
この辺りはホコリが溜まりやすく、かつ自分で掃除するとかなり面倒なので、ハウスクリーニングにやってもらうと気持ちよく入居できます。
4.料金
我が家の場合は4LDK室内一式で12万円でした。
戸建て一式の場合10万円~が相場のようです。
探せば安い業者もあるそうですが、やはり値段相応だとも言われます。
ちなみに、水栓金具の水垢が落ちなかったらそこだけ別業者に相談するつもりでしたが、水栓金具は1箇所あたり1万円~2万円程度です。
またクロスのクリーニングを行う場合は1m2あたり500円~1000円が相場のようです。
5.注意点
気を付けた方がよいと思ったのは備え付け(売主さんが残していった)カーテンです。
2章にも書きましたが基本的にカーテンなどの付属品はハウスクリーニングの対象外です。
クリーニング作業の際は外せるものは一度外し、作業後に再度取り付けられます。
うちの場合は売主さんが残していったカーテンがかなりホコリ被っていたので、クリーニング後に再度そのまま取り付けられると折角綺麗になった部屋が台無しです。
たまたま家の様子を見に行った時に業者さんがカーテンを外して作業しており、かつ元々カーテンは洗って使用するつもりでしたので、私の方から「カーテンは取り付けずに置いておいてもらえればいいですよ」と伝えたのでホコリのまま付けられずにすみました。
カーテンはコインランドリーに持って行って洗濯しましたが、大型洗濯機3回分のボリュームで、かつカーテンは低温乾燥で長時間を要するのでかなり疲れました。
6.最後に
中古住宅を買う場合、ハウスクリーニングは絶対お勧めです。
住み始める際の気持ちよさが全然違います。
リフォームは築浅物件の場合不要かもしれませんが、ハウスクリーニングは築年数に関わらずやってよいと思います。
短期間でも人が住めばホコリは溜まりますので。
あくまで掃除なので自分でできないことはないですが、同じレベルを自分でやろうとするとかなりの労力です。
新築を諦めて中古を選んだ代わりにリフォーム+ハウスクリーニングというのは、私は正しいお金の使い方だと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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中古戸建てリフォームのコツ【リフォーム】
こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。
私はマイホームに関して中古戸建てをおススメしており、併せてリフォームもおススメしています。
今回はリフォームのコツということで、費用を安く抑える方法や、中古住宅のネガティブなイメージをより効果的に解消する方法をまとめてみます。
(と言っても、コツを語ってよいほどリフォームの経験がある訳ではありませんが・・・)
リフォームの流れについては下記記事をご参照ください。
1.リフォーム業者探し
2.リフォーム費用を安く抑える
■相見積もりを取る
■施工範囲を絞る
■施工方法のグレードを下げる
3.中古のネガティブなイメージを解消するには
4.最後に
1.リフォーム業者探し
業者探しについては以下の記事をご参照ください。
リフォーム業者には大事な家を預ける訳ですから、しっかりした業者を探したいですし、業者選びによって費用を抑えられる可能性もあります。
なるべく相見積もりを取って比較することをおススメします。
2.リフォーム費用を安く抑える
相見積もりを取る
1章でも書いていますが複数業者から相見積もりを取ることで費用を安く抑えられる可能性があります。
施工範囲を絞る
例えば、クロス(壁紙)を貼替える場合でも側壁のみ実施して天井はやらないとすることで費用をカットすることができます。
またはキッチンを新しくする場合も、システムキッチン丸ごと交換するのではなく、コンロだけ、レンジフードだけ交換とすることで、機能的には大幅に改善しつつ費用を押さえることができます。
費用対効果で重要性が高いところだけやるという考えです。
施工方法のグレードを下げる
例えば、フローリングを貼替えたい場合、3つの選択肢があります。
①既存のフローリングを剥がして完全に貼替える。
②既存のフローリングを残し、上から薄い(2~3mm)木材を貼る。⇒上貼り
③既存のフローリングを残し、上から木目調のタイル(木材ではない)を貼る。⇒フロアタイル
費用は、②上貼りだと①正式な貼替えの2/3程度、③フロアタイルだと①正式な貼替えの1/3程度に抑えることができます。
単純に、取り付ける設備や建材・資材を安価な物から選ぶという方法もあります。
例えば、壁紙クロスについては量産クロスを選んだり、外壁の塗料はウレタン塗料やシリコン塗料を選ぶなど。
見た目だけの問題という場合もあれば、耐久性などに差が出る場合もありますので、将来的な修繕費なども考えて最適な施工方法を選択するとよいです。
3.中古のネガティブなイメージを解消するには
中古住宅の場合、古い・ボロい・汚いといったイメージを解消することもリフォームの目的の1つですが、個人的にネガティブなイメージの払しょくに特に効果的なリフォームを挙げさせて頂きます。
(1)水回りの交換(システムキッチン、ユニットバス、洗面台、トイレ)
私は以前築40年超の集合住宅に住んでいたことがあります。
その家は外観や内装はいかにも古い建物だったのですが、水回りが交換されていたことで全く不快感なく生活することができました。
全部交換すると200万円以上かかるそうですが、築年数の古い物件の場合などは特に実施することをお勧めします。
(2)クロス(壁紙貼替え)
室内で目に入る大部分ですので効果は絶大です。
4LDKの戸建てで40万円~70万円が相場です。
ちょっと上乗せしてアクセントクロスを混ぜると更に古さを消すこともできます。
(3)室内ドア・ドア枠の交換
クロスを新しくしてドアだけが古いとバランスが悪いので、併せて検討してもよいかと思います。
(4)床材の交換
これも見た目への影響が大きいです。
フローリングについては、上で書いた上貼りやフロアタイルを選べば安く済ませることもできます。
もっと安く済ませたいのであれば、トイレや洗面所のクッションフロアだけでもよいかと思います。
(5)外壁塗装
外壁塗装も外観を大きく変えることができます。
今風の色にすれば更に古さを消すことができます。
こちらも100万円以上かかりますので、過去数年以内に塗り直しがされていれば一旦見送ってもよいかもしれません。
4.最後に
マイホーム購入において新築ではなく中古を選ばれた方は、金額的にはメリットを享受できる一方、どうしても住宅の品質としては新築に劣ってしまいます。
なので、そのデメリットを少しでも埋めるためにも、よりコスパの良いリフォームを検討してみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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実施を断念したリフォーム内容【リフォーム】
こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
家探しの体験談を綴っていきたいと思います。
以前の記事で実際に私の家で実施したリフォームの内容についてご紹介しました。
今回は、本当はやりたかったけど予算の都合で断念したリフォーム内容についてお話しします。
クロス貼替え(2階)
フローリング上貼り
コンロのIH化
キッチン仕切り壁開口工事
トイレ交換
水栓金具交換(キッチン・洗面台・浴室)
外壁塗装
最後に
クロス貼替え(2階)
クロスの貼替えは1階部分は実施したのですが、予算の都合で2階部分は断念しました。
1階だけだと29万円でしたが、2階はプラス37万円掛かります。
1階は浴室などクロスを貼らない部分もあるため若干安いのだと思います。
気になったのは1階と2階の境界、どこまで貼替えをやるかですが、階段の中間に長押(なげし:横方向に木材が貼られた部分)があるのでそこで区切ってもらいました。
元のクロスもそこまで汚れている訳ではないのですが、やはりいざ並べてみるとしっかり色が分かれています。
フローリング上貼り
元々フローリングは綺麗だったのですが、嫁が無垢のフローリングにしたいということで検討しました。
本当にフローリングを貼替えると100万円以上するので、上貼りと言って既存のフローリングの上から薄い板材を貼る方法で見積りました。
1階リビング、玄関・廊下で約65万円です。
上貼りは安いのは良いのですが、床面が2~3mm高くなります。
他部屋との境界線は段差が目立たないように施工してくれます。
また、うちの場合はリビングに床暖房が設置されていたため床暖房用の上貼りフローリング材を選ばなければならず、厚みも厚く、金額も高く、デザインの選択肢も少なくなっていました。
フローリングに関しては、もっと安いフロアタイルという方法もあります。
費用は上貼りの半額程度でしょうか。
こちらは材質も木材ではなくなりますので、材質に拘る方には物足りないかもしれません。
コンロのIH化
IHの方が火を使わず安全ですし、掃除・手入れも楽ですので、IHコンロに変えようと考えていました。
機器本体の値引きが効いて26万円です。
機種はPanasonic製の中位機種だったと思います。
これについても一旦断念していますが、記事を書いている現在ガスコンロが不調のためIH化を実施する方向で検討しています。
また、IHコンロVSガスコンロについてもいつか記事を書いてみたいと考えています。
キッチン仕切り壁開口工事
説明が難しいので下の写真を見て頂きたいのですが、キッチンの側面とリビングダイニングとの仕切り壁をコの字に開口しキッチンからダイニングを見やすくする工事です。
元々嫁は対面キッチンかアイランドキッチンがよいと言っていたのですが、今回の物件を買う上でその点は諦めてもらいました。
せめて少しでもダイニングとの境がなくなるようにとこの改造を考えました。
でも嫁としてはこれをやるぐらいなら他のことにお金を掛けたいとのことでしたので、こちらも実施はしませんでした。
見積り金額は6万円でした。
トイレ交換
これは単純に、気持ちの面で新品がいいよねという理由です。
トイレのグレードにもよるのですが、1式約25万円でした。
トイレ本体は変えませんでしたが、便座(ウォシュレット)は以前住んでいたマンションで使っていた物を持ってきてDIYで交換しました。
水栓金具交換(キッチン・洗面台・浴室)
水栓金具とは、蛇口やその周辺の金属部です。
私が購入した家で最も汚れが目立ったのが、これら水栓金具の水垢です。
是非交換して気持ちよく使いたいと思ったのですが、やはり予算の都合で断念しハウスクリーニングに期待することとしました。
結果としてはハウスクリーニングで許容範囲には達したかなと思いますので、問題なく住めそうです。
ハウスクリーニングの回でも詳しくお話ししたいと思います。
水栓金具交換費用は以下です。
・キッチン水栓金具 4万円
・洗面台水栓金具 3万円
・浴室水栓金具 4万円
・浴室手すり 6万円
これらも全て断念したのですが、浴室の水栓金具については入居後すぐに不具合が出て交換することになりました。
その件については入居後の話として別途書かせて頂きます。
外壁塗装
例外的に挙げさせて頂きますが、やろうとして断念した訳でも見積りを取った訳でもありませんが、よくあるリフォームとしては外壁塗装があります。
見た目を綺麗にするという理由もありますが、雨漏りなどを防ぐためにも15年に1回程度は実施した方がよいらしいです。
私の家はたまたま2年前に売主さんが塗り直していたため不要でした。
もしその時塗り直しがされていなければ、150万円程度かけて塗り直していたと思います。
最後に
今回やりたかったけど断念したリフォームを紹介させて頂きました。
マイホームの購入においては家本体で予算枠をほぼ使い切ってしまったため、リフォームは厳選して約100万円に抑えました。
上記以外でも見積りを取ったリフォームはありますが、ユニットバスの交換やシステムキッチンの交換などのよくあるリフォームですので記事では割愛しました。
また途中でも書きましたが、入居前のリフォームでは断念したものの、入居後の不具合が出て結局実施したものもあります。
それらについては入居後のトラブルの話としていつか書かせて頂きます。
それ以外の断念したリフォームについてはいつかは実施できればなぁと思っています。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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駐輪場を造るPart5(最終回) スタンドの設置&まとめ【DIY・カスタマイズ】
こんにちは、やんともです。
中古戸建てを購入しマイホーム生活を始めました。
駐輪場造りの最終回&まとめです。
1.これまでの工程
2.スタンドの設置
3.作業のまとめ
4.最後に
1.これまで工程
Part1:候補地を探す
駐輪場を造る理由と候補地選びです。
元々の駐輪場が1台分しか止めることができず、またお隣さんの車とうちの車の間を通らないと止められないため、止めやすい駐輪場を造ることにしました。
駐輪場を造る場所は、家の前の道路に面した花壇です。
Part2:植木の伐採
花壇の奥に植木が植えられており、自転車を止める際に干渉するので業者に頼んで伐採してもらいました。
Part3:植物の撤去
花壇に植えられた植物を撤去しました。
Part4:地面を造る
花壇の土を取り除いてレベルを下げ、小石を敷きました。
2.スタンドの設置
駅の駐輪場にあるように前輪をはめるスタンドを設置します。
自転車のスタンドで自立できないこともないのですが、道路に沿って自転車を止めるので道路側に倒れないようにスタンドを使って立てます。
駐輪場計画当初は取り敢えず1台分でよかったのですが、造っている途中で息子もそろそろ自転車デビューするかという話になり、2台分設置することになりました\(^o^)/
選んだのはこのスタンドです。
11kgと重く作ってあるので、アンカーボルトで地面に固定しなくても自重で自転車を支えてくれます( ^ω^)b
また、タイヤの径によって4つのサイズを選ぶことができますし、電動アシスト付き自転車のような幅の広いタイヤでも対応できます( ^ω^)b
安定させるためにスタンドの下にゴムシートを敷きました。
基本的にスタンドの自重で自転車を支えるのですが、電動アシスト付き自転車は自転車本体も重いので、念のため金属の杭を打ち込んで固定します。
これで駐輪場が完成しました。
2台止めてみましたがいい感じです( ^ω^)b
縦列駐車なのでやや止めにくいですが、許容範囲です。
3.作業のまとめ
土日で少しずつやって、1ヶ月以上掛かりました。
のべ作業時間は記録していませんが、20時間は超えていると思います。
掛かった費用は
植木伐採(業者):9,000円
土・植物の処分(業者):7,000円
防蟻剤・ベント剤:9,500円
ブロック・レンガ・セメント:1,500円
小石:5,000円
スタンド(2個):30,000円
ゴムシート・杭:2,000円
小物:2,000円
合計:66,000円
結構かかりましたね~(^^;
スタンドが半分と、シロアリ対策も結構使ってしまいました。
息子の自転車のためにスタンドを追加したことを除けば、おおよそ予算内でしょうか。
私のDIY人生の中でもかなり大掛かりな方だと思います\(^o^)/
4.最後に
駐輪場としてはかなり便利になりました。
そして何より途中で頓挫せずに完成してよかった。
上でも書きましたが駐輪場を造っている間に、息子に自転車デビューさせることになりました( ^ω^)b
自分が子供の時は乗れるようになるまでに結構苦労した記憶があるので、息子も上手く乗れるようになるのか少々不安ですね。
息子の自転車デビューについても、近いうちに雑記で書きたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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お家・その他のDIYを記事にしています。
是非読んでみてください(^^)
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